軽く読める本、三冊2011/12/25

年末になってから何やら色々と起こり、せわしなくなっています。
今年の我が家のケーキはダロワイヨ。


中はスポンジだと思っていたら、私の嫌いなムースが何層にもなっていました。もうひとつあった苺のケーキが全部スポンジだったかもしれません。聞いてから買えばよかった。でも美味しかったです。

野暮用で出かけていた相棒が何を思ったのかダリアの花束を買ってきました。


ダりアは実家の庭に咲いていたので、わざわざ花屋で買う花とは思っていませんでしたが、今は種類も豊富で、綺麗な花が多くなりました。彼が買ってきたものはバラのように花びらが広がっています。
素敵なクリスマスプレゼントになりました。


さて、読んだ本が溜まっています。今年読んだ本は今年中にとは思ったのですが、間に合いそうもありません。
そういうわけで、三冊一遍に紹介しちゃいます。


忘年会、クリスマス、大晦日、正月、新年会と酒飲みには嬉しい季節です。
飲めない私には普段と変わらない季節ですが。あ、美味しいものを食べられるからいいか。
昨日はイタリアのトスカーナの1000円代のワインを飲んでみました。後ろのラベルに書いてありましたが、「スーパータスカンと言われる優れた逸品」だそうで、お酒に弱い私でも飲める、あまり特徴のないワインでした。

この本は酒好きの三浦しをんさんを団長(?)に丁稚たち(編集者)が集まり、ソムリエの人から話を聞きつつテイスティングをして、ワイン道を究めようという趣旨です。
しかし、そんなの関係なしに、酒好きたちが先生そっちのけでワインを飲んでいます。
先生もだんだんと慣れ(?)たのか、やけになったのか・・・。
ワインについて「ふむふむ」ということがいっぱいでした。ワイン道を究めるには、敏感な舌は言うまでもなく、それ以上に食に対する貪欲さが必要な気がしました。

この本に出てくるワインを買いたいとは思ったのですが、デパートやワインショップに行くのが面倒で、未だ買っていません。
形からせめるということで、ワイングラスを買いに行ったのですが、どれを選んだらいいのか迷ってしまい、結局買えませんでした。だってリーデル社のはボルドー用、 シラー/シラーズ 用、カベルネ・メルロー用などとあって、クリスマスや大晦日にどのワインを飲むのかわからないのですもの。高いワインなんか買えない私には普通のワイン用グラスで十分ですね。日本製の「うすはり」というグラスは本当に薄いガラスで、粗相の多い私は即割りそうです。

ワイン初心者の私のような人にはいいワイン入門書になる本です。



この本はANAの機内誌「翼の王国」に載っていた月一回の連載を集めたものです。
ANAに乗ると必ず「翼の王国」は読みます。相棒が彼の連載のファンです。
旅に行った気分でひとつひとつを読んでみるといいでしょう。




いつのまにか「女清掃人探偵」シリーズになっていました。
私はキリコ&大介シリーズと勝手に名付けていましたが、いつも大介が出てくるとは限らないようなので、大介の名前は入れてはいけないようです。
今回は大介は全く姿を見せず。キリコはいつ出てくるんだと思いながら読んでいました。
全体的に暗いトーンです。
介護していたおばあさんが亡くなって、キリコは辛い状況でいるようです。
キリコ行方不明事件(前作かな?)とかあったにもかかわらず、相変わらず大介はキリコの支えにはなっていないんですね。
私的には気になるキリコと大介の結婚生活です。大介しっかりしろよ!