近藤史恵 『オーロラが見られなくても』 ― 2025/12/13
外国への一人旅で人生の仕切り直しをした人たちのお話、五篇。
嬉しいことに美味しそうな現地の食べ物が出てきます。

「遠くの縁側」
橋本乙葉はアムステルダムで行われた見本市が終了し、みんなでお祝いをしている時に、パスポートと財布を入れたショルダーバッグがないことに気づく。
たった一人、オランダに残り、デン・ハーグの日本大使館まで行き、帰国のための渡航書を発行してもらうしかない。
残念なことに金曜日だったので、渡航書は月曜日に発行されるという。
乙葉は独りでどうやって過ごそうかと憂鬱になる。
私は二回オランダに行ったことがあります。
英語は当時から通じていましたが、アムステルダムの中央駅で麻薬を売っているから近づくなとかいう噂がありました。
アンネの家は並ばずに入れましたし、ゴッホ美術館なんて、ガラ空きでした。
運河沿いの家の窓が素敵で、ずっと見ていたかったです。
そういえば、本に出てくるコロッケの自販機やフライドポテトなんて見かけたことがありません。
若くないので、ニシンのサンドイッチの方が食べたいですわ。
「パンケーキとイクラ」
フリーカメラマンの水嶋翔太はラトビアのリーガで働いている妹の未海に会うついでに、リトアニアからラトビアに行くことにする。
本当は咲良を誘う予定だったのだが、振られた。
女はずるいと思う翔太だったが、妹に指摘され色々とわかってくることがあった。
本の中で一番行きたいと思ったのが、リトアニアのビルニュスの十字架の丘です。
検索してみると、私が想像したのとはちょっと違います。
エストニア、ラトビア、リトアニアと周ってみるのがよさそうです。
翔太君はイクラのパンケーキなんてと嫌がっていましたけど、美味しそうではないですか。
どちらかというと男性の方が女性よりも食に対する苦手意識がある人が多いように思いますが、なんでなんでしょうね。
「ジブラルタルで会えたら」
小学校からの親友の優來が結婚した。
岬は優來のいちばんが自分ではなくなったことに傷つき、一人でモロッコへ旅立った。
優來たちは新婚旅行でスペインにいる。
たまたま岬のsnsを見た優來から連絡が来て、スペインとモロッコは近いと言われ、納得できない岬だったが、あることをきっかけに考えが変わる。
ちょっと岬は幼い感じがしますね。あくまでも私の偏見ですが、彼女のような子は自分に彼氏ができると、友人をないがしろにしそうに思います。
モロッコ料理が一番美味しそうです。
モロッコからフェリーでスペインのタリファに行って、そこからイギリス領ジブラルタルに行くというのはやってみたいです。
モロッコに行く方、挑戦してみてください。一遍に三カ国に行けるなんてお得です。
「オーロラが見られなくても」
広畠佳奈は二十年ぶりの海外旅行でアイスランドに行く。
ずっと家族の介護をしていて、やっと時間ができたのだ。
しかし、自分の未来を考えると暗澹たる思いになるが、ある人との出会いで気持ちが変わっていく。
アイスランドに行ってみたいと思いましたが、遠いし、ホテル代が物凄く高くて、諦めました。でも、そのうち行きます。
フィッシュアンドチップスやホットドック、ポテトが美味しいなんて、アイスランドに合わないように思いますけど、そういえばアイスランドって何が名産なんだろう?
このお話を読んでいて、「なんて楽しいクリスマス」を思い出しました。
佳奈もクレアと同じように家族からの拍手が欲しかったんですね。
「マイナス十二度のアイスキャンデー」
ある事件の後、会社を辞めた畑野真衣は元同僚の郭の故郷、ハルビンに遊びに行くことにする。
郭は冬がおすすめだというので、本当は嫌だったけど冬に行くことにした。
北京で働いている郭が週末にハルビンに来てくれて、ハルビンを案内してくれる。
郭とハルビンを巡るうちに、真衣の頑なだった心は溶けていく。
北京と西安、上海を巡る旅に行ったことがあります。三十年以上も前でしたから、個人旅行は難しく、同僚と一緒にマイクロバスにガイド付きでした。
驚きに溢れた旅でした。
餃子は食べたので、春餅を今度中華料理屋に行った時に食べてみたいです。
真衣が思ったことを載せておきます。
「嫌いになったものをもう一度受け入れることはできなくても、嫌いなものを他の嫌いなもので薄めたり、好きなもので和らげたりしながら生きていくことはできるかもしれない」
若い人が海外に行かなくなったと言われてから大分経ちますが、そろそろ行ってみるのもいいかもしれません。
この本を読むと、きっと行きたくなりますよ(多分ですww)。
<今週のおやつ>
しばらくおやつを控えていましたが、週末にいくつか届きました。
まず、クグロフ・ド・ノエルです。

私はシュトーレンを頼んだとばかり思っていました。
「栗を練りこんだしっとりした抹茶生地を酸味の効いたフランボワーズチョコレートでコーティングした」ものです。
甘くなく、上品な味です。酸っぱさがいいです。
これから小さなシュトーレンを買うか、ネットで見つけたお店にミンスパイを買いに出かけようかどちらにしようかと迷っています。
食べ物の恨みはいつまでも続くのですwww。
コメント
_ ろき ― 2025/12/14 05時19分11秒
_ coco ― 2025/12/14 07時09分21秒
私は旅行から帰るといつも同僚に顔つきが変わったと言われていました。海外ではのびのびできたのです。
北欧は魚が新鮮そう。でもなんでサーモンばかりなの?
クロアチアやルーマニアも良さそうですね。どうせなら東欧の国巡りにしちゃう!
年末は太っ腹になり小ぶりのパネトーネも買っています。もちろんケーキも頼んでいます♪お正月が過ぎたら、慎ましい毎日にしますわww 。
北欧は魚が新鮮そう。でもなんでサーモンばかりなの?
クロアチアやルーマニアも良さそうですね。どうせなら東欧の国巡りにしちゃう!
年末は太っ腹になり小ぶりのパネトーネも買っています。もちろんケーキも頼んでいます♪お正月が過ぎたら、慎ましい毎日にしますわww 。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2025/12/13/9823610/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
せっかく行くのだから、その土地の美味しい物を食べたいものです。
アイスランドのフィッシュ&チップス、お魚が新鮮そう。
私はクロアチアやルーマニアにも行ってみたいな。
クグロフ・ド・ノエルが色もきれいでゴージャス。これにプラス、シュトレンかミンスパイとは、贅沢なクリスマスですね♪