ヴァージニア・ローウェル 『お菓子の家の大騒動』2013/12/25

クッキーと名推理シリーズの三作目。


アメリカの小さな町、チャタレー・ハイツは創立250周年を迎えます。
そのため祝賀イベントを開催することになりました。
クッキーカッターのお店<ジンジャーブレッド・ハウス>のオーナー、オリヴィアは祝賀イベントの委員をやっており、町長のカレンの要求の多さと強引さにうんざりしていました。
<ジンジャーヴレッド・ハウス>の共同経営者でクッキー作りの達人のマディーは祝賀イベントの一環としてクッキーとキャンディでチャタレー・ハイツの町を再現しています。
町のシンボルのチャタレー家の屋敷も一般公開する予定です。
そんな時に死んだはずのチャタレー家の末裔だと名乗るペインという男が現れ、屋敷公開が出来なくなります。
町長のカレンはオリヴィアにペインと妻のハーマイオニと話し、屋敷公開の許可を取るようにと言ってきました。
ところがペインが亡くなってしまいます。
検死の結果、何者かに殺されたことがわかり、オリヴィアは恋人の保安官デルから頼まれ、ハーマイオニの面倒をみることになります。
その他にもデルと付き合っていることを知っている人たちがオリヴィアに助けを求めてきます。
オリヴィアとマディーは町の人間関係を上手く利用し事件の謎を解いていきます。

オリヴィアの愛犬スパンキーというヨークシャテリアが可愛いです。
彼は保護施設からもらってきたらしく、色々とトラウマがあります。
ママのオリヴィアがかわいがっている様子がよくわかります。
実はもう一匹犬を飼いたいと思い、今度は里親になろうかと思っていましたが、保護施設出の犬はなにかと大変そうなので、よく考えてみることにします。

小さな町のイベントっておもしろそうですね。
今回はジンジャーブレッドクッキーがでてきましたが、美味しいんでしょうか。
アイシングをするのが楽しそうです。
美的センスがある方は挑戦してみてくださいませ。
私は・・・。

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