四季の香ローズガーデンでバラを見る。2026/05/11

この前にチューリップを見たので、今回はバラを見に行ってきました。


香りのローズガーデン入り口。


バラは盛りをちょっと過ぎたかなという感じです。


前と同じように写真スポットがあります。


ここで写真を撮りましたが、恥ずかしいのでここには載せませんw。



ところどころに香りの説明と水に浮かせたバラが置いてあります。


水盤の中に鳥のオブジェがあります。


私の鼻が悪いのか、あまり匂いがわかりません。


ピンクのバラが多いようです。


白いバラもあります。


中央左に前もわかならかった猫ぐらいの動物(イタチっぽい?)がいます。写真が小さすぎるので、わかるかな?


講習棟。フェスティバルが開かれている土日休日にこの広場にキッチンカーが来たり、マルシェが開かれたりするようです。


色彩のガーデンの方へ行ってみましょう。
風のガーデンはそれほど花が咲いていません。


ユリが咲いていました。


日が照って暑いぐらいです。


花はほぼ開いています。


鹿さんはいつもここにいるんですね。
鹿の目線の先にもう一匹鹿がいます。前は子どもかと思ったのですが、ひょっとしてメス鹿?


これぐらいに咲いたバラが好きです。


前回行かなかった香りのハーブガーデンに行ってみましょう。


ローズガーデンは華やかです。


ハーブガーデンの方はあまり花が咲いていません。


バラに比べると花が可憐です。


今はハーブはまだまだという感じです。
バラは今週を過ぎると散りそうですので、見たい方は急ぎましょう。

朝井まかて 『豆は煮えたか』2026/05/09



お玉は深川の水茶屋ささげやの女将。
亭主といっしょに店を営んでいたが、亭主が亡くなり、彼が作っていた名物の豆餅をお玉が作るようになってから味は落ちるばかりで、お客も少なくなるばかり。
しかし、お玉には人には知られていない裏家業があった。
人の掌に触れると、その人の近い将来が見えるのだ。
相談事のある人は、「豆は煮えたが」という符牒を告げねばならない。

「豆は煮えたか」
ある夜、お玉は怪我をした男に助けを求められる。男は新次郎と名乗り、賭場で知り合った女遊客と深間にはまり、女が侠客の情人であったため、仕置きを受けたという。新次郎は菓子職人だった。

「身のほど知らず」
竹原白斎は江戸で指折り数えられる易者の一人だが、自分の易断に自信が持てないでいた。易者は自分のことは占えない。今年の正月、挨拶回りに行くと、どの贔屓筋の家からも冷たく当たられ、その後に寝込んだ。よくなってから弟子の三太を連れ、客が噂していたささげやに行ってみる。

「いつ咲く」
植木屋寺嶋屋の主人、伊織は恵まれた生まれながら、父のようになれない自分を持て余し、女と遊びにかまけて、酒々落々と生きて来た。しかし、世間は五代目の伊織に期待しており、平凡であることを許してくれない。五代目としてどう生きたらいいのか、わからなかった。ある集まりでささげやの女将のことを聞き、ささげやに行き、符牒を告げると…。

「雲隠れ」
おかつはどこで何の奉公をしても続かなかった。最後の料理茶屋で放り出されてから、あてもなく歩き、ある店の縁台に腰かけていると、女将に声をかけられ、お茶と出来損ないの豆餅をご馳走になる。いつしかおかつは「わたしをここに置いてくれませんか」と訊いていた。
その頃、ささげやに新次郎の元情人の女が数人の破落戸を引き連れてやって来て、店に迷惑をかけるようになる。

「宝引き」
易者の八斎(三太)は具合の悪くなった宝引きの女とその女といっしょにいた女の子を押し付けられる。困った八斎は二人をささげやに連れて行って、面倒をみてもらう。実は宝引きの女にはお玉とは違う不思議な力があった。

「くらぶ者なき」
新次郎とおかつの夫婦にこどもが生まれ、お玉は彼らに店を任せ、占い稼業は続けている。
ある日、伊織から誰とは言えない特別な客をみてもらいたいと頼まれる。


