世界緑内障週間2024/03/06



眼科に行って「世界緑内障週間」のポスターがあるのに気づきました。
「世界緑内障週間」は2008年から始まり、3月の上旬の一週間、世界中で様々なイベントや啓蒙活動が行われるのだそうです。
日本では「ライトアップinグリーン運動」が2015年から全国の公共施設や診療所、病院などで行われているようです。
わたしは緑内障患者でありながら、全く知りませんでした。
エレベーターを降りてすぐのところに、グリーンの明かりをつけ、ポスターが展示してあったので気づいたのです。

新潟では下記の施設でライトアップが行われるようです。


2017年のポスターに全国のライトアップの写真が載っていました。


東京の公共施設では、今のところ、鉄鋼ビル(地下フロア)と渋谷セルリアンタワー、渋谷ヒカリエで行うようです。
東京都庁でグリーンライトアップをしているらしいので、見てみたら、アララ、「東京都知事選挙の投票用紙の色にちなんで緑色にライトアップ」しているそうですwww。

緑内障に40歳以上で20人に1人、60歳以上で10人に1人、80歳以上で6人に1人がなっています。
年を取ってから見えないと、転倒しやすくなりますから、目は大事です。
緑内障の怖いところは、見えないところを見える目で補ってしまうところです。
気づいたら、視野が欠けていた、なんてことがありますから、たまに片目で見てみるといいでしょう。
ネットでもチェックできるので、「緑内障チェック」とかで検索してみてください。
(検索が面倒な人は ココ(緑内障セルフチェック)をクリックしてみてね)

<参考>
世界緑内障週間  日本版
World Glaucoma Week   世界版

仕事で頑張る若い女性のお話(文庫本)2024/01/13

原発性アルドステロン症の診察で内分泌科に行ってきました。
年末、食べ過ぎたため、1~2㎏太り、中性脂肪が増えてしまい、主治医がめちゃ怖かったですww。
12月に健康診断をしたのですが、腎臓の機能を表すeGFRの値が若干低く、軽度の腎機能障害があるかもと指摘されていたので、そのことを言うと、今飲んでいる薬でそういうことが起るのだそうです。
薬を減らすとeGFRの値は高くなるけど、それでは血圧が上がってしまうので、仕方ないそうです。
知りませんでしたわ。
原発性アルドステロン症の方で腎臓の機能低下がある方、そういうことだそうですので、ご参考までに。


『ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵』 一色さゆり
桜野優彩は家の都合で高校を卒業してから画材店に就職した。しかし、画材店は半年前に店じまいをしてしまう。絶望感に襲われた優彩は、友人から仕事の誘いはあったが、その仕事は自分には無理なんじゃないか、本当に自分のやりたいことなのか考え始め、袋小路にはまってしまう。
そんな頃、梅村トラベルという見知らぬ旅行会社からアートの旅への招待状が届く。担当者の志比桐子に問い合わせてみると、新しくアートの旅行を企画する予定で、モニターとして参加し、サービスの感想や改善点についてのアンケートに答えるだけで、旅費のほとんどを負担してくれるのだとか。優彩は思い切って参加することにする。
行き先は「現代アートの聖地」、瀬戸内海に浮かぶ直島。
旅の終わりに優彩は桐子から一緒に働らかないかと誘われる。それだけでも驚きなのに、優彩と桐子は優彩が小学校の頃に会ったことがあるというのだ。
優彩は梅村トラベルで働くことにするが、桐子のことは思い出せない。
一方、桐子と巡るアートの旅は、人生に迷う人に寄り添い、前へ進もうと優しく誘ってくれるものだった。

一色さんは原田マハさんとは違った角度からアートを描いています。
この本では、アートは難しく考えることはない、自分自身と向き合うことだと教えてくれます。
アートは優彩に「自分の可能性を削っていたのは、他でもない自分自身」であり、「壁だと思い込んでいた境は、じつは、つぎの世界への入り口かもしれないのだ」と気づかせてくれました。

