≪アリーナ・コジョカル ドリームプロジェクト Bプロ≫@ゆうぽうとホール2012/02/24

今回の舞台は寝不足なので心配だったのですが、寝ることもなく、前の座席の人がいなかったので、ストレスなく見ることができました。
とっても楽しい公演でした♪
英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル六人にイングリッシュ・ナショナル・バレエの二人が加わり、特別ゲストにハンブルク・バレエのアレクサンドル・リアブコが出演しました。



Bプロ
「ラリナ・ワルツ」
振付:リアム・スカーレット
音楽:ピョートル・I・チャイコフスキー

アリーナ・コジョカル
ローレン・カスバートソン
ロベルタ・マルケス
ヨハン・コボー
スティーヴン・マックレー
ワディム・ムンタギロフ(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)
セルゲイ・ポルーニン

公演のほぼ全員が登場します。こんなにプリンシパルが一堂に会するのは滅多にないですね。
途中から5人になったのでアレ?と思っていたら、次がある人が抜けていたのですね。
これからの動向が注目されているポルーニンはイケメン。私好みです。まだ21歳ですからバレエを止めるなんてもったいないです。ウクライナ出身だそうなので次はボリショイなどロシアのバレエ団にお入りになってはいかがかしら?

「タランテラ」
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ルイス・モロー・ゴットシャルク

ロベルタ・マルケス   スティーヴン・マックレー

前にヴィクトリア・テリョーシキナとレオニード・サラファーノフのを見ています。私はサラファーノフのコンビの方が好みです。もちろん見かけで。マックレーさん、ごめんなさい。あなたもいいのですが、このかわいらしい曲にはサラファーノフの方がぴったりというだけです。

「くるみ割り人形」よりグラン・パ・ド・ドゥ
原振付:ワシリー・ワイノーネン
音楽:ピョートル・I・チャイコフスキー

ダリア・クリメントヴァ(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)
ワディム・ムンタギロフ(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)

この音楽を聴くと、胸が高鳴ります。何故でしょうか。
幸せを感じさせる曲なのでしょうね。

「ディアナとアクテオン」
振付:アグリッピーナ・ワガノワ
音楽:チェーザレ・プーニ

ローレン・カスバートソン   セルゲイ・ポルーニン

これも2度目かな。
ポルーニンの足の長さは胴体の半分か。
変なところに関心していました。

「椿姫」より第三幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:フレデリック・ショッパン

アリーナ・コジョカル   アレクサンドル・リアブコ

ピアニストが今一だったような。ピアノ自体の音がよくないのかしら?
何回もこの場面を見ています。踊りは完璧何なんでしょうが、マルグリットの腺病質な感じがないというか・・・。
愛しているけれど、でもダメ。でも・・・。という切実さが感じられなかったのです。
リアブコのコジョカルではない人との『椿姫』を見てみたいです。

「ザ・レッスン」
振付・デザイン:フレミング・フリント
音楽:ジョルジュ・ドルリュー

教師:ヨハン・コボー
生徒:アリーナ・コジョカル
ピアニスト:ローレン・カスバートソン


これを見たくてBプロにしました。
イヨネスコの不条理劇をどうバレエにしたのか興味がありました。
昔渋谷ジャンジャンでこの劇を見ました。懐かしいですわ。
バレエ教師と生徒の話に変えてあります。
ヨハンがキモクテ、とっても気に入りました。狂気じみた役が上手いです。
実は私は彼の見かけ(あくまでも見かけで踊りではないです)があまり好きではないのです。でもこの教師役ははまってました。いいわぁ~。(私ってどんな趣味?)もちろんコジョカルもいたいけな生徒役がぴったりです。


「ドン・キホーテ」ディヴェルティスマン
原振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス

アリーナ・コジョカル
ローレン・カスバートソン
ダリア・クリメントヴァ
ロベルタ・マルケス
ヨハン・コボー
スティーヴン・マックレー
ワディム・ムンタギロフ
セルゲイ・ポルーニン
その他 東京バレエ団

最後は楽しい演目です。バジルとキトリが四組もいるんですから。
どの組も頑張っていました。

この公演、疲れていたにもかかわらず眠くならずに最後まで楽しめました。
ロイヤルバレエのすごさを再認識しました。
誰が何を踊るか誰が決めたのでしょうね。いい選択だったようです。
この前のパリオペよりも楽しかったです♪