『アガサ・レーズンは奥様落第』―英国の小さな村の謎112018/12/11

歩くのが大変になってからリハビリと診察のために整形外科に行きました。
脚の痛さを訴えると、OTの人は「筋肉痛ではないですか?」と聞いてきました。
いくらなんでも筋肉痛と間違うはずないでしょう。
筋肉痛は歩き始めは痛いけれど、歩いているうちに痛くなくなります。
今は歩くたびにふくらはぎと太もも、腰にまで痛みがきて、痛さで歩けなくなるのです。
そう言うと、「筋膜かしら・・・」と言って、無理に運動はしなくていいから、脚を伸ばしてつま先を上げる運動をするのでいいと言いました。
初めから言って欲しかったわ。

医師は今回は愛想がよくてびっくり。
OTに医師が怖いといったのが医師の耳に届いたのかしら?
膝付近を触り、脚を伸ばしたりして、「膝は腫れていないので、痛みは膝ではないようです。筋膜かな」とOTと同じようなことを言いました。
またしばらく様子見です。

ふくらはぎの筋を伸ばす運動を止めてから、だんだんと痛みが膝の裏側付近に落ち着いてきました。
今日は結構歩けました。
曲がった膝を治すのに堅くなった筋を伸ばすのですが、無理をして伸ばすと非常に痛い思いをするということがわかりました。
悲しいのですが、運動をしていた若い頃とはもはや身体が違うことを自覚しなくては・・・。



アガサ・レーズンは隣に住む作家のジェームズとめでたく結婚しました。
ところがジェームズは妻が料理・洗濯をし、夫のために使えるのが当たり前という昔の男だったため、結婚生活は悲惨なことになってしまいます。
トーストは焦げ、洗濯ものはピンクになり・・・。
だってアガサは仕事はできても家事なんて全くやったことがないのですもの。
仕事では自信満々でタカピーなのに、ジェームズの前では卑屈になってしまうアガサがとってもかわいそうです。
ジェームズがイライラしているのには、ある理由があったのですが、妻であるアガサには何も言いません。
ジェームズは結婚には向かないのね。

そんなある日、急にジェームズがいなくなってしまいます。
失意に沈むアガサ。
その後、彼と仲のよかった女性が殺され、ジェームズが容疑者として警察に追われることになります。
ジェームズは犯人ではないと信じるアガサは、たまたまやってきたチャールズと一緒に捜査を始めます。

最後は悲しい別れが・・・。
アガサには幸せになってもらいたいけれど、男運が悪そう。
これからどうなるのかしら?

『沈没船のコーヒーダイヤモンド』―コクと深みの名推理 162018/12/03

膝の調子は病院に行ってからの方が悪いみたいです。
リハビリで2つの運動をするように言われ、朝晩やるのですが、無理に膝を伸ばしているので、膝じゃなくて周りの筋や筋肉が痛くなってしまいました。
鍼で緩めてもらおうと思ったら、鍼を打ってもなかなか緩まないそうです。
少し運動の手を抜いた方がいいかもしれませんね。
前のようにスムーズに歩けるようになりたいものですが、私の場合、北海道の氷で滑り、バンバン膝を打っているし、スポーツで膝を痛めたし、これから年を取るにつれ増々膝が痛くなっていきそうです。
いい所のない体です(泣)。



コーヒーショップ<ビレッジブレンド>のマネージャーをしているクレアは経営者で元夫でバイヤーのマテオの母であるマダムから、マテオの様子がおかしいので調べて欲しいと頼まれます。
そんな彼女たちのことにも気づかず、マテオは多くの乗客と共に海底に沈んだイタリアの豪華客船が現代によみがえることになり、船内で飲まれるコーヒーのコンペがあるので、参加しようとクレアに言ってきます。
コンペに参加することにしますが、その頃、恋人でニューヨーク市警の刑事のマイクは警察官を狙った銃撃事件に関わっていました。
クレアはマイクのことが心配でたまりません。
マイクの同僚が撃たれ、病院に運ばれた時に看護師から言われた「友人には法律上の地位はありません」という言葉にクレアは悲しい思いをしてしまいます。
もし、マイクが撃たれたら・・・。
クレアの気持ちを聞き、マイクはあることを決心します。