アートに関する印象に残った言葉をいくつか書いておきます。
「アート鑑賞って、基本的に誰にとっても、ユリイカの連続だと思うんです」
(注:「ユリイカ」とはギリシャ語の『わかった』)
「民藝では、美しいものは特別な人だけが生みだすものではなく、無名の職人の手仕事にも宿っているという考えがある」
「アートは決して、日常とかけ離れたものじゃない」
「アートって、自分の人生を見つめ直すきっかけをくれるから。道に迷ったときに光を照らしてくれる存在」

ちなみに彼女たちがお客様と訪ねた美術館は、直島の地中美術館、京都の河合寅次郎記念館、安曇野の碌山美術館、佐倉のDIC川村美術館です。
私は地中美術館とDIC川村美術館に行ったことがあります。どちらもお勧めです。
実はとても碌山美術館に行きたくなり、電車の時刻表を見たり、松本のホテルを探したりして、旅行日程を作ってしまいました。暖かくなったら、一泊二日の予定で行ってきますわ。
是非桐子たちとアートの旅へ行ってください。

『上毛化学工業メロン課』 奥乃桜子
瓜原はるのは上司、坂上の命を受け、『上毛高分子化学工業株式会社 赤城第二工場』に異動になる。工場は見渡す限り荒れた畑の中にある物置みたいな二つのプレハブ小屋で、入り口に『メロン課』と書いてある。まさかここ?なんとそこは問題社員を集めた「追い出し部屋」だったのだ。しかし、社長賞をとった、はるのの憧れの先輩で天才研究員と言われた南がいるはず。だが、南はパワハラ上司に逆らい左遷され、今や酒浸りだという。彼らは三年以内にメロンを収穫しないと首だと言い渡される。はるのはなんとかしてみんなをやる気にさせ、メロンを栽培しようとするが、前途多難。

なんとも情けない南と何があっても挫けない、前向きなはるのとの対比が面白かったです。パワハラ上司、室谷、最悪。会社の権力争いっていうものは…溜息。
できすぎ感はありますが、お仕事の本としては面白いですよ。
メロンは栽培がとっても難しいんですって。知りませんでした。
メロン農家さん、いつもありがとうございます。もう少し価格が下がれば、もっと食べますけどww。

『わたし定時で帰ります。3 仁義なき賃上げ闘争編』
定時帰りをモットーとする東山結衣は残業をしたがる若い部下、本間に悩まされていた。二週間前に仙台支店が炎上し、それを鎮めるために結衣の婚約者である種田晃太郎と甘露寺勝が仙台に行き、彼らの代わりとして仙台支社から来たのが平のディレクターの本間とサブマネージャの塩野。会社から残業削減指令が出ているにもかかわらず、本間と塩野谷は残業は仙台では当たり前だという。それでは収まらないのが結衣。本間から残業代がないと生活が苦しいという話を聞き、仙台支所の実態を探っていくと、思ってもいなかった事実が発覚する。定時帰りを死守するために、給料アップを目指し、結衣は人事評価制度の改革を提案するが…。
一方、結衣と晃太郎の結婚は仙台支社の炎上が収まらず、棚上げとなる。
はたして晃太郎との結婚はどうなるのか。

いろいろと問題山積のネットヒーローズ株式会社です。といってもこの会社だけの話ではないですよね。
生活残業や創業メンバーと中途採用の扱い、世代間の給与格差などの問題がわかりやすく書かれた作品です。
出世する気になった結衣がどこまでやるのか、楽しみです。

簡単に読める、面白い本ですので、お暇な時にどうぞ手に取ってみてください。

花房観音 『シニカケ日記』2023/12/15

花房観音さんのことは前の職場の人にお勧めの本を聞いた時に知りました。
試しに読んでみてびっくり。あまり人に勧めるような本ではないなと思いました。
今、男性が女性に勧めたらセクハラになるのかな?
この本はどこかのネットの書評に載っていたので、読んでみました。


