ニタ・プローズ 『メイドの推理とミステリー作家の殺人』 ― 2026/01/08
『メイドの秘密とホテルの死体』から四年後のお話です。

モーリーはいまや五つ星ホテル<リージェンシー・グランド・ホテル>のメイド主任となり、メイド研修生のリリー・フィンチに仕事を教えている。
世界的に名を知られるベストセラー作家、J・D・グリムソープが、改修されたばかりの<グランド・ティールーム>で重大発表を行うことになる。
モーリーは支配人のミスター・スノーから采配を任された。
ところがグリムソープがスピーチを始めた、その時に、彼は急に倒れて絶命してしまう。
因縁の女刑事スタークが再度現れる。
どうもスピーチ前に飲んだお茶に毒が仕込まれていたようで、お茶を供したリリーが疑われる。
「責められるのはいつもメイド」であることを知るモーリーは、リリーのために事件を解決しようと思う。
実はモーリーはグリムソープのことを知っていた。
おばあちゃんが彼の屋敷でメイドとして働いていたのだ。
あれから四年が経ち、モーリーの成長には目覚ましいものがあります。
恋人のファン・マヌエルと一緒に暮らし、アンジェラという友だちもでき、後輩を指導し、スタークにも互角に太刀打ちできるようにまでなっています。
まあ、たまに変なことを口走ってしまいますがご愛敬です。
今回の目玉は、現在とモーリーとフローラおばあちゃんの過去が交互に描かれているところです。
つくづく思うのは、おばあちゃんは本当にいい人だなぁということです。
最後までモーリーを信じてくれているんですもの。
彼女はモーリーに「希望の光を灯す方法を見つけてくれた」人です。
おばあちゃんの言葉がモーリーの生きるよすがになっています。
例えば、「一歩ずつ踏みだす。それがこの世でどこへ行くにもたどり着くための唯一の方法」。「表紙で本を判断してはいけません」などなど。
やっとスタークがモーリーの良さに気づくところがいいですね。
今回はメキシコに行っていて活躍できませんでしたが、彼氏のファンとちょっと危ない友人のアンジェラ、これからモーリーの片腕になりそうなリリー、そして刑事のスターク。この四人と他のホテルの面々がそろえば、怖い物なしですねww。
最後にミスター・ブレストンの言葉を載せておきます。
「孤独と虚しさ、その穴を埋めるために溜め込む。恐ろしい病だが簡単な治療法がある」(中略)「思いやり。辛抱強い耳。暖かい腕。(中略)」
またモーリーに会えて、とっても嬉しいです。
もっと嬉しいことに、昨年の四月に三作目『The Maid's Secret』が刊行されていたようです。
あらすじを見てみると、アラ、モーリーは昇進し、私生活でもいいことが起こったようです。その上、おばあちゃんが残した物が…。
おばあちゃんには隠されたことが沢山ありそうです。
翻訳される前に読みたいけれど、円安のためペーパーバッグでも高いのよ。
翻訳を待つしかないかしら…。
そうそう、おばあちゃんがクッションに刺繍した言葉はいろいろな説がありますが、「二ーバーの祈り(The Serenity Prayer)」と言って、アメリカの神学者、ラインホルド・ニーバーが作ったものと言われています。
「God, grant me the serenity
to accept the things I cannot change,
courage to change the things I can,
and wisdom to distinguish the one from the other.」
単語が少し違っているものやもっと長いものもあるので、本を見ないとどれなのかわかりませんが、一応載せておきます。
読んだ文庫本 ― 2026/01/06
2025年中に読んだ本をまとめて書いておきます。(まだありそうだけどww)

