重松清 『ニワトリは一度だけ飛べる』2019/06/19



久々に重松さんの本を読んでみました。

転勤を断ったため左遷されてイノベーション・ルームに異動になってしまった酒井祐介。
同僚は同期一番のやり手という評判だった羽村と自ら希望してイノベーション・ルームにやってきたというへそ曲がりの中川、そしてつかみどころのない室長の江崎の4人です。
家族のために辞めるわけはいかない酒井ですが、義母に介護が必要で、義父と妻は介護に疲れ果てており、義父母の家に同居するという話が出ていますが、その家は会社から遠いので踏ん切りがつきません。
そんな時に「ニワトリは一度だけ飛べる」という題名の謎のメールが届きます。
そのメールの中で、イノベーション・ルームに送られた酒井たちは『オズの魔法使い』の登場人物――脳のない案山子、臆病なライオン、心をなくしたブリキの木こり――になぞらえていました。
後でわかるのですが、心をなくしたブリキの木こりである中川の娘は心臓病で手術をしなければならず、彼は外出届を出して、病院に行っていたのです。
すぐに転職できそうだった脳なしの案山子、羽村は、結局、誰からも相手にされず、転職もできません。
臆病なライオンの酒井は家族のことも、仕事のことも、何も決められません。
会社は酒井たちを辞めさせるために、色々と仕掛けてきます。
謎のメールの送り手は意外な人でした。
酒井たちは会社に一矢報いろうとしますが・・・。

いつもの重松さんとはちょっと違った感じでした。
池井戸さんが得意そうな話ですが、重松さんですからすっきりした終わり方ではないです。
仕事をするのはホント大変です。
我が家の稼ぎ手に優しくしなければ・・・ねぇ。

我が家の息子たちはというと。


今夜もこんなんです。
君たちは寝てばかりいるんだから、たまにはパパを和ませてあげてよね。

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