慣れたかな?2013/02/17

エリザベスカラーをつけているので、寝る時にハウスに入れるかと思いましたが、なんとか入れたようです。
外のベッドではくつろいでいる様子が見えました。



どうやって餌を食べるのかと心配していましたが、そこは食い意地のはっていますから、ちゃんと食べていました。
いつもは25グラムですが、入院中は動かないので20グラムぐらいを用意したのですが、家に帰ってきて抱いてみると、痩せたようです。
どうも筋肉がなくなったようです。
病院に持っていった餌が残っていたので、そのまま容器から移して食べさせると、いつもとは違うので最初は餌を食べようとはしませんでした。
クンクンと匂いをかいで、同じ餌だとわかると食べ始めました。



少し高くして食べさせると食べやすいと言われて試してみると、台の方が気になるようなので、いつも通りに食べさせました。
最初は餌をまき散らしていましたが、しばらくすると上手に食べられるようになりました。

遊んでいると、エリザベスカラーがぶつかってきて、こちらも痛くて困ります。


さて、傷口ですが、とってもきれいです。
中には腫れて大変な犬もいるようですが、触っても痛がりません。
とった○丸を見せてくれたのですが、正常なものはピンク色で、お腹に入っていたのはどす黒い色をしていました。
ついでに乳歯も抜いてもらいましたが、乳歯をとった後の口の中を見ると綺麗に歯がそろっていました。

一応どんな感じか、傷口の写真を載せておきます。
全然綺麗ですが、見たくない人は見なくていいようにしておきます。


寝姿七変化2013/02/19

本は相変わらず読んでいますが、なかなか書く気になれず、楽な方に行っています。すみません。
来週あたりから、ちゃんと書きます。

親バカで申し訳ないのですが、エリザベスカラーをつけたわんこがかわいくて仕方ありません。
寝ていると思ってカメラを持っていくと、何故か目を覚ましてしまいます。
写真を写そうとして明りををつけるから、まぶしいのでしょうね。



何回か明りをつけて写していると、だんだん変な寝姿になってきました。



エリザベスカラーに慣れてきています。


耳の乱れがかわいいです。


パパに抱かれて気持ちよさそう。


お腹丸出し。


今、躾の学校に入れようかどうか悩んでいます。
散歩の時に何でも口に入れるため、手術の前日に吐いたのです。
散歩している他の犬を見ても、彼のように落ちている物を口には入れていません。どうやって躾たらいいんでしょうか?

高橋克彦 『完四郎広目手控』シリーズ2013/02/21



高橋さんの浮世絵シリーズに続く江戸物です。
時代は江戸末期から明治へ。
旗本の二男なのに古本屋「藤由」の居候をしている香冶完四郎が主人公です。
彼は世の中の不思議な怪事件を、話を聞いただけで解いてしまうというすごい人です。藤由は彼に惚れ込んで「広目屋」に引き込もうとしています。
完四郎がホームズだとしたら、ワトソンになるのが仮名垣魯文。
魯文の書く文に絵を描くのが浮世絵師・一恵芳幾。
名前を聞いてわかるように、完四郎以外は実際にいた人物です。
短編集の体裁で、それぞれの話に浮世絵の写真がついています。
高橋さんは、たぶん、これらの浮世絵からインスピレーションを受けて話を書いたのでしょう。白黒なのが残念です。

一作目の『完四郎広目手控』では江戸を舞台に、安政の大地震を境に完四郎が「広目屋」(今でいう広告代理店だそうです)になろうと決心するまでを書いています。
二作目の『天狗殺し』では尊王攘夷の世の中になり、京都の世情を探りに完四郎たちが東海道を旅し、その道程に起こる出来事が書かれています。なんと、あの坂本龍馬が彼らの道案内として登場しています。
三作目『いじん幽霊』では完四郎たちは横浜へ行きます。横浜には色々な国の人たちが集まっています。
四作目『文明開化』では、時代は明治に変わり、アメリカに渡った完四郎が七年ぶりに日本に帰ってきました。日本にも新聞ができました。

かわら版(讀賣)から新聞へと変わる様子が、よくわかります。
なんでそんなに完四郎がわかっちゃうのか疑問に思うことも多々ありますがね。
できれば、完四郎のアメリカ滞在記なんか読みたいですわ。
このシリーズは五作目として『不惑剣』というのが出ています。単行本で読もうか、文庫本になってから読もうかどうか考え中です。


今日のわんこ。
エリザベスカラーにも慣れたらしく、パソコンをいじっている私の後ろで、静かにベッドの上でふせをしていました。


エリザベスカラーは嫌です2013/02/22

我家のわんこは手術後のしおらしさも無くなり、ポンポンと飛び跳ねています。
仕事をして相手をしていないと、ケージの中で暴れ出しました。



「メッ」と声を出してしかると・・・。


「何か文句あるの」というように、ふてくされています。


「オイ」と声をかけると・・・。


動作を止めます。



エリザベスカラーももう少しでとれます。


実はカラーのあたる顎の毛が抜けています。
食欲はあるのですが、全然太りません。カラーがストレスになっているからかもしれません。

エリザベスカラーも後一日2013/02/23

エリザベスカラーがあろうがなかろうが関係なく、ドンドンぶつかってくるわんこです。
ぶつかられる方は痛いのなんのって、迷惑です。でも、明日でとれるのでがまんしましょう。

