読んだ文庫本 ― 2026/01/06
2025年中に読んだ本をまとめて書いておきます。(まだありそうだけどww)

上田健次 『サツ飯 刑事も黙るしみしみカツ丼』
担当していた社内報が休刊となり仕事がなくなった桜花(さくらはな)は部長に呼び出され、県警内部の広報誌『桜花(おうか)』の中の連載『サツ飯!拝見』を担当することになる。
料理を作る人や食べる人に取材し、料理に絡んだ出来事や思い出を記事にしていくのだ。
県警総務部広報課の長山が取材先を決め、花を案内してくれる。
花が取材した『サツ飯』は、『長寿庵』のカツ丼、機動隊の『隊弁』、喫茶店『ポアンカレ』のナポリタン、警察学校の食堂で作るから揚げ、繁華街パトロールの前に出されるカレーライス。
どれもおいしい、警察職員一押しの食事だ。
出てくるどの料理も食べたくなります。
料理もいいのですが、警察のことを何も知らない花ちゃんに長山が説明する内容がいいです。
警察のことを少しでも知りたい方は読んでみてください。
えー、そうなの、テレビと違うじゃん、と思うことが多々あるでしょう。
澤村御影 『准教授・高槻彰良の推察12 破られた約束』
高槻彰良の祖父・嘉克が死んだ。高槻の神隠しの真相を知る唯一の人物で、会って話を聞こうと思っていた矢先だった。
葬式に行くが、中には入れず、久しぶりに会った祖母から話を聞けることになる。
祖母は離縁される前のある夜、祖父のところに「友」が会いに来たという。
「友」とは一体誰なのか。
そんな頃に異捜の山路が現れ、料亭で見つかった呪物「鬼女の腕」の調査を高槻に依頼する。
高槻の神隠しの真相がいよいよ明かされようとしています。
次回に続きますが、楽しみに待ちます。
伊多波碧 『犬飼ですが、猫しか診ません』
犬飼倫人は信濃大学の付属動物病院の猫専門医。犬が大嫌いで、猫以外を診るのを拒否している。犬のすぐに懐いて、全身を委ねてくる感じが堪らなく嫌なのだ。
ある日、犬飼は大雪で被災した市民のための避難所に設置された仮設動物病院で嫌々働らいていた。避難所で次々と猫や犬たちの逃亡や失踪などの事件が起こる。
何かおかしいと思った犬飼は事件解決に奔走する。
犬飼は猫の通訳で、生きる猫語翻訳アプリなんだそうです。翻訳アプリよりも高機能って、彼の頭の中はどうなっているの?
猫愛のために頑張り、悪い奴を炙り出す犬飼はいい人だけど、人とはうまくやっていけそうもないですねぇ。
幼馴染の子がいるからいいかwww。
北村浩子 『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』
現在、日本語教師をしている北村さんが9人の日本語を流暢に話す外国人にインタビューして書かれた本です。
9人とは、韓国出身のシンガーソングライター、K、中国出身の調理師、孫成順、イタリア出身の翻訳家、ドイツのテレビプロデューサー、駐日フィンランド大使館商務部上席商務官、ペナン出身の大学助教、ウクライナ出身の声優、ベトナム出身の博士課程在籍の学生、ジョージア特任全権大史、ティムラズ・レジャバです。
日本語を話す私たちには思いつかないようなことや、日本語を教える人や日本語を学ぼうという人に役立つことが書かれています。
新書ですが、簡単な言葉で書かれていますので、興味があったら読んでみてください。
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