私は三太とおかつが夫婦になるのだと思っていましたが、違いました。
なんでおかつは三太にきつく当たるのか不思議です。
そんなおかつが私は好きにはなれませんでした。

お玉だけではなく、彼女のそばにいる人たちの温かさに心が和むお話です。
江戸の庶民はこんな風に助け合って生きてきたのですね。
不思議な力を持った人たちがささげやに集うようになり、もしシリーズになったら、彼らが悩みを持った人たちを助けていくのでしょうか。
そういうお話も読んでみたいですね。

心に残った言葉。
「変わりものが現れるのを世間は偶然と呼ぶのだろうが、偶然はひたすら心を尽くして己を用意した者にしか訪れぬものだ」

ドーン・ブルックス 『ニューヨーク・クルーズにぴったりの失踪』2026/05/08



薔薇園にはまだ行けないので、他人の庭のバラを見ています。


Googleさんによると「ロココ」という種類の可能性があるとかw。


これは「エーデルシュタイン」らしいです。
バラも色々な種類があって、覚えられませんが、綺麗だからいいですわww。


さて、警官レイチェル&看護師サラの事件簿シリーズの一作目『地中海クルーズにうってつけの謎解き』から約一年後のお話です。


ここ半年間、レイチェルは殺人事件の裁判で忙殺されていた。
彼女は殺人現場に出くわし、犯人を逮捕したが、犯人はレイチェルが一方的に暴力を振るったと嘘の証言をしたため、内部調査が行われたのだ。
未だに殺された少年のイメージがフラッシュバックとしてよみがえり、犯人からは必ず報復すると脅された。
そのためレイチェルは休暇を取り、昨年の地中海クルーズで起きた殺人事件を解決したお礼にクイーン・クルーズ社が申し出てくれた、世界中どこへでも行ける無料の豪華クルーズ旅行に行くことにした。
行先はニューヨーク。
看護師のサラも前年同様に仕事で同船する。
殺人者つきのクルーズ旅行でなければいいのだが…。

今回、コーラル・クイーン号にはロシアのオリガルヒ(新興財閥)や外交官、実業家たち、そして大勢のWAG(wives and girlfriends)などの桁外れの金持ちロシア人のツアーグループが乗っている。
レイチェルはそのツアーグループのガイド、トーマスと知り合い、ツアー客が参加するアクティビティに誘われる。
このグループに興味を持ったレイチェルはトーマスの誘いに応じることにする。

一方、サラはというと、医療チームのメンバーの一人が父親の事故のため来れなくなり、代わりの新人看護師がやって来る。
彼女は何故だかわからないが、最初からサラを敵視しており、とってもやりずらい。
サラは普通に接するようにするのだが…。

そして、恐れていたことが起きる。
機関室のロシア人乗組員の不審死と失踪が発生したのだ。
死んだ男のルームメイトだったロシア人乗組員は殺人を犯した後に海に飛び込んだのだろうか?

またもレイチェルの好奇心が湧きあがる。

警察官はいついかなる時も警察官。
のんびりするなどという言葉はありません。
「好奇心は猫を殺す」と言いますが、レイチェルはまたも命の危険にさらされます。

コロナ禍以降、クルーズ船の旅に懐疑的になった私ですが、今度はハンタウィルスですか。
クルーズ船って換気が悪いようですねぇ。
感染症に殺人(?)。これではクルーズ船には99%乗らないでしょう。
本を読んで楽しむことといたしましょう。

このシリーズは16巻目が6月に刊行されるようです。
一年に一冊が翻訳されたら14年かかり、その間にも出版されたら…と思ってしまう私です。
kindle版だとお安いし、薄い本みたいなので、英語の勉強のために読んでみようかしら。

三巻目は『Killer Cruise』。
レイチェルは地中海クルーズで知り合ったマージョリーとバルト海クルーズに参加していましたが、フレディ・マーキュリーそっくりのトリビュートバンドのリードシンガーが海に転落するのに遭遇します。
サラたちの心配をよそに、レイチェルはまたも殺人事件に首を突っ込むようです。

