『ドラゴン桜』16巻2006/12/02

12月と言えば、受験生は追い込みの時期になりますね。
『ドラゴン桜』の16巻では、水野と矢島は最後の東大模試に挑戦します。

数学教師、柳鉄之介はケアレスミスをしない方法を伝授します。
①勉強の基本姿勢を守る。
②答案を書くとき行間を広く取る。
③計算の仕方を工夫する。

勉強の基本姿勢って言われてもね、今の子はグニャグニャしている子が多く、まっすぐ机に向かえる子が少なくなっているのではないでしょうか。
そういう自分も考えてみると、とんと勉強しなくなったこの頃、まともに机に向かっていません。5分も基本姿勢をとっていられないようです。
この頃何故か『ドラゴン桜』では数学のことばかりやっています。
数学が一番分かりやすく漫画にしやすいからでしょうね。
英語とかの勉強方法を知りたかったですね。
数学嫌いは、計算が遅いとか、数学が得意な人は、汚いものが嫌いで、数式にも美を求めて煩雑な数式を美しく整えたいと思うそうです。言われてみると、そうかも…。

感心して、いつかぱくりたいと思ったのが、水野が東大模試のできに、「時間が足りなかった」と言った時に、桜井がなんと、「うん、いいじゃないか」と答え、「自分はできる」と思い始めていると指摘する所です。
人間は変われる。細胞も1年たてば、90%が入れ替わっているんだから、お前は完全に生まれ変わってるんだ、などと生物学的なことまで言い始めます。
着眼点がいいですね。
こういう風に、煽てられると、誰でも気分がよくなりますものね。子どもの煽て方の参考になります。
ただし、できない子の口癖が「どうせ自分なんか…」だと桜井がいいますが、そういう子もいますが、どっちかというと「やればできる」と言ってやらない方が多いように思うのですが、どうでしょう?
後、模試の判定は厳しめというもは、なるほどと思いました。
甘くつけて落ちる子が多いと、模試もいい加減と思われるし、CやDで受かると、嬉しいものですからね。

さて、いよいよ次はセンター試験?桜井が次にどういう手をうつのか、結構楽しみです。