「ハイスクール・ミュージカル/ ザ・ムービー」を観る2010/05/06

元気になるDVD、『ハイスクール・ミュージカル』です。


いよいよ彼らもシニア(日本では高校三年生)になりました。
卒業を間近にし、落ち着かないトロイとガブリエラです。
それというのも、ガブリエラはスタンフォード大学に合格しており、トロイがバスケットボールの奨学生としてアルバカーキ大学に行くことになると、二人は1600キロもの遠距離恋愛になります。
転校してばかりいたガブリエラはもうこれ以上さよならには耐えられません。

演劇部では最後のミュージカルを上演することになり、みんなは嫌々参加することになります。
主役はもちろんトロイとガブリエラ。
そんな時、スタンフォード大学から新入生の中で優秀な生徒を20名選び、入学前に研修が行われることになり、ガブリエラは選ばれてしまいます。
ちょうどミュージカル公演とぶつかり、悩むガブリエラ。

トロイはトロイで親と友達の望みどおりにアルバカーキ大学に行くのがいいのかどうか悩んでいます。
そんな時、願書を出していないのに、ジュリアードの奨学生候補の一人に選ばれ、ジュリアードの方からミュージカルを見に来るというのです。

ガブリエラはさよならを言いたくないので、トロイに何も言わずに転居してしまいます。
悲しくなるから、プロムにも卒業式にも出ないと言います。
さて、トロイが出した答えは・・・。

三作目になるとトロイも背が伸びて、大人の表情をするようになります。
びっくりしたのはシャーペイ。馬面でなんかかわいくない。大人になるとつまらない顔になっちゃうし、パワーも堕ちたし・・・と言いたいこともありますが、まあ、置いといて(笑)。
 
卒業のスピーチでトロイが言うことがいいです。
ひとつのことに熱中するのもいいけれど、2つのことができる方がもっといい。
バスケットとお菓子作りとか、頭がいいけれどダンスも得意とか。
そういうところにゆとりというか、人間的幅ができるんじゃないかしら。
昔、ポーランドで出会った男の子は医学部の学生だったけれど、ピアノも上手かった。日本の医学生なら、受験の時にピアノを止めてしまいますよね。ポーランドの子は続けていました。そういうところが日本の医学生と比べてうらやましいと思ったことがあります。
トロイもバスケットだけではなく、舞台も取りましたから。
人間色々な面があることで、人としての魅力が増すものね。
若いんだから、何でも好きなことに挑戦してみよう!
卒業は別れではない。始まりだ!と思う映画でした。

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