ドラマ「À TABLE! ~歴史のレシピを作って食べる~」第1~6話を観る2024/02/06

東京も雪が積もりました。
弟を庭に出すと、嫌がり、すぐにリビングに入ります。


兄はしばらくいましたが、写真を撮った後すぐに雪のないところに行きました。
わが家のわんこたちは雪が嫌いみたいです。

「ママ~!つめたいですぅ。プンプン」by わんこたち

ママは道産子なので、東京の交通機関が動かなくなるのが不思議です。
これぐらい雪国では大したことないのです。
そんなママが前回の大雪の時(2018年だったっけ?)に滑って頭を打ち、救急車に乗ってしまいました。
それ以来、雪の日は外出禁止ですwww。

ドラマを見出すと、続けて見るようになります。
猫から離れ、食いしん坊なので、料理関係のドラマを観てみることにしました。
名建築で昼食を」(大阪編はこちら)や「ちょこっと京都に住んでみた。」の制作チームが、歴史料理研究家(というのがあるのね)の遠藤雅司さんのレシピ本『歴メシ!決定版 歴史料理をおいしく食べる』を原案にして作ったドラマです。
誰の料理が出てくるのか楽しみです。


第一話:マリー・アントワネット
藤田ヨシオとジュン夫妻は吉祥寺から徒歩20分のイギリスに行った夫の親戚宅を借りて住んでいる。
彼らは毎週、井の頭公園の動物園にいるゾウの花子を見に来ていた時に出会ったらしい。マニアックな趣味と話が合い、結婚したようだ。
ヨシオは長野の漬物会社勤めており、単身赴任していたが、リモートワークができるようになり、東京に戻り、必要に応じて長野に行くという生活をしている。
ジュンは大学職員。
歴史上の人物が何を食べているか調べている大学教授からレシピをもらい、二人で作ってみることにする。
もっと歴史を勉強しておけばよかったという二人に共感します、笑

<マリー・アントワネットのレシピ>
・牛肉とキャベツのトマト煮込み
・ヒラメの元祖ホワイトソースがけ
・マグロのマリネ
・フランス産白ワイン。

ワインは交互に取り上げられた人物にちなんだ1500円以内のワインを買うことになっている。
「マリー・アントワネットはじゃがいもの広告塔だった」か。

第二話:ユリウス・カエサル
ヨシオは漬物メーカーに勤めているが、実家は漬物屋。漬物屋を継ぐつもりだったが、姉が漬物屋を継いだ。実家から漬物が届く。

<カエサルのレシピ>
・サラ・カッタビア(古代ローマ風チキンサラダ)
・プルス(古代ローマ風リゾット)
・古代ローマ風牛のステーキ
・イタリア産赤ワイン

カエサルは味音痴で借金王という綽名があったそう。
送られてきた漬物でコーヒーを飲んでいるけど、美味しいのかしら?

第三話:ソクラテス
ジュンの姉の子、サラがやって来る。彼女は東京の大学で哲学を学んでいる。
小難しいことを喋る女の子だが、ヨシオを慕っている。
ジュンは少しサラが苦手だ。

<ソクラテスのレシピ>
・キタロス(カレイの香草焼き)
・トロネ風サメのステーキ
・クランべー(アテナイ風キャベツのサラダ)

料理にアサフェティダ、異名「悪魔の糞」というスパイスを使っていますが、どんな香りで味なのか、試してみたいような、したくないような。
古代ギリシャではチーズに混ぜて食べていたそうです。

第四話:ビスマルク
量子力学好きのサラに感化されて、量子力学の本を読み、パラレルワールドについて考えるジュンは、クルミの中の宇宙を想像する。
ヨシオが早く長野から戻ってくる。
教授からどんな人物のレシピを渡されたか、彼も興味があるみたいだ。

<ビスマルクのレシピ>
・スペアリブのロースト シュバイネハクセ風
・ライネヴェーバー・クーヘン(シャガイモ入りオムレツ)
・リンゼンズッペ(レンズ豆のスープ)
・ドイツ産白ワイン

18世紀、じゃがいもは寒さに強く、収穫率も高かったので、豚の餌になり、豚肉が安くなり、庶民でも豚肉が食べられるようになった。
ビスマルクは大食いで太っていたので、ダイエットをさせられていた。大の卵好きだった。
ドイツに「ジャガイモでフルコースが作れなければ嫁に行けない」ということわざがある。
産業革命は食生活革命?

