アレクサンダー・キャンピオン 『リンゴ酒と嘆きの休暇』2013/03/16

パリのグルメ捜査官シリーズの二巻目。


第一作『予約の消えた三ツ星レストラン』では読みにくさがあったのですが、今回の本は前作よりもずっと読みやすくなっています。
翻訳家がいっしょですが、何かあったのでしょうかね。

ブルジョア警視カプシーヌは夫と共に休暇で伯父の住む大邸宅へお呼ばれして行きます。
伯父はカプシーヌが警視になるのに大反対して連絡を絶っていたのですが、そろそろ仲直りをしたくなったらしいのです。
カプシーヌたちは名産のリンゴ酒やカマンベール、キノコなどのご馳走を食べ、狩猟に参加します。
ところが狩りの最中に不審な事故が起こります。
地元の憲兵隊は事故として扱おうとしますが、伯父は殺人ではないかとカプシーヌに捜査を依頼します。
カプシーヌはパリで起こっている眠り姫事件と共に田舎の事件まで捜査しなければならなくなりました。

なんとも優雅な暮らしです。
未だにフランスのブルジョアたちは狩猟などを愉しんでいるのですね。
フランスの警察組織がどうなっているのかわかりませんが、アメリカと比べると、なんかわかりずらいです。
そういえばフランス人によって書かれたミステリー作品って読んだことはなかったような・・・。
有名なものはなんでしょう。アルセーヌ・ルパンかな?


四年目のシクラメンが咲きました。


シクラメンというと冬の花だとばかり思っていたのですが、何故か我家のシクラメンは今頃咲きます。
冬に外に出していたせいかもしれません。

さて、犬のことですが、久しぶりに散歩に連れ出しました。
近くの公園は土なので長いリードを使って人のいないところで獣医さんに言われたように好きに遊ばせました。
トイプードルとチワワの二匹と知り合いになりました。


ぼけていますが、カラビナを咥えた写真です。
まだまだ子供です。