池井戸潤 『下町ロケット ヤタガラス』2019/05/25



「宇宙から大地へ」
佃製作所が帝国重工の財前から頼まれ、無人農業ロボット開発に乗り出します。
佃製作所はエンジンとトランスミッションを提供することになります。
しかし、企画を横取りした的場により、佃はその計画から降ろされてしまいます。
同じ頃、的場への復讐を企てているダイダロスとギアゴースト、キーシンらはダーウィン・プロジェクトとして同じように無人農業ロボット開発に名乗りを上げます。
そのためマスコミから帝国重工対中小企業として報道されてしまい、農業イベントでお互いの無人農業ロボットのお披露目をしたのですが、帝国重工はとんでもない失態を起こしてしまいます。
その後、的場は週刊誌の記事により足をすくわれ失脚。
社長の藤間のプロジェクトを始めに戻せという一声により、再度、佃にエンジンとトランスミッションの供給依頼がきます。
初めて作るトランスミッションにはまだまだ課題が残っていました。
佃はギアゴーストから追われ、大学の非常勤講師をしている島津を自社に誘います。

内容はほぼテレビドラマと一緒です。(私は所々しか見てませんが)
違うのはドラマのクライマックス。
本にはないのです。
ドラマを見た人は本を読まなくてもいいかも。
とっても読みやすく、最初の頃とは違いますねぇ。
もはやテレビのために書いているという感じなのかしら?


「首が痛くない?」と聞きたい写真です。


寝ずらいと思うのですが、犬は身体が柔らかいので、平気なのでしょうね。