原田ひ香 『図書館のお夜食』2023/08/27

心配したわんこたちのお腹の調子は大丈夫でした。
食物繊維たっぷりだったせいか、二匹は大きなブツを出しました、笑。
食いしん坊の兄はお腹が空いたと五月蠅くて、寝ていたいママは起こされました。
消化がよかったのかもね。ご飯もちゃんと食べたし。
気が向いたら、来年の誕生日にも作るかも。


「ママ、僕はいつでも大歓迎です」by ヨーキー弟

わんこたちの話題を載せていると、本が溜まってきました。
文庫本のことは後でまとめて書きますが、まずは新刊から。


東北の書店に勤めていた樋口乙葉は、SNSを通じて不思議な仕事にリクルートされた。
親に反対されたが、もともと書店の仕事を辞めようと思っていたところなので、その仕事に飛びついた。
職場は東京の郊外にある、夜七時から夜中の十二時まで開いている「夜の図書館」。
亡くなった作家が寄付してくれた本を展示し、整理するのが業務で、入館料を取り、利用者に観覧し、貸出はしていない。
給料は15万円と安いが、寮が無料というのがいい。
働いている人たちはそれぞれ書店や古書店、図書館に勤めていたようだ。
食堂があり、毎日作家にちなんだ美味しい料理が食べられる。
例えば井上靖の『しろばんば』にちなんだカレーとか。

こんな不思議な図書館に働く人たちと利用者たちの織り成す出来事は…。

期待して読んだのですが、ちょっと残念な出来でした。
無理してお料理を出さなくてもいいんじゃないかと思いました。
続きがあるような終わり方なので、評価は続編を読んでからということにしておきますね。

それにしても夜の図書館というところに引かれます。
こんな図書館があったら、是非利用してみたいですね。
食堂は来館者も利用できるのかしら?(本の中に書いてあったら、ゴメン、私、気づかなかった)
今回出てくる本は誰もが読んだことのありそうな本なので、身近に感じていいかもしれません。

そういえば『古本食堂』の続きはないのかしら。

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