第五話:アレクサンドロス三世
最近、ジュンは祖母が好きだった映画「男はつらいよ」にハマっている。
この頃、映画の好みが変わってきたと思う。
5歳年下のヨシオは子どもみたいなことを言っていて変わらない。
ジュンは40歳を過ぎて現実的になってきたと思う。

井の頭公園ではインコ対カラスの縄張り争いが起きているらしい。

<アレクサンドロス三世のレシピ>
・オリューザ マケドニア風リゾット
・エンドウ豆の卵とじ
・鶏肉のオーブン焼き にんにくとガルムソース
・煮込みリンゴのハチミツ漬け
・インド産白ワイン

アレクサンドロス三世は20歳で王になり32歳で熱病で亡くなる。
酒豪で1回に13リットルもの酒を飲み、酒癖が悪かった。りんごが大好物。

第六話:ヴィクトル・ユーゴー
大学時代の友人で、大手出版社の雑誌編集者のサキが遊びに来る。
自分も出版業界に勤めたかったジュンは、仕事が楽しそうなサキがうらやましい。
サキとヨシオは昔から話が合う。
二人でジュンの知らない話をされると、ジュンは疎外感を覚えてしまう。
ジュンの行ったことのないフランスの話で盛り上がっている二人を残し、一人で買物に行くジュン。
いつもの野菜の直売販売所で買う野菜を選んでいると、そこのおばさんに「全部同じだよ。取ったものを買いなさい」と言われる。

<ヴィクトル・ユーゴーのレシピ>
・オニオンスープ
・羊肉の煮込み クスクス添え
・ジャガイモとアスパラガスのスフレ
・リンゴとお米のオーブン焼き

フランス革命で王族や貴族が亡命し、仕事を失った王宮料理人が街角に出てレストランを開くようになったので、王宮の味を庶民も味わえるようになった。

ユーゴーの名言。
「人は強さが欠けているのではなく、意志を欠いているのだ」

ジュンは「環境や年齢によって考え方は変わっていく。世界が広がると、価値観も変わる。わたしは意志を持って人生を選んでいるのだろうか」と思う。
何か不穏な雰囲気のジュン。

ヨシオが北海道の赤飯の話をしていました。
わたしが北海道から東京に来て驚いたことは、東京の人は雪が降ると傘をさすことと、赤飯に小豆が入っていることでした。(他にもあったと思うけど、今は思いつかないわ…)
そうです。北海道の赤飯には甘納豆が入っているのです。
気持ち悪いですって。いいえ、美味しいですよ。
北海道に行ったら是非食べてみて下さい。

吉祥寺が住みたい街ランキングの上位だというのがうなづけますね。
そこそこ都会で緑豊かなところがいいです。
そういうところに最後の引越をしたいもんですが、先立つものがないわ(泣)。

夫婦二人でいっしょに料理をするところがいいですね。
ヨシオはジュンの気持ちにちょっと無頓着だけど、大事に育てられた性格よさそうなおぼっちゃまで、ジュンは色々と考え過ぎなところがあります。
ヨシオが年下だから、頼りないのかな?
二人とも自然体の演技で、台詞に不自然なところがありません。
市川実日子さんと中島歩さんの演技はあまり見たことがないのですが、役柄にピッタリで、特にわたしは中島さんの竹野内豊っぽい声が好きです。
そうそう、ドラマで二人が使っているコーヒーカップが面白い形です。


絶対わたしだったらカップを倒して、コーヒーをぶちまけてしまいますわww。

家のインテリアも素敵です。
古い家なんですが、バチッと決めていなくて、物がゴチャゴチャ置いてないところがいいです。


築50年以上かという感じの家ですが、キッチンとリビングの戸を取っ払って広々と見せています。照明がレトロっぽくて素敵です。


キッチンもいかにも昭和という感じです。
コンロの火がつきにくいのが玉に瑕。早く買えよといいたいですわ。
でも、ジュンが火をつけるたびにヨシオが「リスペクト」って言う微笑ましい場面が見れなくなるから、このままでいいか。

後半の第7話から12話までは明日にでも書きます。


<今日のおやつ>
久しぶりのお取り寄せおやつです。


ヴァレンタイン用のケイタマルヤマのクッキー缶です。
缶のデザインは趣味ではありませんが、ヴァレンタイン用なので、買ってみました。