「フィクサー」を観る2008/05/03

マイケル・クレイトン   ジョージ・クルーニー
アーサー・イーデンス    トム・ウィルキンソン
カレン・クラウダー    ティルダ・スウィントン
マーティ・バック&製作   シドニー・ポラック

シドニー・ポラックって監督ではなかった?と思いましたが、俳優でもあったんですねぇ。知りませんでした。
ジョージ・クルーニー、格好いいです。でも、45歳の役ですが、50代に見えました。彼の髪のせいかも、笑。
ティルダ・スウィントンは『ナルニア物語』の怖い魔女役の人です。今回は冷徹に徹しようとするのですが、もろさを垣間見せてしまう女性管理職役です。

「フィクサー」とは「もみ消し屋」のこと。
弁護士事務所に所属しているのに、何故か陰の「フィクサー」になってしまった男の話です。
長年の付き合いのあるクライアントが、何か法に触れることや、スキャンダルが出そうな時に、颯爽とかけつけ、もみ消す。こんな感じです。
ひき逃げをした奴がどうにかしろと言う勝手さに呆れました。こんな奴、いそう。

ひき逃げ犯の家からの帰り道、田舎道を車で走っていて、馬三頭を見つけ、車を離れた時に、彼の車が炎を上げました。
ここから話が始まります。
車炎上の4日前。友人の弁護士、アーサーの奇行が知らされ、彼をどうにかするようにとマイケルが呼ばれます。
アーサーは6年前から薬害訴訟を担当しており、決着がつくかどうかという瀬戸際でした。
それなのに、彼は訴訟を起こしている側の女の子に惚れてしまい、良心の葛藤に耐えきれず、製薬会社の内部文書を手に入れ、そこに書かれていることを暴露しようとしていたのです。
マイケルはアーサーを説得しようとしていたのですが、アーサーは死体となって見つかります。
彼の死に疑問を持ったマイケルは、いろいろと調べ始めます。

「フィクサー」って一見格好よさそうですが、マイケルはバツイチで息子は妻の所。
ギャンブル依存症気味。
兄はアル中で、マイケルがお金を出し、立ち直るようにと店をまかせていたら、潰してしまい、借金が・・・。
「フィクサー」は嫌だから、元の弁護士の仕事に戻りたいと言ったら、断られ、命まで狙われ、踏んだり蹴ったりの人生です。
でも、彼は負け犬で終わりません。最後にドンデン返しが・・・。

楽しめる映画でした。
でも、最後まで、三頭の馬が気になってしょうがなかったです。
人をひき逃げしたと思っていたら、馬だった!なんてことはないですよね。

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