知野みさき 『駆ける百合 上絵師律の似面絵帖』2020/09/09



やっと祝言を挙げた涼太と律。(二人の閨の描写っている?)
葉茶屋の青陽堂の嫁として、どう振るまったらいいのかわからず、とまどう毎日だが、律は青陽堂の商売には関わらなくてよく、前に住んでいた長屋の部屋を使って上絵師の仕事をすることになる。
そんな頃、律は彼女と同じように嫁いだばかりの女性二人と知り合う。

仕事の方は順調です。
似面絵描きでは掏摸を捕らえる助けをし、上絵師としては、新しく着物の注文が入ります。
鞠巾着の仕事を回してくれる池見屋の女将・類から紹介された、両国にある料亭・丹羽野の女将・由里の着物です。
由里は百合の根付を持っていたので、それに合わせた百合を描いた着物を作ろうと言うのです。
実は由里は青陽堂とも縁のある女性でした。
彼女はある理由から離縁を願っていましたが、夫は頑として許しません。
青陽堂の女将・佐和と池見屋の女将・類の二人が意気投合し、協力して由里を助けることにします。最強の二人ですね。

題名の「駆ける百合」は「駆ける由里」ということなんですねぇ。
「離縁」と「駆ける」と言えば、ピンと来る人がいるでしょう。
そうです。縁切寺です。江戸から近いのは東慶寺。井上ひさしですねぇ。
どうやって離縁するのかは詳しく書いてありますから、参考にしてくださいww。

次はきっと懐妊した律に会えるでしょうね。
ラブラブの二人よりは、どんな着物を作るのかの方が楽しみです。

<今週のおやつ>


エシレのガレットとサブレヴァニーユです。
ガレットがサクっとしていて、美味しいです。
美味しいおやつがあるので、しばらく私の下手なスコーン作りはお休みです。