上田健次 『サツ飯 刑事も黙るしみしみカツ丼』
担当していた社内報が休刊となり仕事がなくなった桜花(さくらはな)は部長に呼び出され、県警内部の広報誌『桜花(おうか)』の中の連載『サツ飯!拝見』を担当することになる。
料理を作る人や食べる人に取材し、料理に絡んだ出来事や思い出を記事にしていくのだ。
県警総務部広報課の長山が取材先を決め、花を案内してくれる。
花が取材した『サツ飯』は、『長寿庵』のカツ丼、機動隊の『隊弁』、喫茶店『ポアンカレ』のナポリタン、警察学校の食堂で作るから揚げ、繁華街パトロールの前に出されるカレーライス。
どれもおいしい、警察職員一押しの食事だ。
出てくるどの料理も食べたくなります。
料理もいいのですが、警察のことを何も知らない花ちゃんに長山が説明する内容がいいです。
警察のことを少しでも知りたい方は読んでみてください。
えー、そうなの、テレビと違うじゃん、と思うことが多々あるでしょう。
澤村御影 『准教授・高槻彰良の推察12 破られた約束』
高槻彰良の祖父・嘉克が死んだ。高槻の神隠しの真相を知る唯一の人物で、会って話を聞こうと思っていた矢先だった。
葬式に行くが、中には入れず、久しぶりに会った祖母から話を聞けることになる。
祖母は離縁される前のある夜、祖父のところに「友」が会いに来たという。
「友」とは一体誰なのか。
そんな頃に異捜の山路が現れ、料亭で見つかった呪物「鬼女の腕」の調査を高槻に依頼する。
高槻の神隠しの真相がいよいよ明かされようとしています。
次回に続きますが、楽しみに待ちます。
伊多波碧 『犬飼ですが、猫しか診ません』
犬飼倫人は信濃大学の付属動物病院の猫専門医。犬が大嫌いで、猫以外を診るのを拒否している。犬のすぐに懐いて、全身を委ねてくる感じが堪らなく嫌なのだ。
ある日、犬飼は大雪で被災した市民のための避難所に設置された仮設動物病院で嫌々働らいていた。避難所で次々と猫や犬たちの逃亡や失踪などの事件が起こる。
何かおかしいと思った犬飼は事件解決に奔走する。
犬飼は猫の通訳で、生きる猫語翻訳アプリなんだそうです。翻訳アプリよりも高機能って、彼の頭の中はどうなっているの?
猫愛のために頑張り、悪い奴を炙り出す犬飼はいい人だけど、人とはうまくやっていけそうもないですねぇ。
幼馴染の子がいるからいいかwww。
北村浩子 『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』
現在、日本語教師をしている北村さんが9人の日本語を流暢に話す外国人にインタビューして書かれた本です。
9人とは、韓国出身のシンガーソングライター、K、中国出身の調理師、孫成順、イタリア出身の翻訳家、ドイツのテレビプロデューサー、駐日フィンランド大使館商務部上席商務官、ペナン出身の大学助教、ウクライナ出身の声優、ベトナム出身の博士課程在籍の学生、ジョージア特任全権大史、ティムラズ・レジャバです。
日本語を話す私たちには思いつかないようなことや、日本語を教える人や日本語を学ぼうという人に役立つことが書かれています。
新書ですが、簡単な言葉で書かれていますので、興味があったら読んでみてください。
観泉寺に行く ― 2026/01/05
ネットを見ていると、「東京23区で美しい庭園が楽しめるお寺4選」という記事を見つけました。
その中で紹介されていた観泉寺に行ってみました。
上井草駅から徒歩約15分、荻窪駅と西荻窪駅から徒歩約25分で、バスもあるようです。
お寺の中と横に2つ駐車場があります。
訪問者が少なく海外からの観光客も来ていないので、ゆっくり見ることができました。
曹洞宗のお寺だそうです。

ここから入ると、突き当りに駐車場があります。

左手に竹林があります。

駐車場からの入り口にポスターが貼ってあったのですが、11月下旬の二日間、「今川紅とうろ in観泉寺」というライトアップをしているようです。

左手に登楼。

本堂。

「観泉禅寺」と書いてあるのかな?揮毫は93歳の大光園心禅師だそうです。

本堂から振り向くと、山門が見えます。


閻魔堂。
春になるろ牡丹かなにかが咲きそうですね。

天気がよくて、気持ちがいいです。

飛行機でも通ったのかな。

池泉鑑賞式庭園がありますが、近くには行けません。
錦鯉が見えました。

右側に滝がありましたが、逆光なので、ちゃんとした写真が撮れませんでした。
写真の右の方へ行くと墓地があります。

墓地の入り口に石仏が並んでいます。
観泉寺は1597年(慶長2年)に多摩郡下井草に創建された観音寺を始まりとする寺院で、戦国時代、織田信長との「桶狭間の戦い」で敗れた戦国大名、今川義元で有名な今川家ゆかりの寺院だそうです。

