『アガサ・レーズンと禁断の惚れ薬』―英国ちいさな村の謎92017/09/22



なんかこのシリーズをよむたびに、アガサがかわいそうになってきます。
バリバリのキャリア・ウーマンだったのに、引退してしまうと典型的な未婚女性になっているんですもの。
男がいないことで自分を卑下する暇があったら、他のわくわくすることを見つけりゃいいのにと思うのですが。

前回の事件で髪の毛を失ったアガサは、元通りになるまでさびれた海辺のリゾート、ワイカーデンに滞在することにしました。
アガサが予約したガーデン・ホテルはヴィクトリア時代調のホテルで、他の宿泊客はすべて年配でホテル暮らしており、夜になるとスクラブルをしているという感じです。
アガサは一人でパブに行ってみたり、地元の魔女のところに行ってみたりします。
パブではジムという刑事に出会いダンスパーティに誘われ、魔女からは毛生え薬と惚れ薬を手に入れました。
惚れ薬はジムに使ってみることにします。

アガサの行くところに殺人あり。
魔女のところから帰ると、昨夜のダンスパーティに着て行ったミンクのコートが引き裂かれ、赤いペンキがぶちまけられていました。
頭にきたアガサは魔女がやったのだと思い、よせばいいのに真夜中に魔女のところに怒鳴り込みにいきました。
ところが、魔女はベッドの上で殺されていたのです。
アガサは犯人を捜そうとしますが、宿泊客たちはアガサの前では殺人について話そうとはしません。
犯人を見つけるために宿泊客と仲良くしようと努力するアガサでした。

そろそろアガサにいい人が現れてもいいのにと思います。
次は占い師に言われたノーフォークに行くらしいです。
かわいそうなアガサ。
また占い師に騙されたのね(笑)。

『日本で老いて死ぬということ 2025年、老人「医療・介護」崩壊で何が起こるか』朝日新聞迫る2025ショック取材班2017/09/20



最初に私的なことですが、義母が亡くなりました。
癌の末期だとわかってから約2ヶ月、ホスピスを探し始めてから1カ月ほどでした。
最期まで痛みを訴えることなく、最期の数日は苦しそうな表情をすることもありましたが、静かな最期だったと思います。
某病院の院長が「長くないと思うよ」とか「言葉は悪いけど、認知症だということはいいことでもあるんだよ」と言っていたことが思い出されます。
実は医師はOKを出したのに母の入院を拒否したホスピスのコーディネーターに理由を聞きたいという思いが未だにあります。
その病院に入院できていたらと思うと残念でしょうがありませんもの。

さて、本のことですが、2025年になにが起こるかというと、団塊の世代がすべて後期高齢者の75歳になるのです。
病院も介護施設も足りなくなり、在宅死を迎える人が増えざる得ないという現実が迫っているのです。
その時までに訪問医師や看護師、介護福祉士が増えているのかどうか。
今と同じように不足しているというのが現実ではないでしょうか。
この本に出てくるような在宅死をどの地域に住んでいようが誰もが迎えられるような制度が早くできることを望みます。

まだまだ遠い自分の最期と思っていましたが、いつどうなるのかわかりません。
もし癌になったら、ホスピスは少なくとも6ヶ月ぐらい前に訪問しようと思っています。
悪くなってからすぐには入れない所がありますから。
私の場合は癌よりも脳や心臓の病気で死ぬ確率が高そうですがね。
とにかく延命処置はしないでほしいです。
葬式はしないで直葬とかがありますから、そうしてもらおうと思っています。
花が好きなので、花をいっぱい用意してもらい、音楽はフォーレのレクイエムかな?モーツァルトでもいいわ。
お墓には入りたくないので、海に遺骨を撒いてもらいたいのですが、許可なくできるのかどうか調べておきましょう・・・。

義母が亡くなったのをいい機会として、こういうことを家族に伝えておこうと思います。
夫は俺にではなく他の家族に言っておいてくれと言います。
自分が先に亡くなると思っているようです(笑)。