花房さんは五十一歳の時に死にかけました。
あまり身体の調子がよくないけど、更年期だと思って放っておいたら、ある日、バスの中で気分が悪くなります。
急いで次のバス亭で降りたら動けなくなり、乗車する客を整理する係の人が救急車を呼んでくれ、無事病院に運ばれました。
心不全だったそうです。

転んでもただでは起きない人で、自分の経験を「51歳緊急入院の乱」と名づけて幻冬舎Plusに連載したのを基に書いたのが、この『シニカケ日記』です。

40歳以降の女性は身体の調子があまりよくなくても、仕事や育児などで忙しく、病院にも行かず、更年期だわなんて思って我慢していますよね。
私も職場の健康診断や首の手術で入院した時に、血圧が高いと言われても、家で測るとそうでもないからと放っておきました。
体調はマジにずっと悪かったです。でも首の手術のせいだと思っていました。
後に原発性アルドステロン症を発見していただき、ありがたかったです。
そのままにしておいたら、心筋梗塞や脳出血などを起こしていたかも…。
何事にも運、不運があるんだなと思います。

みなさん、体調がよくない状態が続いたら、面倒でも病院に行って調べてもらいましょう。不調の原因が見つかるかもしれませんから。
花房さんも言っています。

「「なんかしんどいなぁ」
言うてる場合ちがいますよ。
今すぐ病院行ったほうがいいですよ」

「今、気づいた不調は
きっとずっと前からはじまってる」

私はいつ死んでもいいからとか言っていても、コロリと死ねたらいいのですが、そうでないことが多いです。

「限られた人生。
自分をいじめるのは
もうや~めた」

花房さんが言っているように、やめましょうよ。

救急車で運ばれた時のことやら、入院した時のことなど、参考になることがあると思います。
私は健康だから関係ないわなどと思わないで、いつシニカケるかわかりませんから、その時に冷静に対処できるように、備えておくために、読んでもいい本です。
本を買ってくれと花房さんが言っています。
(私は図書館で借りてしまいましたがwww)

参考になる本ということで、次の本を紹介しているので、ここでも紹介しておきます。
後で私も読んでみようと思います。

村井理子 『更年期障害だと思ってたら重病だった話』 中央公論新社
村井理子 『兄の終い』 CCCメディアハウス
門賀美央子 『死に方がわからない』 双葉社

<今日のわんこ>
弟がにわとりの奥さんと遊びました。


後ろの汚いものは気にしないでください。
奥さんはお高いだけあり、まだ音が出ます。このシリーズ、他のも欲しいのですが、どこのメーカーのかわかりません。


の歯をものともせず、とても丈夫です。


こうやってハウスに持っていくのが困ります。
こういう時はおやつ作戦です。
おやつを出す音が聞えると、奥さんを置いて出てきます。


鳥のささみの燻製を置いて、マテをします。


燻製の後はチュール。寒くなり水をあまり飲まないので、チュールで水分補給です。
わんこたちはチュールが大好きです。

なんのアレルギー?2023/11/09



イチョウの木が色づいてきています。
来週からいよいよ寒くなってくるようですね。
今まで暑すぎたので、なんか嬉しくなります、笑。

公園に行くようになってから目が赤くなることに気づき、眼科医にアレルギー性結膜炎だと言われたので、マルチアレルゲン検査をしてもらいました。
ところが、36項目がすべてクラス0、すなわちアレルギーなし。
心配していた犬、猫アレルギーがないのはいいのですが、イネ科植物花粉(五種類)、雑草花粉(五種類)にもアレルギーがないのです。
おかしいわぁ。
公園の草以外に目が赤くなる原因がないのですが。

医師によると、アレルゲンを全部調べているわけではないし、アレルゲンがはっきりとわかる人の方が少ないんですって。
食物アレルギーが一番危ないのだそうです。
私もたまに口の中に水疱らしきものができることがありますから、食物アレルギーもありそうですが、自分で何を食べたのか思い出せないですわ(恥)。
医師はアレルギーの専門医ではないので、新橋にあるアレルギーの専門病院を教えてくれましたが、私の場合、目が赤くなって、たまに痒いのと、鼻が軽くグズグズするぐらいなので、専門医にはまだかからなくていいと思います。
公園に行くときには事前に抗アレルギー薬(ビラノア錠)を飲んでいくといいと言われ、薬を処方してくれました。
目薬のアレジオンと一緒に手元に置いて、適時使用しようと思います。

