「マイセン動物園展」@パナソニック汐留美術館 ― 2019/08/19

久しぶりに新橋まで行ってきました。
松方コレクションは混んでいそうなので、あまり人のいない美術館ということで、初めてのパナソニック汐留美術館です。
入り口がわからなくて、地下から階段を上って一階まで行き、エスカレーターで四階まで行きました。
湿気のせいか脚の方があまり調子よくなかったのですが、動かすと痛みがなくなりました。
運動は大事ですね。
あまり大きくない美術館ですが、きれいで私の脚にはいい大きさみたいです。
マイセンには一度行ったことがあり、マイセン博物館を見てきましたが、マイセン博物館から借りてきたものはないようです。
J's collection以外は写真がOKです。
第1章:神話と寓話の中の動物

小さいので分かりずらいですが、すべてお猿さんです。
人間を風刺した≪猿の楽団≫です。

目の見えない仕立屋が目の見えない山羊に乗っています。
≪山羊に乗る仕立屋≫。
奥のは小さいバージョン。
彩色が鮮やかです。
第2章:器に表された動物

スノーボールのカップとソーサー。
スノーボールは白いガマズミの花なのだそうです。
小さな花を型でとり、一つずつくっつけています。

ティーポット。
こういうものは使用するのを躊躇しますよね。
どうやって洗うのかしら?
飾って置くだけの物なのかも知れませんね。

これはいらないと思ったパンチボールです。
狩猟するのが好きな民族だから、こういうのを考えるのかしら?
舌を出していてかわいいと言えばかわいいかも・・・?

スノーボールに鳥たち。
下の明かりの当たったあたりにの中に青い鳥が入っています。
よくよく見ると、鳥の目が怖いです。

花ばかりかと思ったら、蛾や虫がいます。
第3章:アール・ヌーヴォーの動物
19世紀末から20世紀初頭に、マイセンでは「イングレイズ」という技法を導入したそうです。
「イングレイズ」とは「釉薬の中に絵具を染み込ませ閉じ込める技法」だそうです。

猫たちの模様にイングレイズが使われています。
犬たちも沢山いたのですが、写真は禁止されていました。
第4章:マックス・エッサーの動物
マックス・エッサーは1920年~30年代に活躍した彫刻家です。
アール・デコ様式を確立した人ですが、ベットガー炻器で製作した動物彫刻で知られているそうです。

どぼけた表情のカワウソ君です。

駱駝。
エッサーさんは動物の描写が上手いですね。
常設展示室にはルオーの絵が飾られています。
今回はルオーの描いた「顔」とジェコメが複製画にしたものが展示されています。
おもしろい展覧会でした。
ランチは隣の汐留シティセンター41階にあるイタリアレストランで食べました。
葉っぱだけのサラダと小さなカップのスープが最初にでてきます。
前菜の盛り付けは素敵です。

キュウリ、ゴボウ、カブと日本の野菜が使われています。

生ハムとミョウガの冷製カッペリーニ。
これにコーヒーとちっちゃな焼き菓子1個だけでした。
デザートがなく残念でした。
この後、新橋駅の近くに小川軒があると言うので行ってみました。
サロン・ド・テでフルーツロールとカフェオレを頼み、帰りにレイズン・ウィッチを買って帰ってきました。
コメント
_ ろき ― 2019/08/20 21時19分28秒
_ coco ― 2019/08/21 15時13分07秒
ろきさん、全く問題ありません。気にしないでコメントして下さい。
かわいい中に毒があるのがヨーロッパでしょうか?
狩猟大好きですから、何にも思わないのかもね。
かわいい中に毒があるのがヨーロッパでしょうか?
狩猟大好きですから、何にも思わないのかもね。
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_ CRAFTS DESIGN - 2020/01/05 12時11分48秒
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