「トミー」@アップリンク吉祥寺2019/08/30


昔、見たことのある「トミー」を見に行きました。
The Whoのボーカリスト、ロジャー・ダルトリーをテレビで見て、かっこいいと思ったのです。
今見ると、そうでもないですねぇ。
顔は良くないけど、身体はいいわね(笑)。


幼い頃に実の父親が義父に殺されるのを見たトミーはショックで目が見えず、耳が聞こえず、話せなくなります。
母親と義父は彼のために色々と手をつくしますが変わらず。
ある日、トミーにピンボールの才能があることがわかり、一躍トミーは時の人となります。
ピンボールをしていない彼は鏡ばかり見ています。
トミーの障害が治らないことに絶望した母親はとうとう鏡を壊してしまいます。
すると奇跡的にトミーは見え、聞こえ、話すことができるようになり、やがて救世主としてあがめられるようになります。
しかし、それも長続きはせず・・・。

エルトン・ジョンはピンポールの魔術師、ティナ・ターナーはアシッド・クィーン、エリック・クランプトンは宣教師、ジャック・ニコルソンは医師として出演しています。

こんな映画をよく見に行ったなぁと思います。
ドラッグ、カルト宗教、ヒッピー、トラウマとかアメリカのあの時代を描いていますね。
なんか今は違和感しかないです。
音があまりよくなかったですね。(映画館のせいかな)
映像も今と比べると安っぽいB級という感じで笑えますし、あの頃の熱狂はなんだったんだろう。
覚えていないシーンがいっぱいありました。
母親役のアン・マーグレットは快演ですね。
何故、実の父親を殺した母親と義父と一緒にいられるのか、それが唯一の私の疑問です。
ホント、こんな映画見に行った私は普通ではないですわ。