今川家累代之墓があり、その説明文です。
今川家は滅びたと思っていたのですが…。詳しくは調べてみてください。

お墓の写真写りがよくないので、興味がある方は実際に行ってみてください。

白梅が咲いていました。

紅梅も咲いています。

庭には枝垂桜や紅葉があるそうなので、3月か11月ごろに来るといいでしょう。

竹林の全体像です。
駐車場に彫刻らしきものがあったので、見てみました。

笠置李男の「生存」という作品です。
写真を撮っていませんが、お寺の周りも趣があるので、歩いてみるといいでしょう。
<今年の福袋>
抽選のある福袋に挑戦してみました。
残念ながらたったひとつしか当選しませんでした。

カルディの食品の福袋です。なかなか盛沢山で、使えるものが多いです。
<新春ビュッフェ>

ビュッフェに行きましたが、それほど食べられませんでした。
少しずつ、満遍なく食べようと思ったのですが、すぐにギブアップ。
デザートのケーキはひとつも食べられませんでした。
もう無理ですねww。
せやま南天 『パルティータを鳴らすまで』 ― 2026/01/04

中学校二年生の時本拓実は里親のもとで4歳から暮らしている。
里父は弦楽器職人。部活には入らず、学校から帰ると彼の工房で過ごしている。
里父からバイオリンを教わり、出来上がったばかりのバイオリンを弾くのが楽しみになっている。
来年の三月で10年の委託期間が終わり、実母のもとへ戻る。
そのことでこの頃、拓実は情緒不安定気味だ。
ある日、何か父のためにしたいと思い、拓実を引き取ったせいで行き来が途絶えた父とバイオリニストである祖父との間を取り持とうと思い、拓実は祖父の家に行く。
祖母が招いてくれた部屋には憧れのストラディバリウスの「ヨーゼフ」があった。
父が「ヨーゼフ」の写真を作業机の真ん中に貼っているので、すぐにわかった。
拓実は弾きたいという思いに負け、「ヨーゼフ」を弾いてみる。
しかし、勝手に弾いたことで激怒した祖父に追い出されてしまう。
帰ろうと歩きだした時、バイオリンの音が聞こえてくる。
それはあたたかく、切なく、懐かしい響きだった。
別の日、拓実は祖父のバイオリンの音をもう一度聞きたいと思い、祖父の家に行く。
彼に気づいた祖母がまた家に入れてくれ、拓実の気持ちを聞いてくれた。
それから拓実は祖父にバイオリンを習うようになる。
そして、友人の八木沢に促され、実母のところに戻ると二度と会えなくなる父母と別れる前に、祖父が主催する信州の教会で行われる演奏会でバッハの「無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ」を弾くことにするが…。
YA(ヤングアダルト)向きのお話です。
里親制度のことを知らない人が読むと色々とわかります。
実の親のところに戻ると、里親に会えないことがあるんですね。
なんかそれは非情な感じがします。
実母と里親と両方で子どもに関わり、育てていくことはできないのでしょうか。
それがダメでも、大人になってから会っても問題ないと思いますが、ずっと会ってはいけないのでしょうか。
この話には裏があって、祖父母は他人だから、これからもバイオリンを教えてもらえるようですがww。
本の中で拓実と同じ境遇の幼馴染の果鈴がいいことを言っています。
家族とは死ぬまでずっと一緒にいられるわけがない、私と一緒にいるのは私だから「私が私を幸せにするしかない」。
その通りですね。
「パルティータ」とは音楽用語で「組曲」という意味ですが、実はフランス語の動詞「partir」が由来だそうです。
「partir<パルティール>」は「出発する」という意味です。
養父母と別れ、実母と新しい生活を始めるという本のテーマに合った曲ですね。
HIMARIちゃんの演奏をお聞きください。
読んだ時代小説シリーズ ― 2026/01/03
少しブログに繋がりやすくなったかと思ったら、海外の方では全くダメみたいです。どうにかならないものでしょうかね。
さて、昨年に読んだもので、紹介していないものがあるので、一遍に紹介しちゃいましょう。

