兄犬だけトリミングに行く2023/09/01

今月は一匹ずつのトリミングになりました。
暑い中、行きはママが動物病院まで兄犬を抱いて行ったので、汗だくになりました。
帰りは犬用カートの中に保冷剤を仕込んでいきましたが、これまた汗だく。
夏は仕方がないですね。これで少しは体重が減るといいのですが…。

お会計をしようとしたら、獣医さんの話があるというので、何かと思ったら、兄の後ろ足におでき(たぶん表皮嚢胞)があり、検査をしてみてはどうかということでした。
来週、ヨーキー弟のトリミングがあるので、検査(5000円)をしてもらい、トリミングの時に検査結果を聞くことにしました。
どうも高齢の犬にできやすいようです。
病院で触った時はあるのがわかったのですが、家で触ってみると検査で切ったので小さくなってしまったようで、どこにあるのかわかりません。
ママの首にできた脂肪腫のように、ガンでないといいのですが。


カメラを向けると不気味に笑うわんこ。特に機嫌は悪そうではないです。


おやつを見せると、お座りしてくれました。


おやつのボーロをやると、食べなかったので、砕いてやりました。
小さい時に歯を抜きすぎて、固い物が苦手なんです。
ドッグフードもそのうち柔らかくして食べさせることになりそう。


あまり疲れていないみたいで、お目々がパッチリしています。


年を取ると人間と同じように毛が白くなるようですが、兄犬は背中などが茶色くなってきています。


チワワとマルチーズのミックスなので、顔や身体はマルチーズよりで、毛の色はチワワよりですかね。

主治医でなく、始めて会う獣医さんだったので、体重を訊くのを忘れました。
200~300gぐらい増えて、3.5㎏ぐらいになっていると思うけど。


家に帰り、安心して、眠り始めたわんこです。
検査結果が気になります。

公園で遊ぶ♫2023/09/02

来週は雨が降りそうなので、天気なうちに公園に行ってきました。
公園は草刈りがしてあります。


公園が大好きな兄犬は嬉しそう。


走り回っています。


走っています。


パパと散歩に行ったヨーキー弟はちょっとしか歩いていないのに、すぐに横になります。


しばらくすると、何を見ているのか、お座りします。姿勢がとてもいいですね。


パパの膝にのってもずっと見ています。


兄は何か言いたそうに、ママの方を見ます。
おやつが欲しいみたいです。


ア、飛行機が飛んで来ました。


トリミングがまだなので、少しボサボサです。


今度は青い線の飛行機が…。


珍しくパパが兄とお散歩に行きます。


帰って来て、水を飲まそうとしていますが、ママの方を見て飲みません。
おやつが欲しいのかしら。


また別の飛行機が飛んで来ました。

ママがヨーキー弟とお散歩に行きました。
走っている姿を撮ろうとするのですが、なかなかいい写真が撮れません。


仕方ないので、お座りの写真にしましたが、前を向いてくれません。


アラ、横たわってしまいました。そんなに歩いていないのに。
ヨーキーは暑さに弱いのね。


今度は低空飛行の飛行機が来ました。


空を飛ぶのは気持ちよさそうですね。


パパが二匹を抱くと、こうなっちゃいましたwww。

家に帰って目を見てみると、赤くなっていません。
草刈りのおかげでしょうか。それとも花粉症じゃないとか。
まだママは諦めていません、笑。
今度病院に行った時にイネ科とブタクサ・ヨモギのアレルギー検査をしてもらおうと思います。
それまでは花粉症だと認めませんわ。
今日は花粉症メガネをまだ買っていないので、花粉ガードスプレーをしていったのですが、少しは効いたのかしら?

兄は疲れたのか寝ています。弟はろくに動いていないので体力が余っているらしく、ママたちがお買い物に行こうとするとワンワンと吠えていました。
涼しくなったら、兄以上に歩かせますわ。
「ママは鬼か?」と五月蠅いヨーキーです。

髙田郁 『契り橋 あきない世傳金と銀 特別巻上』2023/09/03

兄わんこが昨日から三回もご飯を吐いています。
トリミングに行った次の日に公園に行ったので、疲れたのかもしれません。
ドッグフードのカリカリではなく、缶詰の柔らかいフードを食べさせて様子を見てみようと思います。
11歳で年なので、あまり無理をさせないようにしないとダメですね。
見かけが若そうなので、ママは油断していました。


