畠中恵 『しゃばけ』&『ぬしさまへ』2012/02/14

今年のチョコはショコラティエパレドオールの詰め合わせです。


半分は私が食べてしまいます。バレンタインは美味しいチョコレートがたくさんあるので嬉しいです。


図書館に『しゃばけ』シリーズが全部あったので借りてきました。


廻船問屋兼薬種問屋 長崎屋の若だんなの一太郎はやっと授かった一粒種の上、病弱なので親からも手代の兄いからも甘やかされ、過保護なくらい大事にされています。
彼の手代の兄いは佐助と仁吉と言いますが、実は人ではなく妖(あやかし)です。
一太郎の祖母おぎんが妖で、彼のことを心配して二人をつけてくれたのです。
残念ながら一太郎には特別な力はなく、妖が見えるだけです。

病弱なため外出は滅多にできず、できたとしても佐助か仁吉の付き添いがあるのがいつもですが、ある夜、一太郎はこっそり一人で外へ出かけます。
その帰りに人殺しに出会います。殺されたのは大工で、一太郎が見つけた時には首が付いていたのに、その後、誰かが首を切り落としたようです。
この殺しの後に薬種屋が次々と殺されます。
一太郎も家にいたのに、危ない目に会います。
一体何者が何のために薬種屋を殺しているのか、一太郎たちが探っていきます。


二巻目は短編集です。
どの話にも一太郎のことを気遣い、過保護すぎるほどの佐助と仁吉が出てきます。
佐助の本当の名は『犬神』。力が強く、ごっつい顔立ちに身の丈六尺に近い偉丈夫です。
仁吉は『白沢』といい、齢千年を超える、切れ長の目に整った面をしたイケメンで博識。実は彼、一太郎の祖母おぎんこと狐の妖である皮衣(かわごろも)にずっと恋心を抱いています。
この二人の妖の他にも一太郎の周りには妖ばかり。
小鬼の鳴家(やなり)はお菓子大好き。遊ぶの大好き。お菓子を取る奴に対する恨みはすごいです。いつも一太郎の袖に入って彼の行くところについて行きます。
屏風のぞきは屏風の付喪神。派手好きの妖で仁吉と佐助とはそりが合いません。
他にも野寺坊、獺、鈴彦姫など色々な妖が一太郎の住んでいる離れを住処としています。事件が起こると一太郎のために探りにいきます。

一太郎がこれはいい子で、どんなに甘やかされてもそれを当たり前としません。病弱故、一人立ちできない自分を情けなく思い、しっかりしなくてはと思うのです。
身体はダメでも頭で勝負してます。

ラジオやテレビでドラマとして放送されていたようです。手塚裕也が一太郎だったようですが、どうだったのかしら?

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2012/02/14/6335467/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。