クレアとマイクの関係はどうなるのか。
警官銃撃事件の犯人は一体誰なのか。
そして、沈んだ豪華客船に隠された過去は・・・。

コージーミステリの割に読み応えのある内容でした。
18巻まで発売されているようですが、クレアとマイクはなかなかハッピーエンドにはならないようです。

アリ・ブランドン 『書店猫ハムレットの挨拶』2018/11/29

黒猫ハムレットが登場するシリーズの最後の本です。


叔母から相続したニューヨークの書店<ペティストーンズ・ファイン・ブックス>もオンラインストアやカフェスペースを新設し、それなりに繁栄しています。
オーナーのダーラはお店が忙しいにもかかわらず、恋人になりそこねた刑事リースの婚約者のコニ―に振り回される毎日です。
今度は特注したウエディングドレスが気に入らなくて、燃やしたと言いだしました。
仕方ないので、近くのウエディングドレス屋を紹介すると、一緒に行ってくれと頼まれます。
そうこうしているうちに、なんと兄妹で経営している隣のアンティークショップで殺人事件が起こります。
兄のミスター・プリンスキが殺されたのです。
容疑者としてあげられたのが、妹のメアリーアンが高校生時代につきあっていて、つい最近再会したばかりのホッジでした。

最後なので、すべてが収まるところに収まるかと思ったら、そうでもなかったです。
まあ、人生なんてそんなもんですから、作り話めいてなくてこれでいいのかもしれませんね。
ハムレットはこれからも本を落し続けるでしょう。
彼みたいな猫、飼いたいなぁ。




夕方、わが家のお犬様はベッドでぐっすりと寝ています。
邪魔すると、迷惑そうに顔をしかめますが、起きません。

兄犬は私のベッドの上に置いた犬用ベッドで寝るのが気に入ったらしく、私が寝ようと椅子から立ち上がると、すぐに現れます。
不覚にも気づかず起きれなかった時は、早朝に私が目を覚ますとクンクン鳴いて、ベッドに運んでくれと要求します。
犬のベッドが人間のベッドの半分近くを占領するので、寝ずらくて仕方ありません。
毎夜、犬に気づかれないように寝ようとしますが、じっと耳をすませて人間の行動を見張っているようです。

今夜も犬に気づかれぬように行動しなければ・・・(笑)。


ジェフリー・ディーヴァー 『ブラック・スクリーム』2018/11/25



毎年1回、発売されるのを楽しみにしているリンカーン・ライム・シリーズの最新作。

ニューヨークで誘拐事件が起こる。
監禁されている被害者の苦悩の姿が動画サイトにアップされ、アップロードしたのがコンポーザー(作曲家)を名乗る人物であった。
リンカーン・ライムは現場に残された証拠物件から監禁場所を割り出し、被害者を救出した。
しかし、コンポーザーは国外へと逃亡してしまう。

イタリアでリビアからの移民が誘拐された。
犯人はコンポーザーだと思われた。
ナポリへとライムとパートナーのアメリア・サックス、介護士のトムはやってきて、森林警備隊員のエルコレと共に事件の捜査に参加することになる。
この事件と共にアメリカ総領事館から留学生のレイプ暴行事件も調査するように依頼される。

イタリアでライムたちはコンポーザーを追い込むことができるのか・・・。

残念ながら今回は大どんでん返しが今一でがっかりしました。
犯人の異常性がそれほどでもなく、後半から誘拐事件が別の事件に変わり、興味がなくなってきて読むのが雑になってしまいました。(最後にサプライズがありましたが)
ライムたちがイタリアまで行ったのに・・・。
その代わり、食べ物が魅力的でした。
登場人物では新人でいい味出してるエルコレ君。
これで出番が終わるのが残念です。
彼の成長した姿が見たいものです。
ニューヨークでライムに弟子入りしてくれないかしら。

また来年を楽しみに翻訳されるのを待ちますわ。

レイフ・GW・ペーション 『許されざる者』2018/11/15



国際犯罪捜査局の元長官ラーシュ・マッティン・ヨハンソンはホットドッグを買った後に脳梗塞で倒れ、右半身に麻痺が残りました。
入院していた時に主治医が彼に相談を持ちかけます。
牧師だった父親が、25年前、9歳の少女が強姦され、殺害された事件の犯人について、女性が懺悔するのを聞いたが、守秘義務のため明らかにできず、悔いを残して死んだ。
その事件は新しい法の執行前に時効になってしまったが、もう一度調べ直して犯人を教えて欲しいと言うのです。
興味を持ったラーシュはリハビリに通いながらも、相棒だった元刑事と共に事件を再度調べることにします。

すぐに眠くなっちゃうところはご愛嬌ですが、元凄腕長官が事件を調べると、なんとすぐに犯人がわかってしまいます。
一体当時の刑事たちは何をしていたのか。無能な奴らめ。
若い奥さんの願いも空しく、心臓が悪いので食べ物に注意し、運動するようにと言われていたにもかかわらず、ラーシュは不摂生を改めることなく、好き勝手に行動し、人をこき使います。
憎めないのは何故かしら?
最後が・・・書かないけれど、残念でした。

『悪しき狼』と同様、糞みたいな犯人です。
欧米では幼児の性的虐待が日本よりも多いんですかね。
北欧ミステリ、おもしろいです。
お勧めの一冊です。