「パトリックとクジラ 6000日の絆」を観る2025/09/05

クジラのことは「地球交響曲第六番」でロジャー・ペイン博士がザトウクジラの”音楽”について語っているのを見て、興味を持ちました。


原題は「Patrick and the Whale」で、ポスターのクジラはマッコウクジラです。
クジラの横に映っている人がパトリック・ダイクストラで、彼は少年時代に博物館でシロナガスクジラのレプリカを見て衝撃を受け、それ以来、クジラのとりこになります。
後にウォール街で弁護士をして資金を稼いでから水中カメラマンに転身し、世界中を旅して、20年間もの間、クジラを追いかけて来たそうです。(だから「6000日の絆」なのね)

パトリックは2019年にドミニカの海でメスのマッコウクジラと出会います。
彼女は好奇心旺盛で、パトリックに興味を持ち、近づいて来ました。
パトリックは彼女を「ドローレス」と名づけます。
映画ではパトリックとドローレスがコミュニケーションを取る姿がちゃんと映っています。
イルカではありますが、クジラでもできるのですね。

やがてクジラの座礁を見たパトリックはクジラを救うために、彼らが深海でどのように生活しているのか、生態を探るためにドローレスにカメラをつけることを思いつきますが、失敗します。
次に考えたのが、10年に渡って親交を結んできたキャンオープナーです。
彼女には赤ちゃんがいて、パトリックはホープと名づけます。
カメラ計画がどうなるのかは映画を見て下さい。

マッコウクジラは母系家族で、オスの子どもが大きくなると群から追い出し、追い出されたオスは他の若いオスたちとグループを作るか単独行動をするそうです。
群の絆はとても強く、仲間が天敵のシャチや捕鯨船に襲われた時には逃げずに助けに行きます。
だから年々個体数が減少していったのですね。
海岸で座礁するクジラたちのことは何度も報道されてきています。
私たちにはわからない何らかの理由で仲間が海岸に向かい、他のクジラたちもいっしょに行動して座礁したのでしょうね。
絆が強いことはよいことではありますが・・・。

         (Photograph by Stephane Granzotto)

私が一番好きなのは、何頭かのマッコウクジラが頭を上に向けて寝ている場面です。(参考:日経新聞「クジラがみんなで「立ち寝」奇妙にも美しい珍光景」)
頭を下にしていることもあるそうですが、なんで立ち寝をするのでしょうね。
そうそうクジラは脳の半分ずつを交互に休ませる「半球睡眠」なんですって。
不思議です。

詳しくは書いていませんが、パトリックとクジラが一緒に登場する美しい場面がたくさんありますので、興味がある人は是非見てみて下さい。

予告編本編映像(クジラの立ち寝が見られます)

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