ジル・チャーチル 『大会を知らず』2014/09/28



公園に行ってきました。


わんこは嬉しそうに走り回っていました。


「大海を知らず」をもじって、『大会を知らず』ですか。
主婦探偵ジェーン・シリーズも14冊目。
よく続いたものです。

今回は、ミステリー作家になりたいジェーンが、自分たちの町で開催されるミステリ大会に、友人のシェリイと一緒に参加します。
シェリイの旦那はものすごい金持ちらしく、大会が開かれるホテルに投資をしているため、私用にスウィートルームひと部屋を常に確保しているんですって。
そのため、ジェーンは大会中、ホテルに宿泊できることになります。

あこがれの作家のフェリシティ・ロアンと友達になり、ためになるセミナーに参加し、原稿を編集者に見てもらい、ジェーンの満足のいく結果になりました。
ただし、もう一日短ければ、大満足だったのですが。

アレ、死体は?と思うでしょう。
今回は死体はなしです。
そのかわり、ミステリー作家に関するあることを、ジェーンとシェリイで突き止めます。
誰も突き止めて欲しいとは思っていなかったと思うのですが、ジェーンは何故かそういうことにこだわるのよね。
このままシリーズが進むと、彼女はミステリー作家になるのかもしれませんね。

次回は彼女の書いた本にまつわる事件かしら?