アレルゲンがわからなくて、なんかスッキリとしませんねぇ。
はっきりとわかっているのは造影剤のアレルギーぐらいです。
これは命に関わるので、何かあった時にわかるようにしておこうと思いますけど。


<今日のもらい物>


緑色のものは何だと思います。「ハヤトウリ」って言うんですって。
この前キウイをいただいた方からもらいました。
家の庭で育てているのだそうです。
ネットで食べ方を調べると、ハヤトウリの皮を剥いて細く切って、唐辛子と一緒にめんつゆにつけおきしてから食べると美味しいんだとか。
早速やってみますわ。

砥上裕將 『7.5グラムの奇跡』2022/01/05

『僕は、線を描く』でデビューした砥上さんの二作目。
眼科で働く視能訓練士のお仕事本です。
砥上さんの妹さんが視能訓練士だそうです。


野宮恭一は眼科医院で働く視能訓練士。まだ一年目の新米視能訓練士です。
不器用で人見知りなのか人慣れしていなくて、就活では連敗続き。
やっと北見眼科医院で採用されました。
しかし先輩の視能訓練士、広瀬さんに叱られっぱなし(と本人は思っている)。
自分はこんなにも使えない人間なのかと落ち込む毎日。
それでも広瀬さんは怒鳴らず、穏やかに、「私にできないことを、野宮君ができることだってあると思うよ」と言ってくれます。
男性看護師の剛田さんはそんな恭一に「ノミー、元気出せよ!」と声をかけてくれます。
写真が趣味の看護師、丘本さんにはよく荷物持ちにかり出されます、笑。
眼科に来るのは目が見えにくいと訴える小学生、カラコンを使い、角膜に異常がある女性、緑内障のサラリーマンや喫茶店マスターなど様々な患者さんです。
恭一は先輩たち、患者さんたちと真摯に向き合い、やがて一人前の視能訓練士として成長していきます。

何十年と眼科に通っているので、看護師の他に検査をする人がいるのは知っていましたが、彼らのことを「視能訓練士」と呼ぶということは知りませんでした。
(詳しく知りたい方は公益社団法人日本視能訓練士協会のHPをご覧下さい。)
彼らとは視力を測ってもらったり、機械で検査をしてもらう時ぐらいしか関わりを持つことがなく、話したこともありませんでした。
正直に告白します。いつも短時間で終わるので、楽な仕事だなと思っていました。ごめんなさい。

第三話の「夜の虹」では緑内障患者のことが書かれています。
三十代の男性患者はいつになったら良くなるか、毎回来るたびに聞くと書いてありますが、そういう人は多いのかもしれません。
たまに白内障と名前が似ているので間違えている人がいて、未だに手術をすればよくなるんでしょうと言う人もいます。
本にも書いてあるように、緑内障は治らず、目薬や手術で病気の進行を遅らせて、視野を温存していくしかないのです。
前と同じように見えるかもしれませんが、視野の欠損した部分を脳が補って、見えているように思わせているのです。

私はこの患者さんのように三十代前半で緑内障が見つかりました。
コンタクトレンズを購入する前に行かされた眼科で眼圧を測り、眼圧が高かったので視野検査をして判明したのです。
大きなお店で安いレンズを買う時は気をつけてください。併設の眼科では眼圧は測らず、目の中をちょっと見て終わりです。医師に私が緑内障だと言ってもわからなかったです。
私は左目だけが緑内障で真ん中の視野が欠けていています。
片目で見ているのですが、それでも光がまぶしい、つまずきやすい、よく物にぶつかる、階段を降りるのが怖い、物を探せないなど色々とあります。
左目の左隅の視野が少し残っているので、助かることもあります。急に左から人が来たり、自転車や車が来たりしてもわかるからです。