和田はつ子 『家族ぜんざい 料理人季蔵捕物控』
ある日、昼賄いでにぎわっている塩梅屋に酒問屋の若旦那、江戸屋治吉がやってくる。養母を刀で斬殺し、打ち首に処されたという幼馴染の和泉健治の無実の証をたてたいというのだ。手助けをすることにした季蔵だが…。
和田はつ子 『日ノ本一のおせち 料理人季蔵捕物控』
塩梅屋の安くてうまい昼賄いが好評だ。ある日、季蔵の弟分の豪助とその妻のおしんが切り盛りしている鳥料理の店、味楽里の庭で武家の娘の骸が見つかり、同じ時に塩梅屋に海苔を寄付してくれた品川屋の主と大番頭が店の近くの神社で殺されていた。辻斬りではないかと思われた。
そんな時に北町奉行烏谷は季蔵に、『四方八方料理大全』の著者であり、種々料理法の生き字引である松枝貴栄に手助けを頼み、”大江戸泉岳寺初参り”に出す日ノ本一のおせちを作り上げろと命じる。烏谷の真意は?
料理人季蔵捕物控シリーズも五十作目だそうです。長く続いていますね。
この頃、料理の記述が多くて、そこは流し読みになっています。
御節料理について詳しく知りたい方は読んでみるといいでしょう。
李蔵の思い人が今回は出てこなくて、ちょっと残念です。
麻宮好 『震える羊羹舟 おけいの戯作手帖<二>』
戯作者見習のおけいは二作目が書けずに苦しんでいたが、十一歳の弟の幸太郎には単独で妖怪絵の注文が来ていた。
そんなある日、おけいの想い人で、版元の勘助からお菓子競べに誘われる。
なんとそこで羊羹舟が宙を飛んだのだ。
おけいは羊羹舟の謎を解き、次作に書こうと思うが…。
「羊羹舟」は羊羹を作る時に使う型のことです。
おけいは一巻目よりもしおらしくなっていますww。
同じく女戯作者の桜木華絵が登場し、おけいと友だちになったので、次回は二人で謎解きをするのでしょうかね。
風野真知雄 『わるじい義剣帖(六)ありがたや』
孫愛溢れる愛坂桃太郎は相変わらず面倒な頼まれごとに悩まされている。
今回は「化け猫の墓」、「駕籠かきが消えた駕籠」、「役立たずの提灯」という謎解きだ。
こんなことばかりならよかったのだが、桃太郎は隠密同心の殺しと関わることになる。
ひょっとしたら桃太郎は次回は危ないことにまきこまれるのでは…。
有能な人はおちおち隠居もできないものですね。
坂井希久子 『撫子こがし 花暦 居酒屋ぜんや』
只次郎とお妙夫婦に子が生まれたが、産後の肥立ちが悪く、お妙はなかなか床を上げられずにいたため、お花は一人で『ぜんや』を切り盛りしている。
そんな時に一人のお侍がぜんやにやって来る。彼はお花の実母と何やらありそうな感じだ。
一方、熊吉は仕事の迷いとお花への想いから抜け出せずにもがいていた。
「どっちを向いて歩けばいいか分からないときは、周りをよく見てごらんなさい」
というお妙の言葉が熊吉の心に届くのかな。
一区切りがついたお花のこれからの活躍が期待されます。
馳月基矢 『掌 蛇杖院かけだし診療禄』
穢れが見える拝み屋桜丸が予言した通りに麻疹が江戸で猛威をふるい始めた。
桜丸の指揮の下、蛇杖院は総出で病人の世話をしていたが、小梅村にも麻疹の患者が出るようになり、やがて桜丸が倒れた。
市中には根も葉もない噂話や印施、瓦版などがばらまかれた。
薬が大手の医家に押さえられ、その医家は高い薬礼が支払える者だけに治療を施していた。
そんな頃、瑞之助の実家の長山家から甥や姪が麻疹に罹ったと手紙が来る。
瑞之助は治療のために長山家に戻り、三年ぶりに母や兄と向き合うことになる。
江戸時代の医師たちは治療法も確立していない時に、知恵を出し合って患者を助けてきたのですね。
瑞之助が医師として益々成長し、頼りになってきました。
次回に思わぬ展開がありそうで、楽しみです。
料理人季蔵捕物控シリーズとおけいの戯作手帖はそろそろ読むのを止めようかと思います。
それ以外のシリーズは面白くなってきたので、続けて読もうと思います。
明けましておめでとうございます。 ― 2026/01/01