これからの豪華クルーズ旅行はオーストリア、ニュージーランド、カナリア諸島、カリブ海、アドリア海など様々な海をクルーズしますが、舞台は船上なので、どのクルーズも変わりはなく、乗客がどんな人たちかが重要ですね。

柚月裕子 『誓いの証言』2026/05/06

佐方貞人シリーズの五作目にして、16年ぶりの長編小説。


ヤメ検で、今は中野に弁護士事務所を構える佐方貞人は築地警察署に呼び出される。
大学の同期で弁護士をしている久保利典が行きつけのクラブの女性への不同意性交等罪で逮捕され、佐方を弁護人に指名しているというのだ。
久保は無実を主張し、佐方は事件の経緯を調べ始める。
しかし、久保が無罪だとしたら、何故女性が彼を嵌めようとしているのかがわからない。
二人は過去に何らかの接点があるのか?

調べていくと、二人に共通するのが香川であることがわかる。

佐方と香川のことが順番に書かれていますので、最初は繋がりが分からなかったのですが、しばらくして意味がわかります。
柚月さんの本はミステリとして謎を解くものではなく、明かされていく隠された真実が感動を呼ぶものです。
今回は最後をきれいに佐方が納めてくれました。
できすぎ感はありますが、最後まで読むスピードが鈍らないのは、作家さんの力ですね。

佐方が語った言葉、「事実と真実は違います。目に見える事実だけではなく、事件の動機ーー真実がわからなければ、本当に事件が解決できたとは思いません」がこの小説の肝ですね。
お勧めです。

<佐方貞人シリーズの順番>
⑤『誓いの証言』(本書)


<今日のわんこ>
兄犬は年に二、三回吐きます。それもわざわざベッドの上に吐くんです。
この頃は大丈夫かと思っていたら、週末にベッドの上に吐いていました。
一旦匂いがつくと、寝ようとはしないので、ベッドを新しくすることになります。
平らなベッドが買ってあったので代わりに置きましたが、絶対に寝ません。
ハウスの中で寝ています。
仕方がないので、ベッドを買いました。
やっとベッドが来て、置くとすぐに寝始めました。


ぐっすりと寝ています。頭がのっけられるところがないと嫌なんでしょうか?
ママのベッドの上では気持ちよく寝ているのですが、何が違うのでしょうね。
食べ物も寝床も、好き嫌いの多いわんこです。

武蔵野八幡宮に行く2026/05/05

吉祥寺に行く用事があったので、用事の後で武蔵野八幡宮に行ってきました。

789年に坂上田村麻呂が宇佐八幡大社の御分霊を今の水道橋駅付近に祀ったのが創建と言われています。
江戸時代の明暦の大火で本郷元町にあった「諏訪山吉祥寺」と門前町が焼失した際に、移転を命じられて、1661年に武蔵野原野に「吉祥寺村」を開村し、その際に武蔵野八幡宮を鎮守として信仰したそうです。
弓矢の神様としても名高い、応神天皇が祀られているそうです。


吉祥寺駅から歩いて約10分。


緑豊かな神社です。


境内社があり、三島・出雲・大島・厳島・稲荷・須賀・疱瘡の七社が祀られています。


前に来た時よりも境内が狭い気がします。
私だけではなく、夫もそう言っていますが、気のせいでしょうか。


ゆっくり拝んで、御朱印をいただいていきます。
この頃、御朱印集めが流行っているようで、人が並んでいます。
ここは直書きの人が来るたびに奥に持っていき、書き終わったものを持ってきて渡すようです。

食べれるようになったので、吉祥寺エクセルホテル東急内にある、前に来た時は閉店していたベーカリー、B2(ビースクエアード)でランチをしました。


チキンサンドとハム・チーズサンド、アイスコーヒー、ホットミルク。
パンが美味しいです。夫が飲んだアイスコーヒーは…薄い?
なんだかんだと言いつつ、毎日どこかに出かけている連休です。