「緑内障気質」のことが書いてありました。
検査の数値を気にする人が多いらしいです。私もそうですが、それが当たり前だと思っていたのですけどね、笑。
視野検査の結果をもらっているのですが、これも「緑内障気質」だと思われているのかしら。

緑内障の喫茶店のマスターの言葉を載せておきます。
緑内障で目薬なんか面倒だと思っている人へ。

「一日も欠かさず、どんなときも目薬を決まった時間に差し続けるのは、難しいことです。でもね、丁寧に生きる価値はあります。正確に目薬を差し続ける価値もあります。人生というのは本質的に手作りです。自分の手と心で作っていくものです」
「自分の光を守ることには価値があります。人生を形作るのは、自分の手と行いです。自分の手で積みあげてきたものは、形は変っても、その手触りは消えていったりはしないんですよ」

私は右目は緑内障にならないとは言われていますが、眼圧が20以上あり高いので目薬を差しています。が、よく忘れます。ダメですねぇwww。

「当たり前のように見えるということは、奇跡のようなものです」

この言葉を胸に、緑内障患者であることに慣れすぎていた自分を再度見直すことにします。

*公益社団法人日本視能訓練士協会のHPに短編小説集『7.5グラムの奇跡』の朗読動画が公開されています。是非聞いてみてください。
ここをクリック。

雪だるまが好きです♡2021/12/17

左足の巻き爪の手術をしてから三週間。
やっとお風呂に左足を入れても大丈夫になりました。
でも左親指の爪、また巻きそうです。
これ以上どうしようもないので、来週にまたワイヤーをすることになりました。
今日は右足親指の爪の手術です。
今度は両側ではなくて、右側だけです。
右足親指の爪は左よりも巻きがすくなく、上手くいきそうです。
これで長年の悩みから解放されます。よかったわ。

さて、犬たちですが、寒くなったからか、朝なかなか起きません。
特に兄犬が寝ています。お年ですから、仕方ないのでしょうね。
弟はまだまだ遊びが好きです。
カモシカさんが囓りすぎて空気が抜けて音がしなくなったので、今度は雪だるまさんを渡してみると、喜んで咥えています。


音で兄も興味を持ったようです。


取ってみろよと兄に挑んでいますが、兄は弟がなかなか離さないことを知っているので、見ているだけです。


空気が抜けていないので、囓りがいがあるようです。


「ママ、取れるものなら取ってみてよ」と言っています。
取ろうとすると、咥えてどこかに行ってしまいます。


兄のベッドの上にいます。


なかなか離そうとはしないのでほっておきます。
そうするとハウスまで持っていってしまいました。

兄の変な姿をご覧に入れましょう。


兄がお尻だけ出しています。
ハウスに入る前にママが戻って来てしまったので、途中で固まってしまったようです。
これこそ「頭隠して尻隠さず」、笑。

巻き爪の手術2021/11/26



神社の銀杏も黄色く色づき、葉を落としていました。
紅葉を見に行きたいところですが、しばしの我慢です。
来年は好きなところに行けるようになるといいですね。

7月から巻き爪のワイヤー矯正法を4回試しましたが、端の爪が伸びません。
そのためこのままワイヤー矯正法を続けても無駄だと医師が判断し、急遽フェノール法による手術をすることになりました。
前もって手術をするという心構えが出来ていなかったので驚きましたが、その場で手術をやることにしました。


医師が描いてくれたのがこの図です。
親指の付け根2箇所に局所麻酔をして、爪の両端を大元から切って除去し、根元をフェノールで焼却処理して陥入した爪が生えてこなくするのです。
手術は20分程度で終わりましたが、麻酔がとっても痛かったです。
今回は巻きが強い左親指をしました。手術代は自己負担3割で片足4300円ぐらいでした。他に痛み止めと化膿止め、塗り薬の処方箋が出ました。
毎日一回、シャワーを浴びるときに、患部を石けんで洗うように指示されています。しみないか心配です。
右の親指の巻きは片側だけでそれほどではないのですが、今まで何回も化膿しているので、次に行った時に手術をしてもらおうと思います。