何やら静かだなと思って見ると、お座りをしてジッと私を見ています。
パソコンをいじっている私の膝の上にのりたいのです。
この頃、お座りをしないとのせてあげないので、覚えたのでしょう。


膝にのせても大人しくなりません。
私の手をなめたり、キーボードをなめたり・・・。
左手で抱くと大人しくなるのですが、私の腕がだるくなりますし、キーが両手で打てません。

ケージに戻してしばらくすると、暴れ出し、しばらく経つと静かになりましたが、なんか変です。



右耳が立っています。
暴れすぎたのでしょう。
明日、カラーが取れたら、どれだけ暴れるのか心配です。

江國香織 『真昼なのに昏い部屋』2013/02/24



どんな本を読んでも、同じトーン。
特に違うことにチャレンジしようとは思わないのでしょう。それはそれで潔いですね。

主人公は夫から「従順」と思われている妻の美弥子さん。
料理、掃除などが好きで、特に無理していい妻を演じているわけではありません。
夫は彼女の従順さに胡坐をかいて、安心しきっています。その証拠に、毎日の出来事を報告する彼女の話をよく聞いてくれません。
美弥子さんにはジョーンズさんという大学講師の友達がいました。
二人はフィールドワークと称して、街歩きを楽しんでいました。
そんな生活に満足していた美弥子さんでしたが・・・。

自分の本当の気持ちを感じないようにして暮らしている、そういう心の状態が「真昼なのに昏い」のかもしれません。

読み始めてすぐに、これは谷根千だとわかりました。
いつもはもっと洒落た場所なのですが、めずらしく下町にしましたか。
六本木とか広尾は中小企業のゴム会社の社長には住めないですかね。
これも谷根千が舞台の小説の仲間に入れて置きましょうか。


さて、エリザベスカラーのとれたわんこは嬉しさからか、今まで以上に元気いっぱいに飛び跳ねています。
体重2.4キロぐらいですから、身体は小さいのですが、ジャンプ力は半端じゃないです。
骨の形をしたかじるおもちゃを与えると、かじらずに咥えてグルグルと走り回っています。
このおもちゃを上にあげるとお座りをし、下にさげるとふせをします。ご褒美なしで太らなくていいかもしれません。

そうそう、去勢をすると大人しくなるとは誰が言ったんでしょうか?
全く変わりません。活発なのはホルモンのせいじゃなくて性格だったんですね。

餌を食べている時、相変わらず右足を上げています。何故でしょうね。


エリザベスカラーで蒸れたのか、臭いので、今週末にトリミングをすることにしました。

東野圭吾 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』2013/02/26

なんだかんだと文句を言いながら読むのが、前回紹介した江國さんの作品と今回紹介する東野圭吾の作品です。
けっして嫌いじゃないんです。
特に東野さんは作品も多いのですが、駄作といい作品との差が大きくて、今度は当たりだったらいいなと思いながら手に取ります。
今回は、最高とは言えませんが、いい作品です。


始まりはナミヤ雑貨店の店主を悩ませようと考えた子供が始めた悩み事相談でしたが、いつしか真剣な悩みが届くようになりました。
その悩みに真摯に取り組んでいると、悩み解決の雑貨店としてマスコミにも取り上げられ、評判になってしまいます。
しかし、店主が亡くなり、悩み相談も終わりになってしまいました。
店主の三十三回忌に、店主の息子が故人の遺志を継ぎ、一日限りのナミヤ雑貨店相談窓口を復活させることにします。
その日に、奇跡が起こります・・・。

話が広がっていき、どう収束するのか、ちょっと心配になりましたが、落ち着くところに落ち着いたようで安心しました。
SFチックなところもあり、軽い感動物です。


この前の日曜日に、また谷保天満宮に行ってきました。
残念ながら梅はまだ満開には程遠く、やはり三月にならないとだめなようです。


一本だけ満開に近く咲いていました。



梅林から富士山が見えました。


はやく満開になって欲しいですね。

三上延 『ビブリア古書堂の事件帖4 栞子さんと二つの顔』2013/02/27



三巻目で私が予想したように、栞子さんのお母さんが登場しました。

珍しい古書に関係する特別な相談にのることになり、依頼主の家に行ってみると、江戸川乱歩の作品が掲載されていた雑誌のナンバーも含めて、彼の書いた作品がすべて揃っていました。
特別な相談とは、3重にロックされた金庫を開けるということでした。
まず、鍵を開け、次に決められた文字のボタンを押さないと金庫は開きません。
鍵の在り処も、パスワードもわからないのです。
そんな時に行方不明だった栞子の母親の篠川智恵子が現れます。
依頼主は智恵子がビブリア古書堂にいた頃のお客で、金庫の中に入っているものに智恵子は興味があるようでした。
栞子と智恵子の対決はどうなることでしょう。

母親失踪にたいした理由はなさそうで、ちょっとガッカリしました。
最後にお母さんはどこかに行ってしまい、もっと引っ掻き回してくれるのかと思ったのに、残念です。
これから話は栞子と大輔の物語になるのでしょうね。


家の犬、味がわかるようです。
うんちが固いので、今まで食べていた餌に、同じ会社の人参の入った餌を混ぜると、新しい餌を一粒だけ床の上に置き、味見をしていました。
その後、一回だけ同じことをしました。
味が気に入らないとよけて食べるつもりなのかしら。
餌なんてどれも同じだと思っていたのですが、違うんですね。


エリザベスカラーもとれて、相変わらずやんちゃです。
去勢すると太ると聞いたのですが、今のところ太る気配はありません。