五木寛之 『百寺巡礼 第一巻奈良』2009/01/24

京都、奈良は好きな町なので、結構訪れています。
その中でも、好きな寺は、この本の最初に出ている室生寺です。
室生寺は、土門拳という写真家が撮った写真を見てから、訪れてみたいと思っていました。
もう十年以上も前に行くことができ、それから2、3度訪れました。
土門の写真には魂が篭っています。
とくに仏像を撮ったものなど、才気迫るものがあります。
五木も、室生寺に雪が降った時の土門拳のことに触れています。

『百寺巡礼』は第十巻まで毎月発売されるようで、各巻十の寺が紹介されています。
その寺の由来からたたずまいまで、五木が感じたことが書かれています。
第一巻の奈良では當麻寺以外は訪れているので、五木と一緒に再び訪れているという感じになりました。
五木がどういう観点からこれらの寺を選んだかはわかりませんが、これから旅行に行って、お寺を見ようと思っている人には、いいガイドブックの代わりになると思います。
私もこの本を持って、もう一度、京都、奈良に行ってみようと思っています。

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