20代の頃から悩んでいた巻き爪にやっと悩まされなくなります。
家族では母親と甥がこの手術をしています。巻き爪は遺伝なのかしら?
私の場合、手術を提案してくれる医師に今まで出逢わず、VHOを何回かして無駄にお金と時間を使っていました。
巻きが私のように強くなければ治ったのかもしれませんが。
医師選びも大事ですね。

内分泌科で血液検査&診察2021/10/23

三ヶ月ぶりの内分泌科です。
今回は一年で一回のアルドステロン濃度を測る血液検査です。
検査をする前に私や家族がコロナに罹っていないかどうか確かめる質問をされました。
30分間ベッドに寝て安静にしてから血液を5本採取します。
今回の看護師さんは上手かったようで、内出血はありませんでした。
私の血管は刺しずらいらしく、よく内出血ができるのですが、今まで採血した中で一番上手かったのは臨床検査技師の方でした。

検査結果が出るまでに一週間かかるので、診察は一週間後です。
アルドステロン/レニン活性比は212で昨年は300以上だったので、下がっています。薬を飲んでいるので、こんなもんでしょう。
ちなみに200以上だったら原発性アルドステロン症の疑いがあります。
他の血液検査の結果は問題ないようです。
カリウム値が3.46でちょっと低いかな。バナナでもたべましょう。
CT検査では左の副腎に16㎜の腫瘍があります。大きさは昨年と変っていませんでした。
帰る時に医師にダイエットするように釘を刺されました、笑。

そうそう巻き爪ですが、順調に巻きが取れています。
足底板ができあがりました。


思っていたよりもしっかりした作りです。つま先の方はピラピラで半分は硬い作りです。
家ではリハビリシューズというものを買い、その中に入れ、外出するときはスニーカーの中に入れています。
できれば外出用と家用と2つ欲しいところですが、一年半経たないと補助金が出ないので、使い回すしかないようです。
普段使っていない筋肉が痛むと言われたのですが、私は特にどこも痛くなっていません。
義肢装具士の方は靴下フェチらしく、私の履いていた靴下が高かったでしょう、織りがいいですねとか言っていました(笑)。
そんなに高い靴下を履いているわけではないのですが、他の人の靴下がどんななのか、気になりますww。


この前阿佐ヶ谷のうさぎやに行ってどら焼きを買ってきました。


皮がもっちりとした感じで、餡は粒がはっきりしています。
和菓子も買ったのですが、時間が遅かったのか硬くて、こちらは残念ながら今一でした。
他のうさぎやのどら焼きも食べてみたいです。

眼科に行く2021/10/13

三ヶ月ごとの眼科の診察に行ってきました。今回は珍しいことに待合室にいる人が少なかったです。

コロナ禍になってから眼圧検査は非接触型の空気を吹き付けて測るものだけになっています。手術をした左目は11で、右目は17でした。
右目は緑内障ではないのですが、高眼圧症らしく、目薬を点さないと眼圧が20以上になります。前回は少し高かったのですが、今回は低くて安心しました。

視力検査ではいつもはランドルト環(C見たいなもの)を聞かれるのですが、初めてひらがなを聞かれ、焦りました。ひらがなの方が見づらいんですもの💦
左目は真ん中が見えないので、いつも頭を動かしていましたが、検査をしてくれた人はわざわざカードを使って、カードを動かしてくれました。
でも見えないのは変らず、何をしても駄目なのね(悲)。

今回は広い範囲の視野検査です。
MD値は-12前後をキープしています。
緑内障の場合、-12以上が重度なので、狭い範囲であろうが、広い範囲であろうが重度というのは変らないようです。
手術からもう10年以上経ちますが、進行は止まっているようです。