『あきない世傳金と銀』が終わり、待ち望んでいた特別巻が出ました。
四つのお話が載っています。

「第一話 風を抱く」
出奔した五鈴屋五代目店主、惣次は江戸で名を新六とかえ、古手売りで身を立てようと思っていた。しかしある事をきっかけに両替商井筒屋の主人に見込まれ、銭両替の仕事をすることになる。

「第二話 はた結び」
五鈴屋江戸本店の支配人、佐助は住み込みの女衆を探すために口入れ屋を回っていた。何の因果か、初めて入った口入れ屋で、昔の思い人とそっくりの女に出会う。

「第三話 百代の過客」
近頃、小頭役のお竹は自分の老いを自覚せざるおえなくなった。なにしろ針に糸が通せなくなったのだ。
そんな折に、引退し、郷里に戻るという近江屋の支配人、久助に、いっしょに旅をして、里帰りをしてはどうかと誘われる。
このことをきっかけにお竹は自分の老い先を考え始める。
一方、手代の大七も人生の分かれ目に来ていたが、奉公の掟があり、本人の意志でどうにかなるものではなかった。

「第四話 契り橋」
賢輔にそろそろ九代目徳兵衛になってはどうかという話が舞い込む。
しかし、賢輔には秘めた想いがあった。その想いにどう決着をつけるか悩む賢輔だったが…。

それぞれ五鈴屋のお馴染みの4人を描いた作品です。
惣次は横暴な嫌な男だと思っていまいたが、淋しい男だったのですね。
そんな彼に、少しでも幸せな時があってよかったと思いました。
自分の思いを幸に話していたら、別の人生があったかもしれませんね。

誰にも人には知られていない過去があり、今のような時代じゃないから、心に蓋をしてしまって置かなければならない思いが沢山あったのでしょうね。
しんみりとした気持ちになる短編集です。

『あきない世傳金と銀』のファン待望の新刊です。
下巻はいつでるのか、調べてもわかりませんでした。いつ出るのでしょう。
早く読みたいです。

ヨーキー、トリミングに行く♡2023/09/04

雨の中、ヨーキー弟をトリミングに連れて行きました。
暑さに弱いママは二回行って帰ってをやると、とても疲れました。
傘を持っていたので、スリング(抱っこ紐みたいなもんです)にわんこを入れることにしました。
弟はスリングが大嫌いで、いつも出ようとしますが、今日は大人しくしています。

さて、兄の検査結果ですが、表皮嚢胞でした。
大きくならないか、経過観察が必要です。
獣医に土曜の夜から吐いていることを言い、今朝トイレシーツに吐いたものを持っていって見せました。下痢はしていません。
黄色いので、胃液だと言われ、三日分の吐き気止めと消化管機能改善薬を処方されました。

これから犬を飼いたい方が参考にできるように、一応薬代を載せておきますね。
犬は保険がきかないので、人間よりも高いです。
吐き気止め(セレニア 一日一回三錠750円)、消化管機能改善薬(プロナシド 一日二回六錠600円)+消費税です。
トリミングはシャンプー、カットで7000円+診察料500円+消費税です。
獣医さんによって診察料や薬代が違いますので、色々と行って納得のいくところにするといいと思います。
私は別のところに住んでいた時はずっと同じ獣医さんで満足していましたが、今のところでは近所のおじいさん獣医さんが辞めてしまったので、3、4軒狂犬病やワクチン接種に行ってみて決めました。
話しやすい、ほどほどの料金の獣医さんがいいですね。
雄のわんこたちのお気に入りは、女性の獣医さんですww。

トリミングの後は、お決まりの写真撮影です。


お座りというと、おすましします。


一人トリミングは怖くなかったようです。
しかし、脚に〇〇ちが固くこびりついていたそうです。すみません。
よく踏むんですよ、彼は。
目の悪いママは見逃したのね(恥)。