連休の一日2026/05/04

今年はパパのお休みが少なかったので、犬連れ旅行は諦めました。
去年は兄がお出かけをして具合が悪くなりました。
今年は食べ物に気をつけているので去年よりも元気だと思うのですが、血液検査と腸内細菌検査でどうだかわかるでしょう。

お散歩しながら、いつものように花を見ていきます。


あるマンションの柵から覗いている「つるアイスバーク」。


「ピエール・ドゥ・ロンサール」。


たぶん、「パレード」。
薔薇園に行かなくても、いろいろな薔薇が見られます。


ちょっと風が強いですね。


兄の目が何か言いたそうです。

ママとパパはわんこたちを家に置いてお出かけしました。
まず、ランチを食べます。


ブロッコリーのスープ。


三種類のデリを選びました。
ファラフェルとキャロットラぺ、野菜のオムレツ。
パンもお料理も美味しかったです。
パパはワインを頼んで、ママとは違う三種類のお料理を楽しんでいました。

食事の後に思い立って電車に乗り、都心まで行き、ユニクロやパパが欲しいと言ったスーツやスポーツウェアを見たりしました。
別の日はIKEAに行って、ガーデニングのための物を見てきました。
イケアレストランではサーモンフィレレモンディルソースとオマールエビのビスクを食べました。(写真に写すのを忘れました)
胃の調子が悪く、食欲がなかったのですが、少しずつ食べられるようになりました。甘いケーキなどはまだ食べられません。
食事はパパ用とママ用の二食作らなければならないので、面倒です。
と言ってもママ用はお魚を蒸し焼きにするだけですがw。


「ママ、めんどくさがらないで、ちゃんとご飯を作りましょう。僕のご飯は山盛りでお願いします」 by 兄

ママはダイエットしているのに、なんで君はお太りになっているんですか。
君もいっしょにダイエットです。

そうそう、IKEAでは会計や配送を頼むまで、すべてスマホを使用することになっていて、スマホの使えないお年寄りはどうしているのだろうと思いました。
そのうちスマホを使いこなせないと何も買えなくなったりして…。

残り少ない休日はたぶん家でのんびりするでしょう。
「ぼくたちのお散歩もお忘れなく」
はいはい、わかりました。
お年寄りのわんこたちはうるさくて困りますww。

三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖Ⅴ~扉子と謎めく夏~』2026/05/02

「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ、扉子編の五作目。


夏休みが始まった。
樋口恭一郎はビブリア古書堂で一週間、臨時のアルバイトをすることになっている。
ビブリア古書堂の娘・篠川扉子は同じ県立高校の先輩だ。
扉子の母親の栞子と父親の大輔は海外在住の古書コレクターから蔵書の買取を頼まれたため、彼らが日本にいない間だけのアルバイトだ。
恭一郎は栞子に呼び出され、古書についての相談事を引き受けないこと、言動の不審な客には関わらないこと、栞子の母である篠川千恵子に注意することを約束させられる。

第一話『シャーロック・ホームズの歸還』岩浪文庫
坂口昌志としのぶ夫婦と息子の直晴が店に現れる。昌志の父親が終戦末期に捕虜収容所で起きた岩波文庫から出版された『シャーロック・ホームズの帰還に纏わる出来事が昌志の人生に関わっていると言っていた。そのことが気になり、父の遺品を引き取った兄の書斎で本を探すが見つからない。数日中に蔵書が処分されるというので、扉子は手がかりを授け、本は見つかるが…。

第二話 森山大道『写真よさようなら』(写真評論社)
栞子の妹、文香の高校の同級生、日野千尋が写真家になりそこなった元夫の遺品の写真集を持って来た。扉子はその中にある森山大道の『写真よさようなら』が気になるようだ。日野が持ち込んだのはオリジナルの初版だというのだが…。

第三話 中原中也 『山羊の歌』(文圃堂書店)
バイトの最終日。大学生のときに文香と付き合っていたという玉岡昴が相談を持ち込む。先月買った中原中也の署名本がなくなったというのだが、話を聞くと、しょうもないことがわかる。