次回は1月、診察だけなので、早く終わるといいのですが、コロナの様子で患者数も変るのでしょうね。



いつも可愛らしく舌を出しているヨーキー。
この前、おもちゃの人形をハウスの中に持って行ったので、戻そうとして取り出すと、べっちゃり濡れていて気持ちが悪く、即ゴミ箱行きでした、笑。
彼の唾液の量がものすごく多いのです。


プラスティックのおもちゃもベッタリと唾液がつくので、ママは片手だけビニール手袋をはめて投げています。
「ママ、しつれいですよ」と怒っていますが、でもバッチイんですもの。


トリミングに行けないお兄ちゃんはモジャモジャです。
いつも遊ぶのは手ぬぐいかハンカチですが、弟みたいに濡れません。
犬種の違いかしら?


今週のおやつ。


ゴディバのオータムハッピーバッグを買いました。
この他に1000円分のe-Ticketがついていて、お得です。
私はあまりチョコレートは好きではないのですが、トリュフチョコレートは好きです。

中山七里 『能面検事の奮迅』2021/08/29

今週ファイザー製ワクチン2回目を受けてきました。
力を抜くように2回も言われたので、頑張って力を抜くと、刺す時にだけ痛みを感じました。
1回目は2時間後ぐらいから腕の痛みがありましたが、今回はなかったので、力を抜いた方がいいのかなと思っていました。
しかし2日後、腕に1回目と違う痛みがあるので見てみると、針を刺した下の方が赤く腫れ、熱を持っています。俗に言う「モデルナアーム」(海外では「COVID-  arm」と言う)ですね。
モデルナ製のワクチンを接種した若い女性に多いと言われていますが、私はファイザー製ワクチンで若くはないのですけど、笑。
四日も経つと痛みも赤みも取れました。
他の副反応はたいしたことはありませんでした。
ワクチンを接種した日の夕方から、頭が少し痛くなり、熱っぽかったので体温を測ると36.9度でした。(接種前は36.1度)次の日も夕方に36.9度になりました。
普段から熱は出ない方ですし、年齢を考えると、これぐらいの副反応なのかもしれませんが、それにしてもファイザー製でコビットアームになるとは…。



「能面検事」シリーズの二作目です。

総領美晴は大阪地方検察庁に勤める検察官付きの事務官です。
彼女が付いているのは「能面検事」と揶揄されている不破俊太郎。

新年早々事務局総務課の仁科睦美から鬱陶しい話が出そうだと耳打ちされます。
岸和田の国有地払い下げに関する近畿財務局職員の収賄疑惑が世間を騒がしており、大阪地検が捜査に乗り出すのは時間の問題だと言われていました。

不破は次席から呼び出され、美晴も付いていくと、やはり岸和田の国有地払い下げに関する事案のことで、不破に特捜部に入りこの事案を担当しないかという話でした。不破は命令ではないことを確かめ、躊躇せず断ります。

その後、特捜部の担当検事が証拠物件を一部改竄していたたことが発覚します。
最高検からチームが派遣され、不破は正式に調査チームに加わるように命令されます。

不破の捜査は独特なもので、常に彼に付いていく美晴には彼の行動や思考、推理などが全くわかりません。
不破は一切忖度せず、揺るぎない信念に基づき職務を遂行していきます。

不破検事とは絶対に一緒に仕事はしたくないですね。
そうそう、岬検事が出てきますが、そうです、彼は岬洋介(『さよならドビュッシー』などに出てくるピアニスト)の父です。
50代はいっていると思うのですが、若々しい感じです。なんで息子と反目し合っているのか、不思議です。
美晴ちゃんはもう少し成長した方がいいみたい。不破に質問しても答えてくれないのがわかっているのに、質問しちゃって自滅してます、笑。

例の事件を元にしたんだなと思って読んでいくと、意外な展開になっていきます。
そうよね、そうじゃなければね。
今回は思ってもみなかったどんでん返しがあります。
そういえば不破が「能面」になるきっかけって明かされていたかしら?
明かされていなかったら、次回にでも書いて欲しいですね。