ニール・ドナルド ウォルシュ 『神との対話 ーー 個人的な真実について』2006/12/08


あなたが神様に、私の人生はどうしてうまくいかないんだ、どうなってんだよ~という罵倒の手紙を書いていた時に、神様が出てきて話し始めたらどうします?
この本はそういう時にできた本です。前に読んだ小林正観が言っていたのと同じようなことが、結構書いてあります。
例えば、現実を変えるには、今までのような考え方をやめればいいということ。
そして、物事には、いいも悪いもない。善も悪もない。正しいも間違っているもないこと。私たちは他者の経験から生じた思考で考えている。つまり、世界が私たちの精神を操作して、いまのような考え方をさせているのだそうです。神様はそういう考え方、物事を正誤、善悪などと分けるというような考え方をしないそうですよ。
ちょっとショックだったのが、否定的思考を物理的かたちに変えたものが「病気」なのだと書いてあったことです。「病気は自分で創り出している」「本当は病気を愛している」
エ~、そんな風に思ったことがありませんよぉ。そんなこと言ったら、生まれつき病気を持っている人はどうなるの?
心配は最悪の精神活動のひとつで、非常に自己破壊的な憎悪の次に悪いのだそうです。心配するのを止めれば、すぐにも健康状態は良くなるとありますが、本当でしょうか?
私たちは身体を酷使しているといいます。身体のためになることはほとんどしていなくて、アルコールを飲んだり、タバコを吸ったり、運動もせず、食物と称されているとんでもない物質で身体をいっぱいにしている。そう言われると、そうかも・・・。
自分の今までのことを振り返ると、まさに否定的思考の連続でした。他の人と比べてしまい、不平、不満がいっぱいでした。その上、自分の身体に目をやることもなく、まして身体をいたわろうという気持ちも無かったように思います。だからといって、手術までしなくても良かったと思います。これからどうしたらいいのでしょうか、神様。
神は言います。「思考ー言葉ー行為」という三つの段階がある。根になる考えを速く変える方法は、「思考ー言葉ー行為」というプロセスを逆転させること。こうありたいと思う考えにもとずいて行動して、こうありたいと思う考えを言葉にする。それを何度も実行していれば、精神の訓練ができて、新しい考え方ができるようになる。「考える前に行動せよ」
行動療法ですか。
まず、小林生観の言っている、「ありがとう」を言うことから始めてみますか。
神様は私たちの命は永遠で、何回も生まれ変わって、何回も繰り返しができると言っています。今生で駄目でも、次があるさ。
神様は言っています。「楽しみを求めなさい!楽しみを見いだしなさい!」
「責任を果たすためにいやな職業についている女性」があなたであるなら(私です)、その職業を愛して、愛して、愛しなさい。それがあなたの自己イメージをしっかりと支えてくれるから。誰でも、自分がなぜ、何をしているのかを理解すれば、何でも愛することができる。誰も、自分がしたくないことはしない。」
結構神様って楽観的なのですね。こういう神様、いいかも。

コメント

_ Loki ― 2006/12/09 01時29分30秒

こんにちは。
私もけっこうこの神様好きです、いいやつだ。
楽観的でないと神様なんてやってられないでしょう。
病気は魂の成長のために自分で計画して生まれる人もいるそうですよ。
とりあえず、できることから行動、というのは良いですよね。

_ CoCo ― 2006/12/09 09時19分57秒

Lokiさん、おはようございます。

いけない!
楽観的とかは、私たち人間が思ってるだけで、
神様はそういう考えをしないのですよね。

文句、不平、悪口などを言った後の取り消し、
毎日しまくりです。
結構否定的な言葉を日常的に使ってます。
いけませんね・・・。

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