西秀人 『先生助けて! Dr.コトーを探して』2006/10/08

テレビでまた『Dr.コトー』が始まるようですね。テレビは看護師役の人がきれい過ぎと思いました、笑。
漫画を読むついでに、コトー先生のモデルになった医師を見出したという、下甑島の村役場民生課長西さんの書いた本、『先生助けて! Dr.コトーを探して』を読みました。
島や僻地の医師が足りないと言われ続けていますが、本当に医師がいないと大変なのです。
亡くなっても、医師の死亡診断書がなければ、葬式を出せない、急病人が出て、ヘリコプターで搬送しようにも、添乗医がいなければ搬送できない。
知らないことがいろいろとありました。
住民が安心して住めるように、医師の国家試験に受かって、研修医として勉強し終わった人は1年間、僻地医療に従事することなどという、何か規則ができないでしょうか。
何故僻地に行かない、生きたくないかというと、たぶん先端医療から遅れてしまうという恐れが一番の理由でしょうから、期限を区切るといいでしょう。
その中で、そこの住民と気の合った医師が残る可能性も出てきますからね。
そうそう実際のモデルの医師は、新婚で島に来たそうです。
そうですよね。そんなに漫画のようなこと、ありませんよね。

漫画の20巻では、看護師星野が乳ガンの療養のために、本土に行ってしまったので、新しい看護師が来ます。
実は准看で、採血をしたり、手術に立ち会ったりする経験に浅い人でした。
これから彼女がどう成長していくのか、楽しみです。
増生島にいる江葉都は、鳴海を連れて島に戻ります。
鳴海は三上とそっくりですが、二人は双子だったのです。
いろいろとあるのですが、最期に落盤事故により、三上は医師として生き返ります。
江葉都はその様子を見て、そっと島を出て行くのです。(カッコいい!)
なんとなく、マンネリかな、という感じもしないではないですが、ついつい毎回買ってしまう漫画です。

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