中山祐次郎 『泣くな研修医』2019/05/28



医師が書いた研修医の実態。
彼の書いた『医師の本音』はたいしたことなかったですが、今回は実体験に近いのではないでしょうか。

鹿児島の大学医学部を卒業し、東京の総合病院で研修医となった雨野隆治、25歳。
わからないことばかり、できないことばかりで、先輩医師や上司から怒られる続ける毎日。
現場は待ってはくれず、診断できず、先輩医師に頼るばかり。
そんな彼も患者にとっては医師。
自分に情けなさを感じる毎日です。

研修医制度が改良されたといいますが、未だにこんなんでしょうか?
時給600円ぐらいなんて、とんでもないと思います。
でも医師の仕事は人の命をあずかるのですから、それなりに経験を積ませなければならないですよね。
兼ね合いが難しいですね。

「医者はね、ミスすると患者を殺す仕事なの。それも1度のミスで」

先輩医師が言う言葉ですが、こんなことを考えながら仕事をすることなんか、とてもじゃないけど私にはできないです。
医療に関わる方々、尊敬します・・・。