赤瀬川原平+山下裕二 『日本美術応援団』 ― 2010/10/01
路上観察者でトマソン研究家の赤瀬川さん(実は前衛芸術家で、千円札事件被告、イラストレーターでもあるのだ)と明治学院大教授の山下さんが、わざわざ日本全国の美術館を回り、日本美術の本物を見に行って語るというのが、この本です。
以前『京都、オトナの修学旅行』を読みましたが、どっちが先なのかしら?
表紙に学ランを着た変な中年おじさんが二人。相変わらずキモかわゆいです。
以前『京都、オトナの修学旅行』を読みましたが、どっちが先なのかしら?
表紙に学ランを着た変な中年おじさんが二人。相変わらずキモかわゆいです。
まあ、気にしないでください。内容はまとも・・・かな?
亀甲文の瓶子を見て、「このえも言われぬ 「きゅっ」とした曲線が、何かを連想させるでしょう。たとえるとしたら・・・。」とかHなことを想像したり、「雪舟は長嶋と野茂を足したような奴だった」とか等伯を「俗人の極み」とか言っちゃったり、絵を語るのに「乱暴力」と名付けたり、二人で好き勝手に話をしてますが、とっても「愛」を感じます。
顔に似合わず(?)キュートな二人です。
今度美術展に行くときに是非一緒に行ってもらえないでしょうか。お願いします。
「根来亀甲文瓶子」 細見美術館蔵
(これから何を想像したのかしら?)
(これから何を想像したのかしら?)
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