「ロール・ザ・ドラム」を観る ― 2024/10/10

1971年、スイス、ヴァレー州の小さな村、モンシュに住むワイン醸造家のアロイスは、村のブラスバンドの指揮者をしている。
今年、三年ごとに開かれる音楽祭があり、オーデション通過を目指して練習している。
これまで一度もオーデションに合格したことがなく、アロイスの指導力を疑問視している楽団のメンバーが、アロイスに内緒で村出身でパリで活躍している音楽家、ピエールを呼び寄せる。
このことを知ったアロイスはピエールを受け入れようというメンバーを楽団から追い出す。
ピエールは医師だった父の家に犬のシボレーを連れて行く。
父の家が火事になった時には帰って来なかったが、金欠なので、母が遺した土地を売るために戻ったのだ。
ピエールは女性や移民など楽器が弾ける人をすべて楽団のメンバーにした。
アロイスはことごとくピエールの邪魔をする。
楽団のメンバー募集の張り紙をはがして回り、醸造所で働くイタリア系移民たちに、ピエールに協力するなら仕事を首にするとまで言う。
イタリア系移民の若者、カルロには首になりたくないなら、ピエールの楽団に入り、スパイをするようにと申し渡す。
アロイスの妻、マリー=テレーズは夫のやり方に腹を立て、腹いせに女性参政権運動に参加する。
昔、アロイスとピエールはマリー=テレーズを奪い合ったようだ。
マリー=テレーズは夫への当てつけにピエールと仲良くする。
アロイスの娘、コリネットは父の醸造所の手助けをしようとして、ワインの配合を考えるが、アロイスに無視される。
村を出ようと決心し、教会の献金を盗み、金を貯めている。
ある日、金を取っているところをカルロに見られてしまう。
やがてアロイスの楽団とピエールの楽団がことごとく対立するようになり、村は二つに分れていく。
はたして結末は…。
ブラスバンドの曲が聴けると思って観に行きました。
ところが期待したほど曲が流れてきません。
対立する二つの楽団が曲を競いあうのかと思ったら、違いました。
話はいつの間にか違う方向へ行ってしまい、最後はハッピーエンドでしたが、私が思っていたのとは違う結末でした。
私のようにブラスバンドの曲が沢山聴けると思って観に行ってはいけません。
ヒューマンドラマが観られる映画です。
ちなみにスイスで女性参政権が認められたのは1971年(連邦)だそうです。全土では1991年だとか。遅いですね。
ワンコのシボレー君が愛嬌があってかわいかったです。

曲は聴けなかったけど、彼(彼女?)が見られたので、よしとしますww。
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