アラ、せっかく切ってもらったのに、また耳の毛が…。


なんでこうなっちゃうのかしら。


目にまでかかっちゃったわ、笑。


トリマーさんはこんな姿になるとは、思ってもみなかったでしょうね。


「ぼく、変ですかぁ?」


まあ、いいでしょう。


これが正しい姿よね、笑。
シニアなので、身体がだんだん白くなっているヨーキーです。

今日の体重は3.2㎏。ちょうどいいようです。
腸が弱いのはヨーキー弟で、兄は胃が弱いようです。
兄に与えるのを缶詰タイプのドッグフードにしようかと考え中です。

畠中恵 『アコギなのかリッパなのか』&『さくら聖・咲く』2023/09/06

「しゃばけ」シリーズの畠中さんが書いた時代小説ではなく、珍しい現代のミステリ・シリーズ、「佐倉聖の事件簿」。二冊出ています。


佐倉聖は元不良、今は21歳の大学生。普通ならば青春を謳歌しているはずなのに、ろくに会ったことのない父親が姿をくらましたため、中学生の異母弟を養わなければならなくなり、元大物政治家・大堂剛の事務所『アキラ』で事務員のアルバイトをしている。
バイトの内容は、料理、掃除、オヤジ(大堂)のおもり、『風神雷神会』の雑用、そしてこれが厄介なことなのだが、オヤジにふられた風変りな相談事の処理だ。

聖が扱った相談事というと、有力後援者の飼っている猫の毛の色変わりの謎、後援会幹部の殴打事件の謎、議員に寄付された絵を新興宗教団体から奪還するという依頼、選挙応援に行った立候補者のダイエット問題など。
なんで政治家がこんなことを解決してやらなければならないのとは思いますが、選挙に勝つためにはやらなきゃならないのね、笑。
聖は持ち前の負けん気と機転をきかして、次々と解決していきます。


聖も大学三年生になりました。
弟を養わなければならないので、就職をすることにしました。
元政治家事務所にそのまま就職しちゃえばいいんじゃないと思いますが、聖は意外と真面目で、弟を養う身としては堅い仕事で、議員と関わることのない、民間企業に就職することにし、コネに頼らず就活を始めます。
オヤジや彼のところによく来る議員たちは、聖の就職活動に興味津々。

ところがインターンシップは首になるし、なかなか内定がもらえません。
そうこうするうちに聖のところに、エントリーしていない五つの企業からほぼ同時に内定通知が届きます。
この五社に聖とオヤジの繋がりを話した奴は誰なのかと思う聖でしたが、二日の内に事を見抜いて何とかしないと、皆で勝手に就職先を決めると宣言されてしまいます。

相談事を解決しながらも就活していく聖はホント、大変です。
周りは彼のことを認めていて、事務所に残って欲しいようで、色々とちょっかいを出してきます。
如何せん、聖は自分が何をしたいのかということがまだわかっていませんでした。
弟の方が上手みたいです。
大学三年生で未来のビジョンがしっかりとある人ってどれだけいるんでしょうかね。私はなかったわぁ。
まあ、終わりよければすべてよしですね。

政治家の事務所の様子が垣間見られて、面白かったです。
本当にこんなことしているのって感じですけど、笑。
畠中さんらしい、ユーモアに溢れたお話でした。

アンデシュ・ルースルンド&べリエ・ヘルストレム 『地下道の少女』2023/09/08

台風の真っ只中。大雨警報が出ています。
どの地域にも洪水が起らなければいいのですが。

エーヴェルト・グレーンス警部シリーズの四作目。


ある日、薄い赤色のバスがクングスホルム広場に停車し、四十三人の子供を置き去りにし、走り去った。
子供たちはみな青と黄色のツナギを着ていて、クスリか何かで意識がもうろうとした状態で、外国人と見られた。
パトロール警官が彼らを見つけ、署に連れて行く。

毎朝、シーヴ・マルムクヴィスの曲をかけ、踊るという儀式を執り行っていたエーヴェルト・グレーンスは、指令センターからの電話に邪魔される。
署に四十三人の子供が連れてこられたというのだ。
しかしそのすぐ後に、聖ヨーラン病院の地下通路で、顔の一部がえぐられた女性の死体が発見されたという電話がはいる。
三十二件もの捜査中の事件があるというのに、また二件。
エーヴェルトは子供たちのことを女性刑事マリアナ・ヘルマンソンに任せ、自分は長年捜査をともにしてきたスヴェン・スンドクヴェストと地下通路の女性の事件を捜査することにする。

この日、エーヴェルトの愛するアンニは病院に定期検査を受けに行っていた。
ところが誰かが麻酔の前にものを食べさせたらしく、アンニは誤嚥を起こしてしまい、予断を許さない状態になる。
アンニを失うのではないかという不安から、エーヴェルトはスヴェンが危ぶむほど、事件にのめり込んでいく…。