栞子さんの娘も本の虫で、本に関する謎を解くのが大好きです。
熱中すると見境がなくなることが問題です。
恭一郎はそんな扉子が好きみたい。
彼も大輔の辿った道を行きそうですね。

栞子が大怪我をしたきっかけになったあの男と彼女の母親、千恵子が次回に登場しそうです。
不穏な感じです。

森山大道は世界的に有名な写真家なんですね。
知りませんでした。
今度、図書館に行ったら『写真よさようなら』を見てみようかと思ったら、残念ながら図書館に所蔵していないようです。
『ビブリア古書堂の事件手帖』で紹介されたので、そのうち所蔵するかも…?

麻見和史 『罪過の代償 警視庁文書捜査官』2026/04/30



クレマチスの小さい種類かと思ったら違っていて、「ニオイバンマツリ」というのだそうです。甘い香りと紫から白へ変わる花が特徴だそうですが、香りがあったかどうかは不明です。私の鼻が悪いのかしら?


花の前で写真を撮るのは諦め、こそっと後姿を写しましたw。

「警視庁文書捜査官」シリーズの十二巻目。


派遣会社に登録されているプログラマーの小谷野清文が中野区本町の自宅で遺体で見つかる。
被害者は凄惨な拷問の後に殺害されていた。
現場からSDカードが持ち去られ、『room made up』と書かれたカードが残されていた。

警視庁文書解読班に出動要請が出され、鳴海里沙と矢代、夏目の三人が中野署の捜査本部に向かう。
文書解読班は古賀係長から事件現場から持ち去られた記憶媒体およびその中に保存されたデータをを探すようにと命じられる。
事件に何やらきな臭いものが…。

派遣された会社、東京アイテックによると、小谷野は特殊制御システムの開発に従事していたという。
別の派遣会社の友坂によると、小谷野は会社に不満を持っていて、辞めた後に一矢報いてやるつもりだと言っていたらしい。

宅急便の送り状に現場で見つかったメモに書かれていた人物、辰井の名前が書かれていた。
矢代たちがその辰井を訪ねていくと、辰井も拷問の末に首を絞められて殺害されていた。
小谷野が送ってきた段ボールにはソースコードを印刷した紙が入っているだけで、SDカードは見つからなかった。
品名蘭には「書類」、「3個口」と書かれている。
辰井宅にある箱はひとつのみ。
残る二つはどこに?

捜査に行き詰まった鳴海と矢代の前に、約二年半前の事件で出会った男が現れ、二人にアドバイスを与えていく。
鳴海は命令違反ではあるが、賭けに出ることにする。

文書解読班ではありながら、今回は全く文書に関係ない捜査をしています。
いつもは聞き込みなんかしない鳴海が矢代といっしょに聞き込みをするんです。
『room made up』というカードだけじゃ調べようがないですものね。
いつもと違うなと思っていたら、最後になるほどと思いました。
「第一部完結!」と大々的に書いてあるので、ここに書いちゃいますが、「文書解読班」は名前が変わり、「情報分析係」になるのです。
続きがあるとしたら、今度は「警視庁情報分析官」になるのかしら?
ある男が現れたので、次回からその男との因縁の対決が中心になるのかな。
どういう形になるのか、楽しみに待ちましょう。

デ・ラ・モッツ&ニルソン 『死んでもいいくらいの掘り出し物』2026/04/29

死が内覧にやって来る』に続くスウェーデン・ミステリの二作目です。


休暇中のストックホルムの国家殺人班犯罪捜査官ピエテル・ヴィンストンはデーゲベリヤの骨董市にやって来た。
元妻と彼女の今の夫のポッペと待ち合わせをして、興味はないが彼らと骨董品を見て回り、そのついでに娘のアマンダがアイスクリームの売店でアルバイトをしているのを冷やかしに行こうと思ったのだ。

