ローラ・チャイルズ 『チェリーパイの困った届け先』2011/01/31

卵料理のカフェ・シリーズの二作目。
あつあつ卵の不吉な火曜日』で朝食の美味しい卵料理で涎を垂らされ、今回はランチ・メニューで魅了してくれました。

例えば、「発芽小麦のパンを使ったチキンのグリルとアボカドのオープンサンド」、「アジア風チキンのラップ」、「ピタパンのベジタリアンピザ」、「チキンと柑橘類のサラダ」。

ケーキのデコレーション・コンテスト優勝者を集めたディナー・パーティで出された料理は、「マスタードソースのかかったサーモンのメダイヨンとキュウリのディル風味。クルミのブレッドとメイタグ・ブルーチーズで和えたボストン・ビブ・レタス。フェンネルとタマネギを散らしたカボチャのスープ。牛ヒレ肉のポテトグラタン添え。ジンジャーブレッドを添えた梨のワイン煮と淹れたてのエスプレッソ」でした。

どうも主人公のスザンヌの夢はレストラン経営のようです。


キンドレッド・スピリット・デイという図書館委員会の募金活動で菓子即売会を手伝っていたスザンヌは、チェリーパイを取り置きしたのに取りに来ない葬祭業者のオジーにパイを届けに行きました。
ところが、死んでいるオジーを見つけてしまいます。

いつもタダ食いをする保安官は、オジーの恋人のミッシーを容疑者と考えているようで、彼からはお客たちの話に聞き耳をたてておくようにと言われました。
容疑者として名前をあげられたミッシーからは事件を調べてもらえないかと言われ、結局スザンヌは事件にまたまた足を突っ込むことに。

医師のサムからデートに誘われたりと、スザンヌにもロマンスが・・・。

アメリカの田舎町に住む人たちの様子やガールズ・トークが面白いシリーズです。

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