著者によると、「表向きには、スウェーデンにストリートチルドレンは存在しないことになっている。表向きには、売春禁止法が施行されて以来、売春件数は減ったことになっている」そうです。
スウェーデンにもストリートチルドレンは存在するのですが、保護者がホームレスでないかぎり、子どもは、実際に路上で暮らしていても、ホームレスとみなされないのだそうです。
ストックホルム市が行なった2018年の調査ではホームレス人口は2439人で、その三分の一が女性で、女性の割合は増加傾向。ホームレスのうち55%は薬物などの依存症で、45%に明らかな精神障害があるそうです。
ちなみにストックホルム市の2018年の人口は約96万人です。
福祉国家と言われているスウェーデンに親からも社会からも公に存在していないとされている子どもたちがいるということ、そしてそのことに何も対策が講じられていないことに驚きを禁じえませんでした。
この本は本国で2007年に、日本では2019年に刊行されています。
探せなかったのですが、スウェーデンの現在の状況が知りたいです。

さて、日本はどうなんでしょう。
2023年1月の厚生労働省の調査によると、全国のホームレスの人の数は3065人で、年々減少傾向。内訳は男性2788人、女性167人、性別不明110人だそうです。
東京都は661人で大阪府は888人。
6割が65歳以上のホームレスで、平均年齢が65歳。
ネットカフェ難民など、いわゆる「見えないホームレス」の数は約4000人だそうですから、実際はもっと多いんでしょうね。
日本にもストリートチルドレンはいないと言われています。
近頃「トー横キッズ」などがマスコミで取り上げられていますが、彼らには帰る家や居場所があるんでしょうかね。

訳者後書きに気になる記述がありました。

「男の子は往往に暴力的になり、周囲の目を引きつける。対策が講じられる。ところが女の子は目につかないまま消えてしまう。なかなか見つからず、より深いところまで転落していく。社会復帰にも、男の子より長い時間がかかる」

主人公のわりに活躍が少なかったエーヴェルトがやっと前面に出てきたという感じですが、彼の今後が心配です。
今のところ本格的ミステリではないです。地下道に住むストリートチルドレンという社会問題を取り扱った小説ということで、是非読んでみてください。

アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム 『三秒間の死角』2023/09/09

エーヴェルト・グレーンス警部シリーズの五作目。


エーヴェルトに起きた悲劇から一年半が経ち、やっと悲嘆から立ち直るプロセスに入ったと同僚のスヴェンが思い始めた頃、事件は起る。
何者かの通報からヴェストマンナ通りの建物の一室で男が射殺されているのが発見された。そこにはクスリの取引が行なわれていた形跡があった。
エーヴェルトたちはこの男がコペンハーゲン市警の情報提供者であることを突きとめるが、デンマーク警察から情報は一切得られず、捜査は行き詰まる。

スウェーデン警察はポーランド系マフィアの麻薬組織を壊滅させるため、極秘に犯罪者パウラを潜入捜査員にしたて、囮捜査を行なっていた。
パウラは麻薬組織に深く潜入しており、組織から刑務所に麻薬密売の拠点を作るという任務を与えられる。
パウラは政府上層部に掛け合い、刑務所潜入への協力と任務完了後の身の保証を確約させる。
刑務所に潜入したパウラは巧妙な方法で麻薬を所内に持ち込み、うまく売人たちを排除していく。
しかし、パウラが殺人事件に関与することを突きとめたエーヴェルトがパウラから話をきくために刑務所にやって来ることを知り、のっぴきならなくなった政府上層部と警察幹部はある決断をする。
そのためパウラは絶体絶命の窮地に陥る。

麻薬は大きな社会問題ですが、今回は麻薬のことではなく、潜入捜査のことが主です。
パウラの置かれた状況や彼の心理状態にいたたまれなくなり、何度読むのを止めようと思ったことか。
上巻を読み終えるまでに結構時間がかかりました。
こういう危ない仕事をしている人は家族をもってはいけませんね。
女にはそういう男を選んだんだから仕方ない、我慢しろと言えますが、子どもは可哀想ですもの。

下巻のパウラが刑務所に入ってからがとてもスリリングです。
ベリエ・ヘルストレムは実際に刑務所で服役したことがあるそうなので、その時の経験が役に立っています。
食らいついたら離さないエーヴェルトってどうしても道化が入ってしまうようで、間の悪い時に現れますよねぇ、笑。
彼の悲しみが癒え、前に踏み出してくれたらいいのですが。
彼はもう58歳かな?
余計なお世話ですが、定年(65歳、今は67歳らしい)後の彼のことが心配になります。
そうそう、題名の意味は最後の方でわかりますので、頑張って読んでください。

