アンドレアス・グルーバー 『夏を殺す少女』2016/03/12



ウィーンで弁護士をしているエヴェリーン・マイヤースは両親が亡くなってから世話になっていたヤンおじさんの訴訟を引き受けます。
彼の経営する建設会社で請け負っていた工事現場のマンホールに小児科医が落ちて死亡し、建設会社に過失があると訴えられていたのです。
工事現場の防犯カメラに若い女性が写っていました。
その女性はエヴェリーンの先輩のホロベックが担当していたエアバック事件に関係していたとされる女性とそっくりでした。
ホロベックに電話をして確かめようとしましたが、彼はマンションの24階から落ちて死んでしまいます。
何かおかしいと思ったエヴェリーンは少女が誰であるのか調べ始めます。
事件を捜査するうちに彼女は過去のトラウマと向き合うことになります。

ライプチヒ刑事警察の機動捜査官、ヴァルター・ブラスキーは、元州刑事局の刑事でしたが、妻が亡くなり、娘を一人で育てるために閑職に異動していました。
病院で自殺したという19歳の少女を調べているうちに、これは自殺と見かけた殺人であると確信します。
そして、同じ病院で三日前に別の少女が心不全で亡くなっているのを突き止めます。
解剖の結果、この少女にも筋弛緩剤を注射されたと思われる跡がありました。
本来なら機動捜査官ですから、事件を州刑事局の刑事に引き継がなければならないのですが、彼らが無能であることを知っているヴァルターは休暇を申し出、自分で調べることにします。

エヴェリーンとヴァルターは別々の事件を捜査していたのに、いつしか同じ事件を追うことになります。

ちょっと気持ちの悪い内容がありますが、欧米ではよくあるんでしょうか?
結構おもしろかったです。


夫が犬たちと走り、私は後から歩いていくと・・・。


犬たちはこうやって待っていてくれます。


梅が満開でした。