大山淳子 『あずかりやさん 桐島くんの青春』2017/09/19

アムロジンを飲んでから、血圧が低くなり、より一層活動意欲が減少しています。
だるくて、午前中は下手をすると起きれません。
5㎎から2.5㎎に減ってから一週間経ちますが変わりません。
仕事がある日は頑張って起きますが、これで仕事がなくなると廃人のようになりそうです。
降圧剤の副作用を調べてみると、気力が低下、ひどい時は鬱になったりするそうです。
血流が悪くなるので、老人の場合、認知症や緑内障、白内障になる場合があるそうです。
降圧剤、恐ろしいです。
アムロジンを飲まなくてすむようにしたいものです。

アルドステロンを排出するためには、どんなに血圧が下がってもセララは飲み続けなければなりません。
早くアルドステロンの排出量を抑える薬が作られるといいのですが・・・。



あずかりやさん』の二巻目です。
一日百円でどんなものでも預かる「あずかりやさん」のお話です。

オルゴールにまつわる話がよかったです。
大切にされた物には物語があるのです。
オルゴールは語ります。

「「もしも」は心残りです。その心残りこそが「夢」ですし、それがこの世に生まれた証で、宝物のような気がするのです。」

50年間あずかりやさんに預けられたオルゴールは幸せな最期を迎えられるのでしょうね。

一番最後のお話はあずかりやさんの店主の青春時代のお話です。
彼の盲学校での思い出、そして、あずかりやさんになった元和菓子屋の生まれ育った家に帰ろうと思った理由が描かれています。

あれから考え続けていますが、残念ながら私には預けたいものがないようです。

R・D・ウィングフィールド 『フロスト始末』2017/09/18



デントン署の半数は麻薬がらみの事件に駆り出され、残ったフロスト警部たちは大忙し。
強姦・脅迫・失踪と事件が次々と起こります。
フロストは足りない人員のなか、眠る暇もなく、事件に立ち向かいますが、署長のマレットは新たに着任したスキナー主任警部と組み、フロストをよその署に異動させようと目論んでいました。
スキナーは肝心な時にどこかに雲隠れするのに、犯人検挙かというところで仕事を横取りするようなとんでもない野郎です。
そんな時にとうとうフロストがしてきたガソリン代などの経費の領収書の改ざんがばれてしまい、異動の同意書にサインさせられてしまいます。
フロスト、大ピンチ!

なんとも下品なフロストですが、意外と憎めない人なのです。
彼は子供が被害者になる事件が大嫌い。
それほどきれる頭ではない(失礼)のですが、たとえ違法なことであろうが、彼がこれだと思ったらやっちゃいます。
事件がこんがらがっちゃって、結末のつけかたが今ひとつ納得できませんでしたが、フロストの推理の過程を読むものじゃないので、まあ、こんなもんでしょう。

残念なことに作者のウィングフィールドさんはお亡くなりになってしまったので、シリーズの続きはないようです。
フロストがこの後どうなったのか、知りたいところですが。

クルプフル&コブル 『大鎌殺人と収穫の秋』2017/09/16

ミルク殺人と憂鬱な夏』に続く、中年警部クルフティンガー・シリーズ第二弾。


バイエルン地方の平和な田舎町に殺人事件が起きます。
死体の首は大鎌でバッサリ切られていました。
死体一体でも十分なのに、もう一体見つかってしまい、クルフティンガーは大忙し。
それなのに、ついていない彼。
前回は妻との旅ができず、今回は家の浴室の水道管が壊れてしまい、家の中は水浸し。
家にはいられないので、ホテルにでも泊まろうかなどと思っていたら、奥方が勝手に友人の医師の家にお世話になることにしてしまいます。
実はクルフティンガーは彼が大嫌い。
奥方は知ってか知らずか、クルフティンガーの嫌がることをやります。

混迷を極める事件と家庭生活をどう乗り切りのか、クルフティンガー。

ちょっとかわったドイツのミステリです。
ビールを飲みながら読むのもよさそうですね。



夜、見るたびに笑わせてくれる兄犬。
このまま熟睡か、と思っていると・・・。
私が寝ようと思って部屋を見てみると、ちゃんと起きてきます。
この頃、ベッドの三分の二を占領されています(笑)。
見ていると、横向きになって堂々と寝ています。
いつも体のどこかをママの体にくっつけておきたいようです。
お尻を向けてくるのは困ります。
弟も一緒に寝たいようですが、彼は落ち着きがなく、ばっちいし、たぶん兄が許さないでしょうから、一人で寝てもらっています。
だんだんと犬に甘くなっています。