堂場瞬一 『謀略』&『標的の男』 ― 2025/02/05
警視庁追跡調査係シリーズの三作目と四作目。

『謀略 警視庁追跡調査係』
追跡捜査係は連続強盗殺人事件の特捜本部に派遣された。
あてがわれたのは、普段は倉庫として使われている、窓がひとつもない、狭い会議室。
派遣は鳩山が決めたのだが、「後から出てきて引っ掻き回すな」という感じだ。
二つの事件はほぼ一ヶ月の間隔を置いて都内の運河沿いの側道で発生した。
犠牲者は二人とも、二十代のOLで、帰宅途中に襲われ、殺された。
同一犯のように思われたが、解決の糸口がないままに半年が経っている。
調書を読んでいて西川は第二の事件現場に落ちていた靴のことが引っかかり、特捜本部の管理官の阿部に聞くが、細かいことを気にし過ぎとけんもほろろの扱いだった。
一方、沖田は犠牲者の二人が歩いたルートを辿ってから徹底した聞き込みを開始する。
事件は通り魔によるものなのか、それとも・・・。
沖田と西川は誰も着目していなかった被害者二人の共通点を探す。
すると・・・。
『標的の男 警視庁追跡調査係』
服役中の男が刑務官に告白した。
五年前に起きた墨田区の不動産業者の強盗殺人事件の犯人は熊井悦司だというのだ。
墨田区の特捜から追跡捜査係に動向監視の要請が来て、沖田が派遣される。
しかし、沖田は警察に気づき疾走してきた熊井を止められず、熊井は逃走してしまう。
沖田は足首を骨折し、しばらく入院する。
沖田は大嫌いな書類仕事をあてがわれ、彼の代わりに西川が聞き込みに行く。
だが、大人しくしている沖田ではない。
無理やり退院し、静岡刑務所で服役者に会ってくるという。
そんな時に熊井が自殺する・・・。
追跡調査係はそうとう捜査一課から嫌われていますね。
捜査一課の刑事たちはプライドが高いですから、自分たちのあら探しをされていると思うと許せないのですね。
もっと謙虚になった方がいいと思います。
そうすると未解決事件もなくなり、追跡調査係も出ばる余地がなくなりますよ。
追跡調査係には西川と沖田以外に若手が三人います。
極端に無口な大竹といつもどことなくうわの空だけど真面目な庄司基樹、外回りが好きで、明るく素直な三井さやか。
庄司と三井は犬猿の仲というか、さやかが庄司をものすごく毛嫌いしています。
何故なのか、西川も沖田もわかりません。
私はそんなさやかが好きになれません。
テレビドラマを見ないので、知りませんでしたが、『交錯』が昨年、ドラマになっていたんですね。
沖田役が遠藤憲一で西川役が高橋克典。
ごめん、二人とも私のイメージとは違います。
響子が観月ありさだって、沖田と年齢違い過ぎませんか。
ドラマを見ると違和感がないのかもしれませんがね。
五作目の『刑事の絆』はアナザーフェイス・シリーズとのコラボ作品です。
イケメン大友刑事が登場します。
私のブログにどんな事件を扱うか書いていないので、出版社のあらすじを抜粋してここに書いておきます。
大友が「ベンチャー企業が開発した、次世代エネルギー資源を巡る国際規模の策謀に巻き込まれた」のだそうです。
興味のある方は『凍る炎』からお読みください。
その方がお話がわかりやすいでしょう。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2025/02/05/9752494/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。