「ボストン美術館の至宝展」@東京都美術館2017/08/17

久しぶりの美術展です。
出品作品は多くはないのですが、楽しめる展覧会でした。
会場は7つに分かれています。
一番目は「古代エジプト美術」。
あまり興味がなく、人が多くて見ずらかったので流しました。
二番目は「中国美術」。
南宋の文人画家・陳容の墨絵「九龍図巻」の龍の絵がなかなかな物でした。


こういう龍たちが10メートルにも渡り描かれています。

三番目は「日本美術」。
英一蝶の「涅槃図」が有名らしいですが、私は歌麿の「三味線を弾く美人図」と「梅に鹿鶴図屏風」が好きです。



振り向いた鹿がかわいいですが、左側に蝙蝠がいます。
蝙蝠が描かれた絵って珍しくないでしょうか?

四番目は「フランス絵画」。
この展覧会の目玉であるゴッホのルーラン夫妻の絵が飾られています。


他にモネ、ルノワール、ドガ、ミレー、コロー、セザンヌなど有名どころが見られます。
ルノワールの花の絵は珍しく写実的でした。


モネの「睡蓮」もありました。
「睡蓮」は何点あるのでしょうね。全部見られるといいのですが。


五番目は「アメリカ絵画」。
如何にもアメリカの成金風の母と娘(笑)。美人ですねぇ。


オキーフも3点ありました。

六番目は「版画・写真」。
ここも人が多かったので適当に流しました。

七番目は「現代美術」。
アンディ・ウォーホルの「ジャッキー」や村上隆の「If the Double Helix Wakes Up」というおもしろい作品もあります。
私はワイリーの「ジョン、初代バイロン男爵」が気に入りました。

80点ほどなので、それほど疲れずに見られます。

楽しみなランチは伊豆栄にて鰻となりました。
この前は具合が悪くなって味わえなかったので、今回はじっくりと味わって食べました。
がっつき過ぎて、写真に撮るのを忘れるほどでした(笑)。