樋口有介 『誰もわたしを愛さない』―柚木草平シリーズ2019/03/03

この本の前に短編集で『プラスティック・ラブ』があるのですが、最初の物語に草平が出てきません。
なので、読むのを止めてしまいました。
そのうち読みますわ。


娘の加奈子はそろそろお受験。
母親は私立のエスカレーター学校に進ませたいのに、娘は公立に行きたいというのです。
娘の好きなようにすればいいと思う草平ですが、妻が怖くて(笑)。
おませな娘と妻に弱い草平に笑っちゃいます。

今回、草平が関わった事件は、渋谷のラブホテルでの女子高生殺人事件です。
犯人は若い細身の男らしいのですが、まだ見つかっていません。
草平はいつものように犯行現場に行き、警察関係者から検視報告書等のコピーをもらい、警察署に押しかけ山川に会い、事件の感想などを話し、被害者の交友関係を教えてもらいます。
そこでわかったのが、どうも死んだ女子高生はJK商売をやるような子ではなさそうです。
それなのに何故ラブホテルに行ったのか?

新人女性編集者・小高直海の登場。
草平はドS?
直海のような編集者に小突き回されてもうれしそうです。
今度二人の関係がどうなっていくのか楽しみです。

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