ローラ・チャイルズ 『アール・グレイと消えた首飾り』2006/12/04

お茶と探偵シリーズの三作目です。
これは私のお気に入りのミステリーのひとつです。といっても、本格的ミステリー好きには物足りない内容だと思います。
どちらかというと私はミステリーの内容より、背景が好きなようです。
題名にはいつも紅茶の名前が入っています。
今回は"SHADES OF EARL GREY"。
アール・グレイは私の好きな紅茶のひとつです。
チャールストンの歴史地区にあるティー・ショップ「インディゴ・ティーショップ」が舞台で、毎回美味しそうなお菓子と香りが行間から漂ってくるような紅茶の紹介があり、それだけで、私なんかは満足してしまいます。

今回は婚約パーティーで指輪がなくなり、ジュエリー・コレクションの首飾りが盗まれたりと、チャールストン界隈で盗難が起ります。
主人公でティー・ショップのオーナーのセオドシアは、店のティ・ブレンダーのドレイトンとパティシエのヘイリー、恋人のジョリーと一緒に犯人を罠にかけようとします。
かわいいセオドシアの愛犬アール・グレイが大活躍します。

ミステリーを解く楽しみではなく、お茶の香りとチャールストンの雰囲気を楽しんでください。(チャールストンにはまだ行ったことはありませんが)

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