「きれっぱしの愛」を観る ― 2026/07/08
アイスランド映画で、原題「Ástin Sem Eftir Er(残された愛)」。
ちょっとネタバレがあるので、読みたくない方はここでさようならしてください。

アンナはシングルマザーで、パッとしない芸術家。
キャンパスに形どって切った金属のパネルをのせ、野外に放置し、キャンパスに残された錆の形を作品にしている。
子どもは三人。長女のイダとわんぱくな双子のグリムールとソルギス。
アイスランドシープドッグのパンダ(名前)を飼っている。
海辺の家に住み、子どもたちは美しい自然の中で育っている。
アンナの唯一の悩みは17歳で結婚し、つい最近別れた夫のマグナス(マギー)。
漁船で働いているが、船から降りると、何かと理由をつけて家にやってきて、なかなか帰ろうとしない。
はっきり言ってウザいが、子どもたちのこともあり、二度と顔を見せるなとは言いにくい。
あるときなんか、セックスをしようとまでいう。
ある日、外の人形を的にして矢を射って遊んでいた双子の片方の胸に矢が刺さってしまう。
アンナは急いで病院に連れて行き、船上のマギーにも知らせる。
他の船が来てマギーを回収し、本土に運んでくれることになる。
海の上にプカプカ浮かんでいるマギー。
いつ船は来るのか…。
一家族の一年を描いた作品で、出てくる子どもたちはフリーヌル・パルマソン監督の実子だそうです。
ファンタジーっぽかったり、シュールだったり、クスリと笑えるところがあったり、キモイところもあり、爆発に眠気が覚めたり(私はねww)…という感じです。
見ているとアイスランドの男たちがかわいそうになってきます。
毎日、女とやることばかり考えているのでしょうか。(キモイおやじが出てきます)
マギーもなんで離婚されたと思っているのでしょうか。
女は男をいらないと思ったら、後ろを振り返らずに前に進みます。
男は未練たらたらに女に纏わりつきます。
アイスランドって世界経済フォーラム(WFF)のジェンダー・ギャップ指数で16年間連続世界一位じゃなかったっけ。
それなのに…。
監督が何を描きたかったかを考えるのは止めて、映像を楽しみましょう。
私はアイスランドの画家、Eggert Péturssonの花を巡る映像を見ていたので、今回、アイスランドの浜辺の風景が見られて嬉しかったです。
フィンランドはどこに行っても平坦な同じような景色が続きますが、アイスランドは起伏があり、違った風景が見られます。
個人的には子どもたちがスケートをしている場面が好きです。
ブルーベリー採りはひとつずつ手で取るのだと思っていたら、ベリーピッカーという熊手みたいな便利なものがあるのですね。
最後に、2025年のパルム・ドッグ賞がこの映画に出てくるパンダ君です。

雛にちょかい出そうとテーブルに乗ろうとするやんちゃなところがかわいいです。
コメント
_ ろき ― 2026/07/08 18時53分46秒
_ coco ― 2026/07/09 07時14分02秒
アイスランドシープドッグってアイスランド原産の牧羊犬で、利口で、あらゆる動物と友好的ですって。日本には輸入されていないらしく、あまりいないみたいです。
家の犬たちよりも良い子ですw。
北欧の映画って日常生活の切り取り方が独特です。
アマプラにあったので同じ監督の歴史映画「God Land」を観てみようと思います。
家の犬たちよりも良い子ですw。
北欧の映画って日常生活の切り取り方が独特です。
アマプラにあったので同じ監督の歴史映画「God Land」を観てみようと思います。
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クズ男より、賢いワンコがいるほうが幸せでしょうw
機会があったら観てみます。