『刺青の殺人者』2017/06/04



夏を殺す少女』の続篇。

若い女性の死体がライプツィヒの池で見つかりました。
女性は身体中の骨を折られ、血を抜かれていました。
殺された女性の母親のミカエラは、殺された姉と一緒にいたはずの妹を探そうと思い、DV夫から金と車を奪いライプツィヒまでやってきて、事件を担当する上級警部ヴァルターと会い捜査内容を知ろうとします。
ヴァルターは亡くなった妻と似ているミカエラに手こずらされつつも事件の真相に迫っていきます。

一方、前回の事件で知り合ったウィーンの弁護士、エヴェリーンは、女性殺害の嫌疑をかけられた医師から弁護を頼まれます。
なんと一緒に暮らしている探偵の彼氏がこの医師の周りを探っていました。
医師に疑いを持ちつつもエヴェリーンは依頼を断らずにいましたが・・・。

外国の作家は猟奇的殺人を書くのが上手いですね。
どうやって人を殺すかなんて、創造力のない私には刃物、薬物、絞殺、落下・・・ぐらいしか思いつきませんわ。
日本ではタトゥーはあまりいい印象を与えませんが、ヨーロッパではそうでもないのですね。

ミカエラとヴァルターが上手く行けばいいなと思って読んでいましたが、そうはいきませんでした。
今度はエヴェリーンとどうにかなって欲しいと思いますが、そういうことはないのでしょうね。
三作目にはどういう殺人方法がでてくるのか、楽しみにしています。



夫が仕事の後、飲み会があると言っていたのに、帰ってきちゃいました。
そのため夕食は急遽外食になりました。
カレーか寿司か。
迷いましたが、カレーに。
(ちょっと千切ってしまいましたが)ナンが好きです。
これはセットのナンですが、セットでなければ大きさが1.5倍でした。
そんなに食べられませんわ。
ちょっと胃がもたれましたが、美味しいです。