おかざき登 『占い居酒屋べんてん 看板娘の開運調査』 ― 2020/01/06
題名を見ると・・・ですが、読むとほんわかするいいお話です。
高校生の菜乃は駅の改札口でスリに遭い財布を抜かれそうだったあやかを救いました。
あやかはお礼だと言って、自分の居酒屋まで菜乃を連れていき、から揚げ定食をご馳走してくれました。
このことが縁で訳ありの菜乃はあやかのお店と、あやかの店の店員で探偵をしている千種の探偵事務所で働くことになります。
あやかにはカクテル占いという特技がありました。
このカクテル占いで何か気になることがあると、千種は強引に首を突っ込み、頼まれてもいないのに探偵稼業を行います。
最初が「エー!」という感じで、読み続けられるだろうかと心配しましたが、杞憂でした。
千種とあやかの妹で引き籠もりゲーマーのやよいとの関係がだんだんとよくなっていく様子が良く描かれていると思います。
お話としては特に最後のおばあさんの本のお話がいいです。
意外とよかったので、シリーズになるといいですね。
我が家の犬へのお年玉は新しいハウスです。
兄に買ったハウスが上に乗っても型崩れがしないので、もう一つ買って兄と弟で使えるようにしました。
兄はいつも新品で、弟はすぐに汚すので兄のお下がりになります。
新しいハウスを見せると、兄はサッサと中に入って寝てしまいました。
なんで自分のものだとわかるのかしら?
弟も兄からのお下がりを気にせず、すぐに入って珍しくクッションの上に寝ています。
寒いので中に入りたいのかもしれませんね。
この頃兄の寝る時間が増えてきています。
7歳から犬はシニアだそうで、だんだんと寝る時間が増えてくるらしいです。
人も犬も老いるのは仕方ないのですが・・・。
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