ジェイニー・ボライソー 『ムーアに住む姉妹』2009/10/16

イギリスのコーンウォールに住む画家、ローズの話です。
前作ではいい感じだったローズとキャンボーン署の警部・ジャックですが、まだ元恋人となっています。
本当は相思相愛なのに、夫を亡くしたローズが一歩踏み出せずにいます。
ローズの優柔不断が許せず、ジャックは他に恋人を作ろうとするのですが、相手にまだローズのことが忘れられないことがわかってしまい、振られてしまいます。

ローズにボドミン・ムーアに住む姉妹から、二人の肖像画を描いて欲しいという依頼がきます。一枚のキャンパスに二人を入れるのです。
新たな挑戦に張り切るローズでしたが、なにやらこの姉妹、隠していることがあるような・・・。

たまたま絵画教室で教えていたジョエルから美術大学進学について両親に話して欲しいと言われ、彼の才能をかっていたローズは引き受けます。そこでわかったのは、あの姉妹がジュエルの叔母さんに当たる人たちだったことです。
ジョエルの従姉妹と叔父は行方不明で、叔母達はボドミン・ムーアに引越したっきり連絡もしてきていませんでした。
不審に思ったローズは姉妹の身辺を探り始めます。
何故彼女達には肖像画が必要だったのでしょうか?
何故ジョエルの従姉妹と叔父は姿を隠したのでしょうか?
そして、ローズとジャックの関係はどうなるのでしょうか。

このシリーズを読むとコーンウォールへ行きたくなります。
一ヶ月ぐらい、海の近くの家を借りて、ボーとしていたいですね。なんか引きこもりたく感じるこの頃です。

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