この本は2019年に「THE INFORMER/三秒間の死角」という題名で映画化されています。
内容的に映画化しやすく、緊迫感溢れる刑務所の様子とかここには書きませんが、なんやらかんたらとありますから。
映画では舞台がNYで、あらすじを読むと原作とは別物になっているようです。


主演のピート役のジョエル・キナマンはスウェーデンの俳優だそうで、イケメンですねww。
まあまあの評判(10点満点中5.5点)だそうです。
映画を先に観て、面白かったら原作を読むというのもいいかも。

秋祭りの季節2023/09/10

いつもは平日に一人で行っていたのですが、用事があったので、久しぶりに夫と一緒に吉祥寺まで行ってきました。
さすが、人気の街。休日はとても人が多いです。
用事を済ませて、路地を歩いていると、御神輿に出会いました。


女性も参加していて、楽しそうです。
そういえば、私の住んでいるところでも祭りをやっているはずです。
ここで神輿を見たので地元はパスということでwww。

さて、せっかく吉祥寺に来たのだからと、イタリアンを食べて帰ることにしました。


サラダと魚介類の前菜、パスタ、ピザを食べました。
ピザはオイル仕立てだったので、不味くはなかったのですが、私はあまり好きではなかったです。トマト系かチーズたっぷりがよかったみたい。
最後にデザートも食べてしまい、お腹がいっぱいになりました。
自分で作るより、作って貰った方が美味しくていいですね。
これを機会に、月に2、3回は夜に外食をしたいです。
レストランのお兄さんが一生懸命お料理の説明をしてくれたのですが、そんなにしなくていいんですけど、笑。

パンを買って帰りました。
今回はシティベーカリーのでしたが、チョコクロワッサンは温めて食べると、皮がパリパリしていて美味しかったです。
次はリベルテのを食べたいです。

コロナはまだなくなっていないので、気をつけながら、外食を楽しみたいです。

丸山正樹 『刑事何森 逃走の行方』2023/09/12

デフ・ヴォイス・シリーズのスピンオフ版、『刑事何森 孤高の相貌』に続く刑事何森シリーズの第二弾。


埼玉県警飯能署刑事課強行犯係の刑事何森稔と主任捜査員荒井みゆきのバディ関係はうまく行っているようです。

「逃女」
市内の食品包装会社の社員がベトナム人技能実習生にナイフで刺された。
被疑者とみられる女性、グエン・ホアは事件直後に逃亡し、行方がわかっていない。
被害者の同僚の聴取で気になる話が出てくる。
何森はベトナム人技能実習生の支援活動をしている団体や逃亡幇助に詳しい者に当たってみる。
そうすると、『クー・バン』という組織の存在が浮かび上がって来る。

「永遠」
ラブホテルで六十代男性が鋭利な刃物で腹部を刺され、死んでいるのが発見される。
防犯カメラに部屋から飛び出してきた二十代から三十代の女性が映っていた。
被害者は『パパ活サイト』を利用しており、サイトで出会い、当夜会う予定だったトワという女性が重要参考人となる。
防犯カメラに映っていた服装から女の名前が判明する。
聞き込みからトワが常連だったホストクラブがわかる。
ホストにトワのことを尋ねると、彼は「覚えていない」と答える。
一体、何故?

「小火」
公園の女性トイレでボヤ騒ぎが発生する。
何者かが放火した形跡があったが、怪我人も延焼もなかった。
公衆電話からの通報があったのに、目撃者はみつからない。
防犯カメラに映っていたのは、ダッフルコートを着たかなり小柄な女性だった。
管理人によると、公園のベンチで寝泊まりしていた年配の女性が怪しいという。
公園で聞き込みをしてみるが、不審な人物や出来事を見かけた人は誰もいない。ましてや公園で寝泊まりしている年配女性など知っている人はいなかった。
聞き込みの範囲を広げてみると、年配女性を『キッチンセボン』で見かけたという人が現れる。
行ってみると、店主は「妻の勘違いだ」とわけのわからないことを言い、年配女性のことは知らないと言う。
話を側で聞いていた女性従業員が、年配の女性は石川左知代で、去年の四月に店を解雇されたと教えてくれた。
彼女から教えて貰ったアパートには別の人物が住んでおり、大家によると、家賃の滞納が続いたため、出ていってもらったとのこと。
公園で寝泊まりをしていたのは石川で間違いなさそうだが、彼女は何故公園のトイレに火をつけなければならなかったのか…。
その頃、荒井は聞き込みの時に出会った、褐色の肌の女子中学生のことが気になっていた。