我が家のわんこたちから、新年のご挨拶です。
今年はちゃんと二匹ともにカメラの方を向いてくれ、すぐに写真が撮れました。
見かけは若いですが、今年、兄犬、14歳、弟犬、12歳になります。
健康に気をつけて、長生きして欲しいです。
わんこ共々、今年もよろしくお願いします。
昨年読んだ本は、ブログで紹介したものが約215冊+αでした。
毎年コンスタントに200冊は読んでいるようです。
このペースで今年もいきたいと思います。
では、昨年、読んだ本の中で面白かった本を紹介いたしましょう。
伝記もので女性の生き方を描いた作品が私の好みに合ったようです。
『11ミリのふたつ星』 砥上裕將
『星の教室』 髙田郁
『天までのぼれ』 中脇初枝
桐野夏生の村野ミロ・シリーズ
次に映画を紹介します。
BBCドラマの「Miss Austen」
本当は舞台も見に行きたいのですが、なかなか行けないので、映画で我慢しています。
今年も月に2回ぐらいのペースで映画に行きたいです。
フィンランド語は続いています。
単語が覚えられませんが、ボケ防止にはいいので、長くやっていけば、そのうちどうにかなるでしょうww。
無料Duolingoはしばらく止めていましたが、携帯ではなくてiPadでやるようにして、10月から一日一レッスンをやり続け、やっとSection2、Unit18までいきました。
ノルウェー語もやりたいのですが、フィンランド語をやるとできません。
無料なので仕方ないですね。
今年の御節です。

イタリア風です。
風邪のせいで胃の調子がイマイチで、あまり食べられませんでしたが、美味しかったです。

福袋は、やっと買えたホットマンです。
うっかり忘れていて、売り出し時間から大分経ってから見たら、どこのデパートも売り切れていました。
某デパートは大っぴらに宣伝していなかったらしく、売れずに残っていたので、買えました。
旅行は海外に行こうと計画しています。
わんこたちと一緒の旅行も行きたいですね。
わんこたちが元気でいてくれればいいのですが。
とにかく今年は健康に気をつけることを念頭に置いて、わんこたちと楽しく過ごしていこうと思います。

「では、みなさん、僕たちも楽しく過ごしますので、がんばりましょう」
今年最後のトリミング ― 2025/12/30
今年は運よく一年の最後にトリミングができました。
わんこたちもサッパリして年を越せるようです。

甘えん坊と食いしん坊になった兄。
犬部屋を脱走し、床に食べ物が落ちていないか探しに来ます。

胴体が太くなった気がします。メタボかww。

一時期、兄の残り物を食べて太ったのですが、節制をさせると痩せ気味になってしまったヨーキー弟。
普通の餌にして徐々に太らせています。

意志がとても強いです。(強情ということよww)

いつものパターン。

なかなか傍によりません。

ちょっと弟を動かすと、嫌がりませんでした。
今回は兄、3.2㎏、弟、3.0㎏。
弟にはもっと餌を食べさせた方がいいようです。
兄はこの前量ったら3.5㎏ぐらいあったと思ったのですが、ママの勘違いだったのかしら。
先月見つかった顎のデキモノはいつのまにかなくなっていました。

