読んだ漫画2019/03/21

2月から読んだ漫画を載せておきます。


アミュー 『この音とまれ! 1~19』
高校の箏曲部のお話です。
3年生が卒業して箏曲部、たった一人の部員になってしまった武蔵竹蔵。
新入生が入学し現れたのが、警察沙汰を起こしたという悪い噂のある久遠愛。
実は愛の祖父は琴の職人で、愛は祖父から弾き方を習っていたのでした。
それから箏曲部には鳳月さとわという天才少女といわれている子とさとわに惑わされた愛の友人たち三人も入部し、どうやら廃部を免れるかと思ったら・・・。
箏曲部を潰そうと画策している教頭から一ヶ月後、全校生徒の前で演奏し、全校生徒を満足させるような演奏をする、できなければ箏曲部は廃部と宣言されてしまいます。

琴素人の集団が全国大会目指して頑張っていくという内容です。

阿久井真 『青のオーケストラ 1~5』
青野ハジメは父親がヴァイオリニストで、その父に憧れ、ヴァイオリンを始めた。
しかし、あることをきっかけにヴァイオリンを止めた。
しかし、その音は聞こえた。
それは保健室登校をしている秋音律子が弾くヴァイオリンの音だった。
担任教師から律子にヴァイオリンを教えてやってくれと頼まれ、嫌々教えるハジメだったが、いつしか律子の情熱に感化され、オーケストラ部で有名な海幕高校を受験し、入学。
その上、オーケストラ部にまで入部してしまう。

高校の全国大会で優勝するほどのオーケストラ部の内情がよくわかる漫画です。
厳しいですね。
音楽はやったことがないけれど、音と音がうまく調和すると快感なんだろうな。

ねむようこ 『トラップホール 1~4』
結婚が破談になり、自暴自棄になったハル子は東京へやってくる。
元同級生の浅野の店で働き始めたが、彼と男女の仲になってしまう。
しかし、浅野は既婚者で、妻が現れ裸のまま追い出されてしまう。
そういうハル子を拾ってくれたのが、劇団員の女の子・歩。
ハル子は劇団の仕事を手伝うようになるが・・・。

男にだらしない女なんて、私の趣味ではないけれど、ねむさんの漫画は面白いです。

比古地朔弥 『日日是好日』
映画の原作だと思ってkindleで買ってしまいました(恥)。
漫画でしたが、いい漫画でした。

結婚を逃し(こういうパターンが多いわね)、仕事を辞めたため何もすることがなくなった中村紬は、遠縁の遺した古民家を見に行き、姉が出産のため里帰りをするというのをきっかけに、しばらくそこで暮らしてみることにします。
古民家では昔ながらの生活を送ることになります。

秩父市を舞台に、武甲山や秩父夜祭など地元の文化や人々の触れ合いも描かれています。

田村由美 『ミステリという勿れ 1~4』
主人公は天パーの男子大学生。
彼はうんちくを語り、説教し、謎を解いていくという不思議ちゃん。
今日も警官に捕まり、容疑をかけられるのか・・・。

なんだこいつって感じから、彼の語りが快感になっていきます。

加藤元浩 『Q.E.D.―証明終了―The best selection』
有名作家(辻真先、有栖川有栖、田中芳樹)が厳選した超傑作集。

15歳でMITを卒業し、日本の高校に入学した天才少年・燈馬想が健康優良女子高生・水原可奈と難事件に挑むシリーズ。
コナン君みたい?

銀泥 『パティシエとお嬢さん 2』
いつも金曜日にケーキを買いにくるお嬢さん。
いつしかパティシエとお嬢さんは両思いに。
ほのぼのとした心が温かくなる漫画です。

おづまりこ 『おひとりさまのゆたかな年収200万生活』
1年で200万円ということは1ヶ月で約16万円ということですね。
暮らせると言えば暮らせますけど。
贅沢を覚えた今の私では無理ですねぇ。
そういえば、ある人とデパートに行った時、100円ぐらいのメロンパンが高いと言って買いませんでした。
この時、私は400円のマフィンを買っていました。
ずっと主婦していた人と、フルタイムの仕事をしていた私の違いを感じました。

魔夜峰央 『翔んで埼玉』
この漫画が原作かどうか知りませんが、同じ題名の映画がヒットしているそうですね。
埼玉県人、とんでもない言われようですね。
茨城県なんてもっとすごいです。
埼玉や茨城がこうだったら、蝦夷地の北海道はどうなっちゃうんでしょうね(笑)。

小林薫 『霊能者ですがガンになりました』
別に霊能者だって人間ですから、ガンになりますよね。
乳がんになった霊能者・斎さん。
しこりに気づいた時から手術→抗がん剤→ガンマナイフ治療をするかどうかまでの話です。
残念ながらお亡くなりになってしまいました。
抗がん剤治療後、どういう過程を経て亡くなったのかがわからず、そこが中途半端な感じがします。

読んで思ったこと。
しこりが見つかったらすぐに乳腺外科に行こう。
近い病院はいいかもしれないが、担当医が嫌な奴だったら別の病院に行こう。
病院を替わるのは手術をする前でないと意味がありません。
他の病院で手術した場合、まず受け入れてくれませんから。

シリーズ物では『百夜夜行抄 27』、『傘寿まり子 9』、『舞妓さんのまかないさん 8』、『響 11』、『絢爛たるグランドセーヌ 12』などを読んでいます。