小路幸也 『キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン』 ― 2024/06/09
まだ梅雨には入らない東京地方ですが、紫陽花は咲いています。
同じ木なのに、色の違いがあるのは何故でしょう?
立派なガクアジサイです。
これは何の実?調べてみると、ヒイラギナンテンの実だそうです。
実にはやや毒性があるということなので、食べないようにしましょう。
休日に二匹でお散歩すると、しばらく歩いてから兄はママのスリングの中に入ります。スリングが気にいったようで、嫌がらず入ります。
スリングに入れたまま紫陽花と写真を撮ろうとすると、いつものようにそっぽを向きます。おやつが必要なのね。
「東京バンドワゴン」シリーズの19冊目。作家さんが亡くなるまで(失礼)続きそうです。
今回はいつものパターンです。
「秋 とっちらかってアイドル」
<東京バンドワゴン>の隣の土地に建つ<クリエイターズ・ビレッジ>建設計画は順調に進んでいる。名前は<ステージバス>ということになり、再来年の春に出発する。
研人が人気アイドルグループ<Color No.7>の新曲を手がけることになる。
作曲は<TOKYO BANDWAGON>の三人が共同で行い、作詞が<Color No.7>のメンバーの一人、ハルカ。バンドを組むというが、わざわざ楽器初心者のメンバー三人が東京バンドワゴンに来るという。何か意図があるのか?
「冬 愛とは航海をする旅」
医大四年生の花陽の彼、麟太郎に浮気疑惑が起る。
このことをきっかけに花陽は将来のことを再考する。
「春 未来をあなたへ花束にして」
花陽が、Hホテルに勤めていた春野さんが辞めたということを聞いてくる。ホテルのパティシエ、さゆりさんから辞めた経緯を聞き、堀田家が動く。
「夏 キャント・バイ・ミー・ラブ」
買い取り依頼に行ってみると、そこに遺されていたテープに録音されていた会話から我南人の隠し子疑惑が起る。
しかし、ひょんなことから元区立図書館の館長、浜崎が依頼人の大伯父だったことがわかり…。
八月十五日、堀田家に新たな家族が加わる。
表紙を見ると、わかっちゃいますねぇ。
ここでは明らかにしないでおきましょう。
今年、かんなちゃんと鈴花ちゃんは小学校四年生、芽莉依は東大二年生、花陽は医大四年生、我南人は70歳、なんと勘一は89歳。
小路さんは63歳ということなので、後20年は続きそうです。
ということは勘一は100歳超えですね。
いつまで勘一が生きるのか、楽しみになってきましたww。
ずっと変わらない世界観でいって欲しいです。
それにしても話が段々大きくなって来ていますね。
<ステージバス>はどうなる?
では、順番を書いておきましょう。
①『東京バンドワゴン』
②『シー・ラブズ・ユー』
③『スタンド・バイ・ミー』
④『マイ・ブルー・ヘブン』
⑤『オール・マイ・ラビング』
⑦『レディ・マドンナ』
⑧『フロム・ミー・トゥ・ユー』
⑨『オール・ユー・ニード・イズ・ラブ』
⑩『ヒア・カムズ・ザ・サン』
⑫『ラブ・ミー・テンダー』
⑬『ヘイ・ジュード』
⑭『アンド・アイ・ラブ・ハー』
⑮『イエロー・サブマリン』
⑰『ハロー・グッドバイ』
⑱『ペニー・レイン』
⑲『キャント・バイ・ミー・ラブ』
四冊、読んだはずですが、ブログ内で探せませんでした。
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