ローラ・チャイルズ 『気むずかし屋にはクッキーを』2019/05/20



<卵料理のカフェ>シリーズの八巻目です。
<カックルベリー・クラブ>の経営者のスザンヌは医師のサムと婚約し、一緒に暮らし始めています。

そんなクリスマスの頃。
劇「クリスマス・キャロル」のリハーサルの日に、主役のアランが幽霊に殺されてしまいます。
その様子を舞台袖にいたスザンヌと共同経営者で親友のトニは見てしまい、スザンヌは幽霊を追っていき、ナイフで脅されます。
心配したサムに事件には関わらないと約束したにもかかわらず、ついつい首を突っ込みたくなるのがスザンヌ。
トニと共に事件を探ります。

田舎のカフェだと思っていたら、お茶会までしています。
よくよく考えると、ローラさんって別の本で ティー・ショップを舞台にしたコージー・ミステリ、<お茶と探偵>シリーズを書いてましたね。
<カックルベリー・クラブ>では今回、クリスマスのお茶会を開催しました。
クランベリーとクルミのスコーン(オレンジと薔薇の花びらをブレンドした中国茶)、チキンサラダのサンドイッチ、ハム、パイナップル、キュウリのサンドイッチ、タラゴン風味の卵サンドイッチ(ジャスミン茶と包種茶のオリジナルブレンド)、デザートにはバタースコッチとペカンのショートブレッドとハミングバード・カップケーキ(桃と杏のお茶)。
残念ながら、このメニューではあまり参加したくなりませんわ。
一体いくらぐらいなんでしょうね。
日本ではアフタヌーンティーは3000円以上しますが、田舎なので20ドルぐらいでしょうか?

物語の方は、サムがスザンヌの殺人事件好きに嫌気がさすかと思ったのですが、そうではないみたいです。
次は結婚式での殺人?


<今日のわんこ>


この頃、夜中に私が寝ようとすると現れる兄犬です。
こんな風に寝ているので、起きないと思ったら、ちゃんと起きてきました。
ママとしては犬の体温が気持ちいいのですけど、犬には暑くなって身体に悪そうなのでもう一緒には寝ませんわ。