血管外科医 大木隆生2009/04/29

NHKプロフェッショナルを見てから、書くまで時間が経っていますが、昨日スーパードクターのTV番組があったようなので(チラッとしか見ていない)、今日書くことにしました。

慈恵会医科大学でステントグラフト手術を行っているのが、血管外科医の大木隆生医師、46歳です。
彼は親の仕事の都合で海外生活が長かったようです。
帰国子女として日本の学校に戻った時に、友達に英語を教え、喜ばれたことをきっかけに、人に喜ばれる仕事をしようと思い、医者になったそうです。。
その後、アメリカに渡り、1億もの年収をかせぐほどになったそうです。
しかし、その地位を捨て、日本に戻ってきたのです。
彼は休むことをしません。夜中まで外来診察をしているのです。
子供と会うのも月に1回ぐらいとか・・・。

びっくりしたのは、手術は成功したのですが、残念ながら術後の合併症を引き起こして亡くなった方のことを放送したことです。
普通なら成功例を放送しますよね。
2007年のプロフェッショナルで放送された幕内雅敏外科医もそうでしたが、こういう医師がいてくれるというだけで、患者にとっては「希望」になります。

大木医師の言うプロフェッショナルとは・・・。

「経済的動機づけではなく、使命感ややりがいをその原動力として事に当たる。それでいて、自己の利害、ときには命もかえりみない、いわばアマチュアリズムの極致」

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