ところがヴィンストンは遺品買取業者の男の殺人事件と遭遇してしまい、たまたま近くにいたので、現場を保持し、初動捜査を指揮してしまう。
地元の捜査官エスピングは今度こそ自分の出番と思っていたのに、またヴィンストンと捜査することになってしまう。

被害者のナッレ・ぺーションはあこぎな商売をしているようで、様々な人から恨みを買っていたようだ。
その上、浮気をしていて、浮気相手に妻と別れると言っていたという。

ナッレが手に入れたという中国の砂糖壺が行方不明になっている。
一体どこにあるのか。
容疑者は複数いるのに、その中の誰が一番有力かわからない。
エスピングはヴィンストンより先んじようとするが…。

ヴィンストンは捜査に慣れているので余裕があり、エスピングとうまく捜査をしていこうと考えていますが、いかんせん、エスピングは殺人事件なんて滅多にない地方の捜査官ですから、自分が解決するんだと意気込んでいます。
そんな考えでうまく行くはずはないですよね。
でも、意外といいコンビです。

ヴィンストンは一人は寂しいのでしょうね。
素敵な女性と親しくなれたか…と思ったのに、うまく行かなくて可愛そうでした。
娘のアマンダは頭のいい子みたいですね。
母親と彼女が同じようなタイプだと見抜いてますから。
子どもは侮れません。

砂糖壺のありかはすぐにわかります。
なんでそのことをエスピングが無視したのか、私には疑問でした。
わかってしまうと話が続かないからなのかしら?
記憶が確かではないのですが、もう一つ、疑問に思ったことがあったような…。

ミステリとしてはそれほどではないのですが、なんと、このシリーズ、二作目で終わってしまうみたいです。
というのも、ヴィンストンが休暇を終え、ストックホルムに帰ってしまうからです。
なんとも中途半端なこと。
スウェーデン・ミステリとして期待したのに、期待外れで終わってしまうなんて。
それにスウェーデンらしさも感じられなかったので、わざわざ読まなくてもいいかもしれないシリーズですww。

鳴神響一 『湘南機動鑑識隊 朝比奈小雪 湯けむりの影』2026/04/28

「湘南機動鑑識隊 朝比奈小雪」シリーズの四作目。
三作目、買ってあったのに、読んでいませんでしたww。


水曜日の朝、地域部通信指令室からの入電を表すブザーが鳴った。
足柄下郡箱根町の温泉旅館≪はこね湯殿≫で宿泊客が不自然死しているとの通報があったという。
小雪の所属する江の島分駐所の機動鑑識隊が臨場する。

刺殺体で発見されたマル害は五十三歳の橋本慶子。
昨夜、彼女が主催する『湯殿夜会』という催しが開かれており、宿泊客は彼女を覗いて五人。全員が小田原市や周辺地域の中小企業経営者たちで、その会のメンバーだった。
慶子は五人のメンバーと、それぞれトラブルを抱えていたという。

鑑識作業をしていた小雪はタオルとバスタオルに違和感を抱く。
タオルから硫黄の匂いがしないのだ。
だが、成分を分析すれば硫黄成分が検出されるだろう…。

小田原署の鑑識に引き継ぎ、小雪たちは現場を後にした。

しかし、それでは終わらなかった。
小雪は週休日に捜査一課特命係の向井勝太郎警部補に呼び出され、≪はこね湯殿≫で起こった事件に協力させられる。

今回は小雪が美術大学を出たことが全く行かされていません。
まあ、美術を絡めてトリックを考えるのも大変でしょうから仕方ないでしょう。
彼女は犬のように臭覚が優れているのでしょうかね。
いつも小雪を呼び出して刑事の仕事をさせる向井は何を考えているのでしょうか。
小雪以外に使えそうな刑事はいないわけではないと思うのですが、彼の考えていることはこれから明らかになるのでしょうかね。
ミステリとしてはちょっとという感じなので、そろそろ私は手を引くかもw。

それよりもこの頃、温泉に行っていないので、行きたいですわ。
夏休みに暑いけど行きたいものです。
昨年は修善寺に行って兄犬の具合が悪くなったので、今年は近場でのんびりしたいものです。