三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖 6』2015/01/12

昨日、おこしのことを書きましたが、今、急に子供の頃に粟おこしのような物を食べたことを思い出しました。
認識せずに食べていましたが、あれが粟おこしだったんですねぇ。
雷おこしは粟おこしより米の粒が大きくて、食感が軽いですね。
粟おこしはもっと固かったです。


ビブリア古書堂の女店主栞子と付き合うようになった大輔ですが、二人は恋人同士の甘い関係などとは無縁で、次々と本にまつわる事件に巻き込まれてしまいます。

太宰治の『晩年』を奪うために、栞子に怪我を負わせた田中が保釈されました。
大輔は田中に会って確かめたいことがあったので、彼が墓参りに来るのを待ち伏せしました。
その時、田中から彼の祖父が持っていた太宰治の『晩年』の初版本を探してほしいと頼まれます。
それは栞子が持っていた『晩年』のアンカットとは別の本だというのです。
栞子は田中がその本の持ち主に何かするのではと恐れ、持ち主に警告するために本を探すことを引き受けました。

本を追ううちに明らかになっていく、47年前の盗難事件と二人の祖父母たちの秘密。
意外な事実が判明していきます。

今までは色々な本が出てきたのですが、今回は太宰治に絞られています。
彼の『晩年』と『走れメロス』、『駆け込み訴へ』。
どれも0円で読めます。
『駆け込み訴へ』を昨夜読みました。
ユダがキリストを裏切る時の気持ちを描いたものです。
まるで振り向いてくれない恋人をなじるような文章です。
ユダの気持ちがひしひしと迫ってきました。
太宰は『人間失格』と『走れメロス』ぐらいしかしっかりと読んでいないと思うので、暇をみて読んでいこうと思います。

最後に明かされる秘密を大輔一人の胸の中にしまっておけるのかしら。
次にまた新しい家族の秘密が明かされるかもしれませんね。


夫は何故か猫をよく見ます。
今朝も庭の塀の上にいる猫を続けて二匹、発見しました。


結構大きい猫です。
家のわんこの1.5倍ぐらいの大きさです。
二匹のうちのどちらかが、家の庭にう〇ちをしているのかもしれません。

弟の横の姿をなかなか撮ることができません。
やっと兄のサークルの前にいる姿が撮れました。
頭が大きくて、足が短いのが彼の特徴です。


体重が2.2キロになりました。
太り過ぎではないので、このまま好きなだけ食べさせていきます。
さて、どれぐらい大きくなるのかしら?