小型犬を飼う時は注意しましょう2013/03/09

今日のわんこです。


洋服を着たように見えますが、洋服ではありません。
今日、動物病院に行ってきました。
テーピングをはずし、その代わりに古いタオルと包帯で腰のところを固定されました。
前回の獣医さんは若い男性だったのですが、今回は獣医暦30年以上の女性です。
犬を飼ってからトリミングの人や散歩の時に出会った人に、どこの獣医さんがいいか聞いていました。
家の近くで2軒、よさそうな病院がありました。
一番近い病院は女性の医師が怖くて、「躾の悪い犬ね」とか「きたない犬ね」とか言われ叱られるそうなのです。
ネットでは、なんの説明もなく治療されたとか書いてありました。
もう一つの病院は、院長先生は腕が良く、設備が新しいのですが、治療費が高いそうです。
何かあった時を考えると、やっぱり近くの方がいいので、思い切って行ってみました。
行ってみてよかったです。とっても丁寧に犬のことを教えてくれるのです。
口コミは参考程度にして、自分で確かめてみることが必要ですね。

柴犬よりも小さな犬は、どんな犬種でも膝が悪くなる可能性があり、我家の犬の場合、他の動物病院に行ったら、すぐ手術をするということもあるそうです。
今は手術をしませんが、何回も膝がはずれていたら腱が伸びてしまい、腱が伸びてしまったら手術をするしかないそうです。

外国では犬を室内で飼っていますが、床が日本のフローリングのような滑る素材ではないので、大丈夫なのです。
小型犬はたいした高さではない所から降りて(落ちて)、骨を折ることもあるそうで、気をつけなければなりません。
骨が細いので骨の中にある髄が少なく、折れるとくっつき難いのだそうです。
膝を悪くしたり、骨折をしたりしないように、EVA樹脂のようなクッション性のあるマットを敷いておき、フローリングの上は歩かせないようにするようにして、普段から気をつけておかなければなりません。
膝に関節がちゃんと入っている時は、犬の腕を持って抱き上げた時に足先が外を向いているそうです。内側だと外れているということです。
関節の入れ方も教えてくれました。
こういうことはペットショップでもペットショップ附属の動物病院でも教えてくれませんでした。

用事で出かけたところにドンキホーテがあったのでマットを買ってきました。


早速ケージの中に敷きました。遊ぶ部屋にあるジュータンも片付けて、これを使おうと思います。
散歩は歩道ではなく近くの公園の土の上を歩かせることにしました。
長いリードを使い、自由にさせてあげるといいそうです。ドッグランも利用しようと思います。


ケージの中で後ろ足で立たないように、上に100円ショップで売っていた金網をつけました。
病院ではタオルに穴を開けて包帯で結わえるといいと教えてもらいましたが、暗くなるのでかわいそだと思い金網にしてみました。

医師によると小型犬は人間が作ったものなので、色々と身体の面で不都合がでてくるのは当たり前で、純血種であればあるほど先天異常のある仔が生まれるようになっているそうです。
ハーフ犬は純血種の犬よりも優性の遺伝子が伝わる可能性が高い(メンデルの法則かな)ので、近年、よく交配させるようになったのだとか。
10年以上も前から、それ以前とは違う症状の仔が現れるようになってきたそうです。
犬にもアレルギー症状があり、化粧品アレルギーもあるので、化粧した顔は舐めさせないようにしなさいと言われました。
混んでいるのにもかかわらず、一時間近くも色々とお話をして下さり、ありがたかったです。
これからも通わせていただこうと思いました。

家の犬のことを気にいってくれたのか、診察を終えた後に診察室からわざわざ出てきてくださり「この犬はいい犬よ。頭がいいわよ。今からしつけるといいわよ」「散歩の時は引っ張ったら立ち止まりなさい。絶対にリードを引いては駄目よ。脚に悪いから」など教えてくれます。
訓練を受けさせようかと思うと言うと、いい訓練士の電話番号を教えてくれました。

フランシスは今回のタオルと包帯で作ったコルセットのようなものが気に入ったのか、嫌がっていません。
一週間ほどこのままです。後は普通の生活でいいそうですが、獣医さんに教えてもらったように日常生活から注意していこうと思います。
膝の手術など受けさせたくないですもの。