「逃女」では技能実習生問題が取り上げられています。
技能実習生と言っても、実態は人手不足を補う体のいい低賃金の働き手です。
日本は他の国に比べて賃金が低い上にひどい労働環境なので、どこの国の人も働きに来てくれなくなっているのではないでしょうか。
本にも書かれている熊本のベトナム人技能実習生が死体遺棄で逮捕されたニュース(最高裁で無罪になりました)ですが、背景を知ると自分の無知に恥ずかしくなりました。
法律では「国籍や在留資格にかかわらずすべての労働者に産休を取得する権利を認めている」のに、技能実習生に対しては適用されていないのが現実なのだそうです。
妊娠がわかると「強制帰国」か中絶薬を与えて堕胎させているそうです。
女性がこのような扱いをされているのですから、男性はどうか、想像がつきますね。
この頃ニュースでベトナム人の犯す犯罪が目につきますが、こういう背景があるんですね。

「永遠」ではホストに狂い、推しのホストに勧められて売春をするようになった女性のことが書かれています。
「普段の生活で鬱屈を抱えていたり自己肯定感が低かったりする女性」ほど、ホストにはまっていくそうです。
「自己肯定感」がキーワードですね。どうやったら高められるのでしょうか。
私はテレビでしかホストさんを見たことがありませんが、ああいうお顔は…好みじゃないです。
一生ホストクラブには行かないだろうなぁ(たぶん)。

「小火」はコロナ禍による非正規雇用者の雇い止めや契約解除で仕事をなくし、ホームレスとなった高齢者と難民問題、非正規滞在外国人問題、入管問題を取り上げています。
特に私の身に染みたのが、高齢女性のホームレスのことです。

「全世代で最も貧困率が高いのは六十五歳以上の高齢単身女性だそうです。単身女性の貧困率はそもそも高くてコロナ禍以前から四人に一人が貧困だそうですが、六十五歳以上になると二人に一人まで跳ね上がります。年金だけでは生活できなくて、働かざるえない人も少なくないそうです」

「そもそも働く女性の賃金自体が低くて、非正規雇用の七割は女性でその八割以上が年収二百万未満ですから」

「女性の貧困は国が作り出した」
「『女性は誰かに依存するのが当然』というモデルを作り出したのは国ですから」

左知代さんのことが身近に感じます。私も彼女のようになるかもしれない。
現実的に高齢女性の仕事って何かありますか?
清掃業ぐらいしか思いつきませんが…。

何森は今年度で定年になります。
この本が何森の刑事としての最後の事件になるのかしら。
人事課長の間宮が何か当てがあると言っているので、次作に期待しますが、次作も出るかどうかわからないと後書きに書いてあります。
図書館の予約が結構あったので、続きが出ることを祈っていますww。

新しいおもちゃは最高♡2023/09/13

大分前に買ってあったおもちゃが見つかりました。
掴んで見ると、音がします。
音に釣られて、おもちゃ大好きヨーキーがやってきました。


「ママ、それ、何ですか?」


「早く投げてください」


音がするのがいいのか、いつも以上に興奮気味で、髪を振り乱しながらおもちゃを追いかけます。


前のめりになって、ママの膝の上にのっておもちゃを取ろうとします。
爪が痛いんですけど。


「フセをしたので、早く投げてください」


お兄ちゃんも新しいおもちゃに興味がありますが、弟が怖いので傍観しています。


おもちゃを見る目が真剣です。


「ママ、取ってみて」


「楽しいなぁ。最高!」


「じゃあ、ママ、僕はこれでしつれいします」

遊び疲れたヨーキーはおもちゃをくわえて、自分のハウスに入っていきました。
その後、しばらくおもちゃを噛む音がしていました。


おもちゃコレクション。
右端が音のする黒いわんちゃん(?)です。いつもは一日持たないのですが、今回はまだ音が出ます。黒いわんちゃん以外は音がしなくなっています。
もう一匹カモシカちゃんがいたと思うのですが、どこに行ったのかしら?