パパといっしょに茅の輪の前で、今年の〆にしましょうか。
「みなさま、良いお年をお迎えください」by ワンコズ&パパママ
勝馬神社に行く ― 2025/12/28
来年の干支は「馬」なので、馬にちなんだ神社を探すと、すぐに茨城の勝馬神社が見つかりました。
競馬関係者や競馬ファンには有名な神社のようです。
神社は「あんばさま総本宮杉本神社」のところにあり、駐車場からすぐにあります。

ここを上っていきます。

左側に相性神社と稲荷神社、右側に勝馬神社があります。

年末なので、これくらいの人しかいませんでしたが、年が明けると並ぶんでしょうね。
中に馬の形の「安馬さま」と神馬を引く神猿がいます。
左に見える木が御神木の「シイ」で、馬頭が見えると言われていますが、私、うっかり見るのを忘れてしまいましたww。
何のために行ったのか。年末までドジってしまいました。
稲荷神社の前を通り過ぎて行くと、トイレとねがい矢場、右に行くとご祈祷受付所があります。

神門から入ると、右に授与所。

正面に茅の輪、左側に神輿殿、楼門、右側に大杉神社(767年創建)。
茅の輪をくぐる時に、また間違えてしまいました。大杉神社では4回も回るようで、私、前回の時と同じように3回しか回りませんでした。
私のようにドジな人のために、どこの神社でも統一して欲しいですね。
もしかしたら何回も穢れを落とそうとしたから、神様はしつこいと思ったのかもしれませんねww。

拝殿。

拝殿の右側に厄除のかわらけ、左側に悪縁切りの齊庭。
桃には当ててはいけません。

悪縁切りの齋庭の後ろに厄落としの桃。
この桃の形をした石を撫でると厄難が解消するそうなので、しっかり三つとも撫でてきました。
この年になると悲しいことに夢を叶えることよりも厄難がない方がいいのです。

瑞垣。

拝殿正面にある楼門。

門から神楽殿見る。

基盤石。

どこを見ても桃があります。

豪奢な社殿群は茨城の日光東照宮と言われているそうです。

大杉神社よりも人が多いのが大国神社。みんなお金が好きなのよ。

鳥居を入るとすぐに金運回廊で、吊るし賽銭箱が4つあります。
賽銭箱の底にちゃんと100円玉の絵が描いてあるところが何とも言えませんww。
100円がなかったので、私はチャレンジできませんでした。
夫を見ていると、なかなか入れるのが難しいみたいです。

御神木(三郎杉)。もう一本御神木があるようです。
一の鳥居のところに天狗がいると聞いていたので、行ってみました。

「ねがい天狗」

「かない天狗」

二の鳥居。模様がついている豪華な鳥居です。
七福神巡りもできるようです。
トイレが立派だと聞いていたので、行ってみました。

入ると天井が素敵です。

ドアに絵が描いてあります。

トイレの中にシャンデリア。

壁の絵は多分付喪神でしょう。

全部の個室に入ってみたかったですが、入りませんでした。
このトイレは目黒雅叙園風ですね。

勝馬神社の御朱印と勝馬守、厄除健康守、そして子ども用の干支マスコット守をいただいて来ました。
おまけ。

高速から見た牛久大仏。

わんこを連れて来た時に休憩を取りたい江戸崎PA。
ここの芝生で犬を遊ばせてもいいのよね?

