「アガサと殺人の真相」を観る2022/11/13



大田黒公園ではまだ緑だったイチョウの葉がここでは散っています。
日当たりの違いかしら?


兄が水を飲んでいるところを撮ろうとすると、弟が割り込んできました。
弟はいつも兄の邪魔をして、水を独り占めしようとする悪い子ですww。


1926年12月にアガサ・クリスティは11日間失踪しました。
その間に彼女がどこにいて、何をしたのかはわかっていません。
あなたならどんなことを想像をしますか?
それをドラマにしたのが、この「アガサと殺人の真相」です。


1926年12月、アガサ、36歳。

アガサは執筆に行き詰まり、シャーロック・ホームズ・シリーズで知られているアーサー・コナン・ドイルに相談に行く。
アーサーはゴルフをしており、アガサは無理矢理ゴルフをやらされ、やっとスランプの時にしたことを教えてくれる。それはゴルフ場の設計だという。

書斎で離婚を言い出した夫と言い合いをしている時に、秘書のカルロがメイベル・ロジャースという元看護師が面会しに来ていると告げる。
彼女はアガサに六年前に友人のフロレンスが殺された事件の謎の解明を依頼する。
アガサは断るが、メイベルは資料を置いていく。

アガサはアーサーの助言通りにゴルフ場の設計をしてみようと思い、専門家のところに行くが、女に設計はできないし、設計の依頼は来ないとすげなくされる。

その夜、書斎の絨毯の染みを取っていると、メイベルが置いて行った資料が目に入り、アガサは読んでみる。
事件に興味を持ったアガサは早速メイベルに会いに行き、詳しい話を聞き、依頼を引き受けることにする。

アガサは架空の大富豪ダワー氏の遺産相続を口実に、事件の容疑者たちを屋敷に招くことにする。
アガサは法廷代理人のメアリ・ウェストマコットに、メイベルはダワー氏の家政婦に扮することにする。
容疑者は五名:いとこのランドルフとフロレンス殺しの元容疑者のトラビス・ピッグフォード、患者を殺しかけた看護師ダフネ・ミラー、帰還兵でフロレンスが亡くなる前に会いに来ていたザキ・ハナッチ、フロレンスが殺された日に会いに行く予定だったローズ夫人。
ダフネには父親のウェイドが、ローズ夫人には息子で元従軍牧師のフランクリンが着いて来ていた。

アガサはまずダフネたちと面談をする。
その時にウェイドの言った言葉からアガサは彼をフロレンス殺しの犯人だと断定。他の容疑者たちにはダフネが遺産の大部分を相続すると告げる。
ところがウェイドが殺される。
やってきたディックス警部補はクリスティ女史が行方不明のため、彼女の捜査に五千人の警官がかり出されているので、人出が足りなく、三人しか来られなかったと言う。

果たしてアガサはフロレンスとウェイドを殺した犯人を見つけ出せるのか。

謎の11日間にアガサが殺人事件の犯人捜しをしていたというのは、面白い発想ですね。
それにしても彼女を探すために五千人もの警察官が動員されたなんて、本当のことなのでしょうか。
それほどクリスティは有名だったのでしょうか。今なら考えられないですよね。

アガサを演じていたルース・ブラッドリーは特に眼鏡をかけて変装した姿が可愛かったです。変装になっていたのかどうか、疑問ですけどね。
だってディックス警部補にすぐに見破られていましたから、笑。
アガサが犯人を間違えたりするのもよかったです。

暗いシリアスな映画だと思って観ましたが違いました。
茶目っ気のあるアガサが観たい方は是非ご覧になってください。

シリーズで他に「アガサとイシュタルの呪い」と「アガサと深夜の殺人者」があるようです。アガサ役が毎回違うそうですよ。

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