長岡弘樹 『交番相談員 百目鬼巴』 ― 2025/12/14

今年はピンクと赤の薔薇をもらいました。
図書館の新刊本が溜まっているので、サクサク読んで紹介しています。
「教場」シリーズとは違った長岡さんの新しいシリーズ(だよね)。

六十代後半の百目鬼(どうめき)巴は警察を定年退職した後、非常勤の交番相談員として交番で働いている。
彼女は一見温厚な普通のおばさん風だが、様々な噂があり、その噂通りに、抜群の洞察力を生かして事件の真相を見抜いていく。
彼女が関わった事件は六つ。すべてに若手警察官が関わっている。
①交番で硫化水素ガスで自殺を企てた警察官
②駅のホームで自殺企画者を助けられなかった警察官
③急カーブでハンドル操作を誤ったため事故を起こし亡くなった警察官
④交番の近くで起こったひき逃げ事件に関わった警察官
⑤沼でゴムボートから落ちた警察官
⑥地すべりで交番に閉じ込められた警察官
交番での出来事なので、警察官が関わるのは仕方ないのですが…。
百目鬼さんは話を聞いて、ちょっと現場を見て、ズバッと真相を解き明かします。
短いのでとても読みやすく、面白い短編集なので、長い警察小説が苦手な人にピッタリです。
これもドラマになりそうです。
百目鬼さんに誰がいいかしらと考えるのもいいかも。
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