富士山も見えました。
横山起也 『針ざむらい』 ― 2025/12/27
『編み物ざむらい』、『お茶漬けざむらい』に続く新さむらいシリーズ。

糸原佐武朗は広島藩の山中のたたら場を回って検分する鉄徒目付だ。
ある日、山から屋敷に戻ったばかりの佐武朗に親友の黒部新右衛門が訪ねてきて、誰にも渡さないようにと三冊の帳面を預けて帰っていく。
翌朝、黒部家に寄ってから登城しようとした佐武朗は、新右衛門の父、黒部伊右衛門から新右衛門が町はずれの竹藪で亡くなっていたことを聞く。
身体には剃刀でそいたような傷や服ごと肌を鋭く切り裂くようなひどい傷跡があったという。
そこに下目付の門野鷲蔵が現れ、佐武朗は番所に引ったてられそうになる。
佐武朗は新右衛門が言った「誰にも」は役人や藩の上役という意味かもしれないと推測し、日記を守るためにその場から逃げ出す。
一年後、佐武朗は江戸の神田鍛冶町で「針研ぎ かぐら」を営む浪人となっていた。
新右衛門の仇のうちの一人が江戸を拠点としていると聞いたからだ。
声聞師の青の釣り針を研ぐ仕事をしてから、佐武朗の運命は変わっていく。
果たして佐武朗は新右衛門の仇を取ることができるのか…。
横山さんは「〇〇ざむらい」シリーズをこれからも続けて書いていくことにしたのでしょうか。
それにしても「編み物ざむらい」シリーズがまだ終わらず、「お茶漬けざむらい」シリーズが今年出たばかりなのに、新しいシリーズを始めるなんて、ちょっと心配になります。
今時の出版事情では一つのシリーズをじっくり書いていくというのはできないのでしょうか。
作家さんには他のシリーズを書くことはブレーンストーミングみたいになっていいのかもしれませんね。
どうせなら次々と新しい「〇〇ざむらい」を開発していって、全員でひとつのお話に出演というのもいいかもww。
デ・ラ・モッツ&モンス・ニルソン 『死が内覧にやってくる』 ― 2025/12/26
スウェーデン・ミステリの新シリーズ。

ストックホルムの国家殺人班の犯罪捜査官ピエテル・ヴィンストンは娘のアマンダの十六歳の誕生日パーティに出るためにスコーネ地方の田舎町エステリエンにやって来た。
元妻のクリスティーナが再婚してエステリエンに住んでいる。
ここ三年ばかり、誕生日パーティの参加を断っていたが、失神発作が起こるようになり、疾病休暇を取るように言われたため、娘の誕生日パーティに参加することにしたのだ。
ヴィンストンはなんとか苦手なパーティを乗り切るが、パーティの翌日にクリスティーナに誘われ、ギスレブビーチにある物件の内覧に行くことになる。
ところがそこでセレブな不動産ブローカーで有名なジェシー・アンダーソンの遺体を見つけてしまう。
ジェシー・アンダーソンはギスレブビーチの海際に豪邸を建てるという不動産プロジェクトを立ち上げ、早々に建築許可をとりつけ、地元民の怒りをかっていた。
彼女は住民を懐柔するために、村の自治会が欲しがっていた彫刻を買って、内覧物件に飾り、その家が売れば彫刻を村に寄贈すると言っていた。
皮肉なことにジェシー・アンダーソンはその彫刻、真鍮製の巨大な釣り針、ザ・フックに刺さって死んでいたのだ。
たまたま現場にいたため、ヴィンストンはアドバイザーとして初めて殺人事件を担当する地元シムリスハムン署の犯罪捜査官トーヴェ・エスピングの捜査を手伝うことになる。
北欧ミステリというと、風光明媚な土地ととっつき難い住民たちが出てくる暗いトーンのお話という感じですが、このお話は全く違い、明るいです。
ヴィンストンは上質な三つ揃いのスーツを着て、高級革靴を履き、モレスキンの革製のノートを使っているというスウェーデンらしからぬ人で、潔癖症。
動物が苦手で、車が牛たちで通れないのに牛が怖くて追い払えず、借りたコテッジにいる猫にも近づけないという、情けない人です。
対するエスピングは、地元出身で自分に自信があり、捜査を一人でやりたくてたまらず、ヴィンストンが邪魔で仕方がないという女性です。
うまく行きそうもない二人ですね。
スコーネ地方は元デンマークだったということもあり、方言も独特で独自の文化があるそうです。
次回が楽しみなシリーズです。
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